高い山にも登ったまとめ
日本で最も高い山は富士山、その次に北岳、次に間ノ岳、奥穂高岳と、登山を楽しんでいる人なら、山の高い順は覚えていることも多いと思います。
高い山は日常とは掛け離れた景色が楽しめ、その眺望とあわせて、日常環境では考えられないような気候にも驚かされます。
3000mを越える山となると、国内には、20座以上もあるそうです。
登山百景では、様々な山に登って掲載をしていますが、3000mを越える山は多くはありません。
ここでは、数少ない3000m峰をまとめてみました。
日本で2番目に高い北岳は、南アルプスで最も高い山です。
とても人気のある山で、南アルプス林道バスが通行期間は、たくさんの登山者が訪れています。
特に白嶺三山と呼ばれる間ノ岳と農鳥岳を含めた縦走路は「天空の稜線」と紹介されるほど。
富士山からも近いため、眺めの良いところなら富士山への景色が楽しめます。
北アルプスで最も高い奥穂高岳は、日本で3番目に高い山です。
前穂高岳や北穂高岳、西穂高岳と涸沢岳といった複数の山が連なる連峰で、東側の山腹にある涸沢カールは日本一紅葉が綺麗な場所ともいわれています。
主な登山口は上高地からですが、岐阜県の新穂高からも登ることができ、槍ヶ岳からの縦走を楽しむこともできます。
登山を楽しむ人たちの中で、おそらく最も人気のある山ではないかと思います。
尖った三角形の山頂部は特徴的で、どの山から見ても槍ヶ岳を判別することがとても簡単です。
肩と呼ばれる山頂直下の平地に山小屋があり、そこで一息入れてから山頂を目指すこともできます。
上高地と新穂高が主な登山口で、表銀座や裏銀座といった人気の高いコースもあります。
山深い南アルプスの中では比較的アクセスしやすく、なおかつ3000mを越える高峰です。
主な登山口は北沢峠で標高2000m、林道バスで向かいます。
山頂直下の山小屋で宿泊ができるほか、山頂を越えて北岳や塩見岳へと向かう縦走路もあります。
北アルプスと中央アルプスの間に聳える3000mを越える活火山です。
多くの犠牲者を出した2014年の噴火は記憶に新しいところです。
古くから信仰の山として知られ、長野県側の王滝村には石仏などの信仰の様子が見られます。
いくつかの登山道がありますが、火山後の主な登山道は黒沢口です。
北アルプスの最南部にある3000m峰。
23もの峰々が集まって形成する山で、最高地点は剣ヶ峰。
剣ヶ峰に立つと、すぐ近くに御嶽山が聳えているように見えます。
標高2900m地点までバスで入ることができ、土産物屋や山小屋なども建てられているため、3000m峰の中では最も登頂しやすい山だと思います。
2400mほどの室堂までバスで向かい、テント場や温泉があったり、観光で散策ができたりと、人が集まる要素がいっぱいあるのが立山という印象があります。
3つの峰が連なった山で、最も標高が高いのは大汝山。
日帰りでの縦走も可能です。