富士見平から瑞牆山へ登る
中央道須玉ICを下りて瑞牆山へ向かって北上する。
途中、道路に猿がテクテクしている場面も。
駐車場はみずがき山荘から車道を脇に入っていくと広く整備されている。
インターネットで見たところ、駐車量が多くて停められない事もあるという。
初めてだから分からないけれど、とても人気のある山らしい
登山口を出発し富士見平小屋までしばらく続く急な坂道が続きキツい。
最初の30分ほど、息を切らしながら登ってようやく小屋に到着。
富士見平小屋は長野県側にある金峰山との分かれ道にもなっているのだけれど今回は瑞牆山へ。
林の中からこれから向かう瑞牆山の山頂が見える。
けっこうキツい
富士見平小屋から10分ほど歩いた先に沢があり、それを渡ったところに、桃太郎岩という大きな岩がある。
この大きな岩は真ん中から割けている。そうか。これの形が桃っぽいといえば桃っぽい。
広くなっているので休憩を取るにもちょうど良い。
そして岩の影と見ると、なぜだか分からないのだけれど小さな棒で支えられている。
瑞牆山には、岩という岩には全部小さな支え棒が置かれている。必ずといって良いほど。
どうして支え棒を立てるのだろうね?
瑞牆山登山道の象徴的な大ヤスリ岩
登山口から2時間ほど、開けた目の前に大きな岩が見えた。
ここが頂上か?と思ったけれど、頂上はさらに上の岩。
さらに30分ほど登り、到着した頂上は大きな岩がいくつも立ち並ぶ上だった。
頂上か?と思ったけど甘かった
さっき見上げたあの大きな岩は眼下にあった。あの岩の名前は「大ヤスリ岩」という。
他にも、鋸岩もあるそうで、さきほどの桃太郎岩など、名前の付けられた岩がいくつもある。
頂上は岩が集まって作られたもののような形で、ところどころ裂け目のように、岩と岩の隙間があり、岩の終わりは崖のように切り立っている。
とても気持ちの良い眺めが楽しめるのだけれど岩の上からはなかなかの高度感。
この日は天気が良かったのだけれど雲が多く、本来なら富士山や南アルプスも見える。
瑞牆山は思っていた以上に気持ちの良いところだった。
昨日からの雨雲が残って富士山は見えないのだけれど、それでも十分に気持ちが良い。
1時間近く頂上にいただろうか。名残惜しいけど下山。
下りるのは登るのに比べて気持ちにも余裕があるので、写真を撮ったり景色を見たりして楽しんだ。