高社山 登山(赤岩口) 最も高低差の大きな赤岩口。熊に怯えながらの急登。(9月)

高社山

赤岩口 2015年9月22日

最も高低差の大きな赤岩口。熊に怯えながらの急登。

  1. 高社山

歩いたルート

今回の登山レビュー

最高標高
1352m
登山口標高
455m
距離
5.80km
登り
赤岩口
下り
夜間瀬スキー場
行動時間
登り1:40・下り0:34・合計2:14
累積標高
884m
563m
平均斜度
14.0度
歩行速度
2.98km/h
時季
2015年9月
天気
晴れ

高社山の登山道では最も大変だといわれているルートです。中盤までは緩やかなのですが、だいたい3分の2を越えたあたりからアップダウンが激しく急登もあって大変です。そのあたりから熊の生息域らしく、鳴き声のような音を聞いたこともありました。尾根から見る景色はとても気持ちが良いですが、熊のことを耳にしているとなかなか落ち着いて景色を楽しめないジレンマがありました。

高社山 登山

奥信濃の象徴的な存在の高社山。
標高は1300mを越える程度で、周辺の山々に比べても際立つほどは高くは無い。
それにも関わらず、北信地域のどこからでも見えるような存在感がある。

山を囲むように木島平、高井富士、夜間瀬などのスキー場があり、それに沿うように登山道も整備されている。
その中で赤岩からの登山道は最も高低差があり険しいルートとして親しまれている。

高社山の行程

  1. 赤岩口
  2. 天狗の飛び石
  3. 胴結場
  4. 八幡神社
  5. 西峰
  6. 高社山 山頂(1:40)
  7. 夜間瀬スキー場(2:14)
  • 【高社山】登山百景-お寺前の駐車場

    お寺前の駐車場

  • 【高社山】登山百景-墓地の横から登山口

    墓地の横から登山口

  • 【高社山】登山百景-お寺の横を通っていく

    お寺の横を通っていく

赤岩口の谷厳寺から登る高社山

いくつかある高社山の登山道の中でも、赤岩からのルートはキツイといわれている。高低差は900m以上。登山口近くにある谷厳寺に車を停めて登山口へと向かう。
墓地の横から登山道へと入り、寺の横から高社山へと登っていく。するとすぐに金色の大きな仏像が見える。いかめしい表情の仏像を横に見ながら登山道を進んでいく。5分ほど進むと獣避けの電柵が備えられていた。電柵には電流が流れているので触れないように器具を外し、通り過ぎてからまた取り付ける。

  • 【高社山】登山百景-金色の仏像

    金色の仏像

  • 【高社山】登山百景-石仏がいっぱい

    石仏がいっぱい

  • 【高社山】登山百景-電柵を通過

    電柵を通過

  • 【高社山】登山百景-天狗の飛び石

    天狗の飛び石

  • 【高社山】登山百景-地蔵菩薩のあたりには石

    地蔵菩薩のあたりには石

  • 【高社山】登山百景-観音菩薩から西峰が見える

    観音菩薩から西峰が見える

登山道を進んでいくと脇には石仏が立てられている。それを数えるように登山道を上り、登山口から20分ほど、地蔵菩薩を過ぎると徐々に勾配がきつく変わった。足元は大きな石の塊のようなゴツゴツとした様子。それを越えるとまた緩やかな坂に変わり、いっぱいの緑の中を登っていく。

登山口から40分ほど、観音菩薩のあたりまで登ってくるとベンチが置かれていた。木の葉の間からは西峰が見えるようになった。ちょうどこのあたりが山頂までの半分ほどを過ぎたところ。
観音菩薩を過ぎると、まっすぐに伸びた登山道は本格的に勾配をキツく変えていく。
だんだんと大きな石も目立つようになり場所によって段差も大きくなってきた。勢至菩薩を過ぎ、急勾配を九十九折りに登っていく。周りには背の高いクマザサが目立つ。

