守屋山

1651m

眺望の山へ

ザゼンソウコース 2012年12月28日

守屋山 登山(ザゼンソウコース) (12月)|南アルプスと八ヶ岳を眺めに
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標高は1,650mの花の百名山、信州百名山に数えられる山で、伊那市の守屋山は、諏訪大社の御神体といわれている山。
諏訪市と伊那市を繋ぐ杖突峠から上ることができ、登山ルートはいくつもある。 今回は、杖突峠の中央道晴ヶ峰カントリークラブの入口にある駐車場から山頂を目指すことに。

冬季は草花も無く、山頂部からの眺望が見どころ。
360度見渡すことができ、「日本展望の山100山」のひとつに数えられている。

八ヶ岳や南アルプス、中央アルプスなど、山の名前を確認しながら聳える位置を見るのも楽しい。

天候は曇り。
雪が降り出しそうなほど厚く灰色の空の中、守屋山の山頂から周囲の山並みを見る。
さいわい高い位置に雲があるようで、八ヶ岳も、南アルプスの3000m峰も山頂部が見える程度の曇り空だった。

歩いたコース

登り
ザゼンソウコース
下り
ザゼンソウコース
最高標高
1651m
登山口標高
1250m
距離
7.08km
累積標高
611m
612m
平均斜度
9.8度
時季
2012年12月
天気
曇り
日程
日帰り
歩行ペース
登り1:30/下り0:30/合計2:00
平均の歩行速度
3.45km/h

この日のペース

  1. 駐車場
  2. キャンプ場
  3. 東峰(1:15)
  4. 西峰(1:30)
  5. 東峰(1:40)
  6. キャンプ場
  7. 駐車場(2:00)

諏訪市や茅野市から気軽に登山に行ける山だと思います。
標高は1500mを越えますが、登山口がもともと高い位置にあるので、準備をしてユックリと登れば冬山慣れしていない人でも景色が楽しめると思います。

使った登山道具

持って行った水の量

守屋山を杖突峠、キャンプ場からの登山

中央道茅野ICから諏訪大社前宮方面へと向かい、杖突峠を伊那市方面へ。
クネクネと折り返しながら登っていく道路からは八ヶ岳への眺望が良い。
最高地点を越えたところでゴルフ場があり、その向かい側にある駐車場へ車を停めることができる。

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駐車場から木々の間を通り、キャンプ場へと続く車道をショートカットしていく。
斜面は急な勾配が続く。
降雪や足元が悪いときなどにはそれなりの装備と注意が必要だと思えるほど。

くねくねとカーブの続く車道の脇を、まっすぐに歩道が続く。
時々、車道を横切って歩道が続き、急な斜面から緩やかに変わって、下り坂がしばらく続いた。

キャンプ場入り口から登山開始

キャンプ場の入口に、登山口の標識が立っている。
ここには水飲み場もあり、これから続く急な坂道の前に休憩を取るのにも向いている。

キャンプ場を過ぎると傾斜はだんだんと急になる。
胸突坂と呼ばれる一層急な坂道になり、鎖場が1箇所。
この坂が守屋山の一番の難所で、10分ほどで登ることができる。

眺めの良い2つの山頂

東峰は登山道に茂っていた木が開けていて、周りの山並みが見える。
霧ヶ峰から八ヶ岳、南アルプスが大きく見え、遠くには北アルプスも見える。
この日は天気が優れないけれど、富士山も見えるはず。

西峰から10mほど西側には、守屋神社の奥宮が置かれている。
諏訪大社と関連のある山なのだけれど、それらしいものは見えない。
向こうに見える東峰の方が20mほど標高が高い。
東峰から西峰へは歩いて行ける。

カモシカ道と名付けられ木に囲まれた稜線を歩き15分ほどで西峰に到着。
ラビットハウスというブロック造りの小屋が置かれていた。
ドアの横に「ご自由にお使い下さい」と書かれているので、夏は休憩に使えるのだろうと思う。

山頂の看板によると、西峰は赤石山脈の最北端にある一等三角点なのだそうだ。
こちらも山頂は木が開けているので眺めが良く、周りの山々が見える。
運が良ければカモシカにも会えそうだ。

登山口から西峰までの歩行時間は約1時間半。
下りは30分ほどで下山できた。

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