雪の瑞牆山

瑞牆山

2230m

2015年2月15日

冬の瑞牆山登山 (2月)|雪の大岩を見に行こう
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瑞牆山は標高2,230mの秩父山域のひとつ。
日本百名山にも数えられ、山頂付近の大きな岩が乱立する風貌が特徴的。
古くから信仰の山になっており、修行の跡が残り空海が開山したという伝説も伝わっている。

最寄りの駐車場は瑞牆山荘の無料駐車場。
広く50台ほどは駐車できそうな駐車場で、すぐに登山道へ入っていくことができる。

中央道須玉ICから瑞牆山荘へ。

歩いたコース

登り
富士見平
下り
富士見平
最高標高
2230m
登山口標高
1520m
距離
5.75km
累積標高
891m
896m
平均斜度
15.6度
時季
2015年2月
天気
曇り
日程
日帰り
歩行ペース
登り2:11/下り1:30/合計3:41
平均の歩行速度
1.66km/h

この日のペース

  1. 瑞牆山荘(0:00)
  2. 富士見小屋
  3. 桃太郎岩
  4. 大ヤスリ岩
  5. 瑞牆山(2:11)
  6. 大ヤスリ岩
  7. 桃太郎岩
  8. 富士見小屋
  9. 瑞牆山荘(3:41)

歩いたコース

岩の多い山というイメージだったので、きっと足元は凍り付き滑りやすいのだろうと思いながら準備をしました。思っていた以上に雪があったので、凍っている印象は少なかったです。きっと雪の下には氷があったのだと思いますが歩きやすく登りやすい印象でした。山頂は滑ったら危険というレベルでは無いので登山道以上に気をつけました。眺望はほとんど無かったですが、雪の瑞牆山は想像以上にキレイでした。

持って行った水の量

  • 水2l
  • 水900ml

瑞牆山荘から瑞牆山へ

瑞牆山荘の上にある駐車場は、車を停めてすぐに林の中へ入っていけるほど。
雪のちらつく天候ながら30台ほどの車が停まっている。
駐車場にある雪はまだ踏み固められていないらしく、車で入っていくと沈む感覚があって危ない。

富士見小屋へ

登山道へ入っていくと100mほどは緩やかな傾斜の中を歩いて行く。
雪のあるこの季節らしく、通常は登山道ではないところでも踏み跡がついて歩けるようになっていた。
登山道に倣って右へ曲がると徐々に勾配がキツく変わっていく。
里社の立て看板がある付近では、右へ左へと九十九折りに。
急勾配を我慢し続けて20分ほど登り続けると、枝の間から瑞牆山が望める尾根に到達。
大ヤスリ岩の立ち上がった右側には山頂の岩が近く見える。
ベンチが置かれ、休みながら景色も楽しめる。

ここから富士見小屋までは10分ほど。
勾配も少し緩やかになって登りやすい。

富士見小屋から桃太郎岩

富士見小屋には10張ほどのテントが設営されていた。
金峰山への分岐点にもなっているため、ここを中継地点にして縦走する登山者も多い。
あいにくの天候のため富士山は見えないものの、木に囲まれた富士見小屋の雰囲気は気持ちが良い。

足元を締め直して瑞牆山方向へ。
緩やかなアップダウンの続き、やがて一気に高度を下げて川を渡る。
夏なら靴を川に濡らしながら渡っていくルートになるこの天鳥川も、積雪期なのですっかり水は凍って雪に埋まっている。
川を渡るとすぐにふたつに割れた巨岩が目に入る。

「桃太郎岩」と呼ばれるこの大きな岩は見た目も丸く、桃太郎が出てきそうな形に真っ二つに割れている。
そしてサイズよりも気になるのは、岩を支えるように置かれているたくさんの小枝。
秩父の山にはこういった小枝や木が各所にある。
目にするとやはり置きたくなる衝動に駆られる・・・。

瑞牆山へ

桃太郎岩を過ぎるといよいよ本格的に勾配のある登山道へ入っていく。
水が流れる横をあるく場所もあり、この季節は厚い氷に変わっている。
幸い雪が乗っているため見た目ほど滑りやすくは無いものの、やはり足元には注意したい。
すでにたくさんの登山者が入っているので、トレースもしっかりとしていて歩きやすい。
とくに危険な箇所も無く、徐々に高度を上げていく。

桃太郎岩から1時間ほどで大ヤスリ岩が目の前に見えてきた。
この巨岩が見えると山頂までは近い。
木の間を縫うように歩いていた登山道は、少しずつ岩が目立つようになってくる。
この辺りまで登ると木の枝にも霜が目立つ。

大ヤスリ岩を巻くようにして右へ。
見上げていた大ヤスリ岩が、徐々に同じ目線になり見下ろすように変わっていく。

急な坂が終わったのは15分ほど登ってから。
右へとルートを変えてロープの張られた石を登る。

階段の掛けられた段差を登り、木の枝に囲まれたトンネルを潜ると視界が開けて瑞牆山の山頂に到着した。

瑞牆山山頂

登山口から2時間11分で瑞牆山山頂に到着。
晴れた天気の良い日には山頂から富士山や南アルプス、すぐ近くに聳える金峰山の五丈岩などが見晴らせる。
ただし岩の山頂なので、山頂から先は絶壁になっている。
山頂から見下ろした高度感を楽しむのも瑞牆山の魅力のひとつ。
足元に注意をしながら登ってきたルートを見下ろし、山頂周辺に立つ岩を見渡す。

下山ルート

登ってきたルートをそのまま折り返して下山。
サラサラの雪が降り積もった登山道は滑りやすく登り以上に注意が必要な場所も多い。
桃太郎岩まで一気に下りて、天鳥川からの登り返しは我慢の登り坂。
最後の登りを終えると富士見小屋も近くなり、歩きやすいルートが続く。
下山は1時間30分ほど。
白く雪を被ったきれいな瑞牆山を堪能できた。

下山後に立ち寄った温泉

増富の湯

瑞牆山荘から車で10分ほどの場所にある温泉施設。信玄の隠し湯の一つといわれる温泉で、金峰山や瑞牆山など近くの山から下山して手頃な場所にあるのでオススメ。浴槽も多く、源泉風呂、大風呂、ジャグジー、薬草風呂などなど、様々なお湯が楽しめる。時季によって営業時間が変わるので注意。
温泉の玄関では土地の物が売られている。

静かな山の中の温泉という感じです。
少し道が狭い印象もありますが、瑞牆山や金峰山の登山口から近いこともあって訪れやすく便利な温泉施設でした。畳の休憩スペースでは食事もでき、広く空いていることも多いのでゆったりと休憩ができました。駐車場も広めで停めやすいです。金峰山や瑞牆山のバッジの購入もできます。

お世話になった山小屋

瑞牆山荘

瑞牆山登山口にある小屋。登山にはこちらの駐車場を使用することができる。宿泊のほか、レストランやカフェもあり、舗装された道路に面しているため、登山以外でも利用できる。とくにハンバーグとチーズケーキは人気が高い。

登山時には駐車場を、下山してからはトイレやお土産物をとお世話になることが多いです。この登山口から入ることのできる瑞牆山も金峰山も、十分に日帰りができるルートなので宿泊でお世話になることはないのですが、静かな中の佇まいにはホッとします。

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