草津白根山

2148m

本白根コース 2015年9月21日

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登り
コマクサリフト
下り
白根火山ロープウェイ
最高標高
2148m
登山口標高
2027m
距離
5.84km
累積標高
191m
322m
平均斜度
5.0度
時季
2015年9月
天気
曇り
日程
日帰り
水の量
水2l 水900ml
歩いた時間
登り0:33/下り0:58/合計1:41
平均歩速
3.68km/h

この日のペース

  1. コマクサリフト
  2. 分岐点
  3. 探勝歩道最高点(0:33)
  4. 分岐点
  5. 火口展望台
  6. 鏡池
  7. 白根山ロープウェイ(1:41)

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体重を入力すると、このページで紹介しているコースのおおよその消費カロリー(登り+下り)を計算します。

※距離と「登り+下り」の累積標高から計算した目安の値です。
※雪質・気温・荷物の重さ・歩くペースなどにより、実際の消費カロリーは大きく変動します。

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山と高原地図 志賀高原 草津白根山・四阿山
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ロープウェイやリフトを使うこともあって気軽に歩ける山でした。
火山活動警戒中の物々しい国道の様子とは違ってゆったりと歩けるコースで、花の季節に来たいと思いました。
運動のしやすい慣れた靴と、防寒だけしっかりできていれば、登山まではハードルが高いと感じている人でも比較的歩きやすいのかなと思います。

白根山最高点への周回ルート

長野県と群馬県の境に位置する草津白根山は、活発な火山活動を続けている山として警戒レベル2の状態が続いている。
百名山のひとつにも数えられ、火山ならではの荒れた迫力のある山容が愉しめる。
警戒レベル2の状態では、8時から17時までの通行が可能。
車道での駐停車が禁止されている。(2017年6月解除)

ロープウェイを使って登る草津白根山

白根火山ロープウェイを利用したオーソドックスなコースで本白根山へ。
ロープウェイの山麓駅は草津町の殺生河原から。
周りには硫黄が噴き出した灰色のガレ場が広がるところもあり、場所によっては立ち止まることが禁止されているところもある。
ロープウェイの山麓駅では駐車場が広く整備され、レストハウスも建っている。

ロープウェイの往復券とコマクサリフトの片道券はセットで1900円。
ロープウェイは行列もなくスムーズに乗ることができた。

約5分。山頂駅に到着。
そこは標高2000mを越え、山麓駅では雲に隠れて真っ白だった空が青く広がっていた。
山麓駅から歩いて数分のところにあるコマクサリフトに乗り換える。
リフト降り場からは白根山の火口で白濁した水が溜まる湯釜が見えた。
リフト降り場から少し下りて登山道へと入っていくと、木道の整備された歩きやすいルートになっていた。
周りには緑が茂り、ダケカンバの林が続く。

登山開始から10分ほど。ダケカンバの林が開け、目の前には火口が広がった。
こまくさの群生地にもなっているこの場所は、本白根コースの中でも最も景色が愉しめる場所だろう。
わずかに残るコマクサを見つけながら登山ルートは徐々に下りていく。
高く階段が続く火口展望台が徐々に近づき登山口から20分ほどの時間で分岐点に到着した。

展望所と最高地点との分岐は、観光で訪れる人と登山らしい姿をした人との分かれ道のようで、ここから先は本格的な服装で歩く人が多く見られる。

高山植物の生える平らな土の上に木道が蛇行するように敷かれている。
最高地点を右手に見ながら、緩やかな斜面を登っていく。

本白根山 最高地点

登山開始から33分。本白根山の最高地点に到着した。
山頂は涸釜の向こうに見える小高い丘。
夏季の白根山は最高地点という標識のここまでしか行くことができない。
広いルート上の最高地点からは、少し離れた火口を見渡すことができる。

本白根山の周遊ルート

最高地点から火口へ戻ると、展望所との分岐に到着。
左へ進むとリフト降り場へ戻り、右側の階段を上ると展望所から火口を見渡せる。

ここまで戻ってくると軽装で歩きに来た人も目立つようになった。
展望台を過ぎて、樹林帯の中を下っていく。

途中、噴火口に水が溜まってできた鏡池に立ち寄る。
赤く色づいてきた葉が水面に映っている。
今回は雲が多く空が白いが、晴れていれば青空も映して綺麗な景色が楽しめるのだろう。

展望所から1.4キロほど殺生河原との分岐に到達。
ここから下ってロープウェイの山麓駅に戻ることもできる。
山頂駅へは緩やかな登りを進んでいく。

最高地点までを往復して、本白根コースを一周する草津白根山のルートは、1時間41分で戻ってくることができた。
危険箇所も無く、コマクサのシーズンに来たい場所だった。

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下山後に立ち寄った温泉

湯の花旅館

万座温泉にある源泉掛け流しの温泉。名物は湯の花旅館だけの猿の腰掛湯。乳白色の温泉に猿の腰掛とマツフジの蔓が浸けられ、湯船に注がれている。内湯は男女別、露天風呂は男女共同となっている。宿泊も可能。

とても開放的な温泉で、道路から丸見えです。人通りが多いところではないので、覗こうと思う人はいないと思いますが、女性は度胸がいるかもしれません。乳白色の温泉はとても雰囲気が良く、「温泉に来た」という気持ちが深まります。立ち寄ったときはとてもお湯が熱く入っていられなかったのですが、本来は適温になっているようです。脱衣所で服を脱いで廊下から外へしばらく歩くと露天風呂があります。

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