PAINE スーパーグリップ

アウトドアスポーツを楽しむ場合に、肌の露出を気に掛けるシーンが多くなると思います。
たとえば紫外線による日焼けもひとつですし、登山では鎖場や岩場などで手を使う場面も多く、素手では皮膚を傷めてしまうこともあります。

掴むだけならなんてこともない鎖でも、自分の体重を支える必要があったり、日常生活では考えられないくらいに強く握ったりということを考えると、慣れている場合ならともかくとして素手で鎖を掴むことはお薦めできません。

暑い季節では汗をかいてべたつきますし、涼しさを求めたいところですが、ケガの防止のためにも登山用の手袋を携行したいところです。

PAINEスーパーグリップ

手ごろなPAINEのグローブ

PAINEは、石井スポーツのオリジナルブランドです。
石井スポーツのスタッフがチリのパイネに遠征したことが由来になっているそうで、登山者が必要としているもの・より良いものを開発しているため、アウトドアのために作られたようなブランドイメージもあります。

PAINEの登山用品は幅広くありますが、その中でもスーパーグリップは、価格が手ごろであるばかりか、軽さや通気性、素地の手触りなどお薦めできる登山用手袋です。

PAINEスーパーグリップ

実際にスーパーグリップを使い始めて7年ほどになります。
その前はモンベルで販売されている、薄地の通気性が良いものを使用していました。

PAINEスーパーグリップ
非常に通気性が良い

スーパーグリップの良いところは、なんといっても通気性です。
春・秋シーズンでは気にならない暑さも、夏山ともなると少し肌を覆っているだけでも鬱陶しいくらいの暑さを感じます。
少しでも風に当たるために半袖シャツで、手袋をしないこともありますが、スーパーグリップは手の甲を覆う部分が通気性の良い素材でできています。
息を吹きかければ風が当たるのが感じられるくらいで、山でも風が当たると涼しさを感じます。

関節部分も比較的薄地でできており、指の曲げ伸ばしの妨げになることもありません。

指先部分は薄いゴムで覆われているため、岩場などではグリップ力を発揮します。
柔らかく薄い素材のため、ポケットに入れても邪魔にならず、携行しやすい長所もあります。

ただ薄い素材ということは、摩擦に弱く、使い方によっては簡単に破れてしまうこともあります。

PAINEスーパーグリップが破けた
https://tozan100kei.com/route/tokkosan-tetsujosan.php

どんな手袋でも使い方で破けてしまうことはありますが、PAINEスーパーグリップについていえば、だいたい30日ほどの登山日数が目安です。

石井スポーツのオリジナルブランドなので、石井スポーツのネットショップか、店舗で買うことができますが、Amazonなどでも購入ができるようです。
比較的、価格が抑えられているので、必ず使うものではなくても、いざというときの携行品に、リュックに忍ばせておくのも良いと思います。