瑞牆山

2230m

大きな岩の山へ

富士見平 2011年9月6日

瑞牆山 登山(富士見平) (9月)|大きな岩が楽しい百名山
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瑞牆山は奥秩父に聳える主脈のひとつ。
都心からもそう遠くもなく、適度に岩場があって眺めも良いという日帰り登山を楽しむことのできる絶好の山。
山の頂上付近に大きな岩がいくつも立っているため、その姿を見るのも楽しい。
金峰山との合わせて楽しむこともでき、百名山のひとつめとして登るのも良い。

すぐ近くに聳える金峰山や、八ヶ岳、南アルプスへの眺望と、天候に恵まれれば富士山を望むことができる。
登山道のあちこちにある巨石には、なぜか支え棒がしてあり、とても支えきれないサイズの棒がいくつも立て掛けられているのは可笑しくもある。

雲が多いながらも良く晴れた9月。
晴れの予報を見て瑞牆山へ。
秩父の山梨県側は良く晴れる日になるという。

最高標高
2230m
登山口標高
1520m
登り
富士見平
下り
富士見平
行動時間
合計4:00
累積標高

歩行速度
1.54km/h
時季
2011年9月
天気
晴れ
日程
日帰り

歩いたコース

適度にアップダウンがあり、後半は急な勾配ながらも適度な岩場を楽しめるコースでした。
日帰り登山にオススメです。
距離も高低差も適度で、百名山のひとつでもあるので登り甲斐はあると思います。
人気のある山なので、みずがき山荘駐車場は満車になることもあるようです。

使った登山道具

持って行った水の量

富士見平から瑞牆山へ登る

中央道須玉ICを下りて瑞牆山へ向かって北上する。
途中、道路に猿がテクテクしている場面も。。。
駐車場はみずがき山荘から車道を脇に入っていくと広く整備されている。
インターネットで調べると、駐車量も多くて停められない事もあるという。

登山口を出発し富士見平小屋までしばらく続く急な坂道が続きキツい。
最初の30分ほど、息を切らしながら登ってようやく小屋に到着。
富士見平小屋は長野県側にある金峰山との分かれ道にもなっているのだけれど今回は瑞牆山へ。
林の中からこれから向かう瑞牆山の山頂が見える。

富士見平小屋から10分ほど歩いた先に沢があり、それを渡ったところに、桃太郎岩という大きな岩がある。
この大きな岩は真ん中から割けている。そうか。これの形が桃っぽいといえば桃っぽい。

広くなっているので休憩を取るにもちょうど良い。

そして岩の影と見ると、なぜだか分からないのだけれど小さな棒で支えられている。瑞牆山には、岩という岩には全部小さな支え棒が置かれている。必ずといって良いほど。

瑞牆山登山道の象徴的な大ヤスリ岩

登山口から2時間ほど。
開けた目の前に大きな岩が見えた。ここが頂上か?と思ったけれど、頂上はさらに上の岩。
さらに30分ほど登り、到着した頂上は大きな岩がいくつも立ち並ぶ上だった。

さっき見上げたあの大きな岩は眼下にあった。あの岩の名前は「大ヤスリ岩」という。
他にも、鋸岩もあるそうで、さきほどの桃太郎岩など、名前の付けられた岩がいくつもある。

頂上は岩が集まって作られたもののような形で、ところどころ裂け目のように、岩と岩の隙間があり、岩の終わりは崖のように切り立っている。
とても気持ちの良い眺めが楽しめるのだけれど落下しないように注意。

この日は天気が良かったのだけれど雲が多く、本来なら富士山や南アルプスも見える。

瑞牆山は思っていた以上に気持ちの良いところだった。昨日からの雨雲が残って富士山は見えないのだけれど、それでも十分に気持ちが良い。
1時間近く頂上にいただろうか。名残惜しいけど下山。下りるのは登るのに比べて気持ちにも余裕があるので、写真を撮ったり。

下山後に立ち寄った温泉

増富の湯

瑞牆山荘から車で10分ほどの場所にある温泉施設。信玄の隠し湯の一つといわれる温泉で、金峰山や瑞牆山など近くの山から下山して手頃な場所にあるのでオススメ。浴槽も多く、源泉風呂、大風呂、ジャグジー、薬草風呂などなど、様々なお湯が楽しめる。時季によって営業時間が変わるので注意。
温泉の玄関では土地の物が売られている。

静かな山の中の温泉という感じです。
少し道が狭い印象もありますが、瑞牆山や金峰山の登山口から近いこともあって訪れやすく便利な温泉施設でした。畳の休憩スペースでは食事もでき、広く空いていることも多いのでゆったりと休憩ができました。駐車場も広めで停めやすいです。金峰山や瑞牆山のバッジの購入もできます。

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