胴結場

  • 【高社山】登山百景-急になってきた

    急になってきた

  • 【高社山】登山百景-勢至菩薩

    勢至菩薩

  • 【高社山】登山百景-胴結場に到着

    胴結場に到着

  • 【高社山】登山百景-西峰がアレ

    西峰がアレ

  • 【高社山】登山百景-尾根ルートを登る

    尾根ルートを登る

  • 【高社山】登山百景-アップダウンが激しい

    アップダウンが激しい

登山開始から1時間ほど。木が開けた場所に出た。胴結場と名の付いたこの場所は、一杯清水などの分岐点にあたる。山頂へはさらにまっすぐに坂道を登っていく。
登山道は両側の切れ落ちた尾根に変わった。幅は広く、木がいっぱいに茂っているので高度感はなく安心して登って行ける。勾配のきつい坂と緩やかな坂を繰り返しながら西峰へと近づいていく。虚空蔵菩薩を過ぎ、いったんは坂が緩やかになり、また急な勾配に変わる。木の間からは少しずつ景色が見渡せるようになってきた。
胴結場から20分ほどで八幡神社の祠を過ぎ、見晴らしの良い尾根に出た。西峰は近い。

大きな岩の窪みに作られた高杜神社奥社を左手に、右側への分岐は天狗岩。正面に続く登山道にはこのルート唯一の鎖場になっている。さほどの高さも無いため鎖に頼らずとも登ることのできる岩場を越えると、いよいよ西峰への急登へ。
九十九折りと直登の入り交じる登山道。体力に合わせてどちらかの登山道で登っていく。

  • 【高社山】登山百景-ときどき見える景色

    ときどき見える景色

  • 【高社山】登山百景-八幡神社

    八幡神社

  • 【高社山】登山百景-平らな尾根もある

    平らな尾根もある

  • 【高社山】登山百景-景色が良くなってきた

    景色が良くなってきた

  • 【高社山】登山百景-鎖場

    鎖場

  • 【高社山】登山百景-西峰への急登

    西峰への急登

高社山山頂

急登を登りきると視界が明るくなり西峰に出た。
大きな石造の祠が置かれ、周囲の見晴らしも良い。
山頂の東峰も見える。
高社山の山頂まではもう少し。
西峰から鞍部へ降りて東峰へ登ること10分ほどで高社山の山頂に到着した。

登山口からは1時間40分、ようやく高社山の山頂に到着。
山頂には別のルートから登ってきた登山者も多く見られた。
木島平スキー場の観光リフトが動いていたこともあり、山頂近くまでのリフトを使ってきた人も多いようだ。
その中に混じって話を聞くと、西峰直下の急登には熊の生息域があるらしく注意が必要とのこと。
とはいえ狭い尾根ルートなので逃げ場や巻き道もなく、出会わないことを祈る以外には無さそう。

高社山からは遠く北アルプスの山並みと、うっすらと槍ヶ岳を見渡すことができた。
近く志賀高原の特徴的な山並みや奥信濃の景色も見晴らせた。

  • 【高社山】登山百景-東峰が見える

    東峰が見える

  • 【高社山】登山百景-西峰には大きな祠

    西峰には大きな祠

  • 【高社山】登山百景-山頂の東峰に到着

    山頂の東峰に到着

  • 【高社山】登山百景-北側の眺め

    北側の眺め

  • 【高社山】登山百景-南側の景色

    南側の景色

高社山からの下山は夜間瀬へ

いくつかある登山道の中から、下山には登山口まで最寄りの夜間瀬スキー場を選んだ。スキー場のゲレンデに出るルートで、背丈ほどの草木が茂った中を登山道が続いている。粘土質の足元は滑りやすく、勾配もそれなりにきついため、転倒しないように注意が必要。
10分ほどでゲレンデの最上部に到着。草とススキの茂ったゲレンデをまっすぐに降りていく。もっとも近い登山口だけあって、山頂からゲレンデを下り降りるまで30分ほどだった。

  • 【高社山】登山百景-葉っぱの間を下る

    葉っぱの間を下る

  • 【高社山】登山百景-ゲレンデに出た

    ゲレンデに出た

  • 【高社山】登山百景-夜間瀬の駐車場に到着

    夜間瀬の駐車場に到着

高社山周辺の山

同じ時季に登った山

高社山立ち寄り情報