唐松岳
所在地:長野県北安曇郡白馬村・富山県黒部市
標高:2696m
信州百名山・富山の百山
長野県と富山県の県境に位置する後立山連峰のひとつ。
長野県側には八方尾根スキー場があり、標高2,000m近くまでリフトとゴンドラで登ることができる。
また途中にある八方池からは水面に映る白馬三山が眺められることからも人気が高いルートになっている。
富山県側は欅平へと続く標高差2,000mのロングルートが延び、北には日本三大キレットに数えられている不帰の険、南側には五竜岳へと続く牛首岳と、岩稜の険しい尾根が続いている。
八方尾根からのルートは比較的危険箇所も少ない上に整備もされているため、気軽に尾根歩きを楽しむことができる。
唐松岳へは主に白馬村から八方尾根を登ります。
スキー場でも使用されているゴンドラとリフトを乗り継ぎ、標高約1800mほどの八方池山荘の前まで登り本格的な登山を開始します。
この登山道の象徴的な地点ともいえる八方池は、観光用のポスターになることもあるほどで、澄んだ水面に白馬三山が写る様子は、目にしたことがある人も多いはず。
特に危険な場所も無いのですが、コースタイムは約3時間と長く、山荘手前のトラバースは細く滑落には注意が必要です。
スタートから白馬三山と鹿島槍ヶ岳の雄大な景色が楽しめるオススメのコースです。
八方尾根
国土地理院
様々な季節に登られる山ですが、もっとも美しいのは冬季です。
青い空の下に真っ白な北アルプスを眺めて登ることができるのは、唐松岳の醍醐味です。
冬季北アルプスの入門ともいえる山で、厳しい季節ながらもスキー場の施設を使用できるため比較的登りやすいです。
白馬村は温泉が豊富な土地です。
八方尾根周辺には日帰り可能な入浴施設が数多くあるので、予め下山後の温泉を選んでおくと楽しめると思います。
白馬八方温泉 八方の湯
白馬八方温泉 みみずくの湯
白馬塩の道温泉 倉下の湯
八方池山荘
唐松岳頂上山荘