登山中にスマホを持っていくことも珍しくないので、こういった携帯用のバッテリーは必需品です。自分でも何種類か用意して、そのときに合わせたものを形態していきますが、容量が大きなものがやはり安心です。
とくに行動時間が長い場合、1泊や2泊だと確実にバッテリーが無くなります。写真を撮ったりSNSでシェアすることを考えると、1日1回以上の充電は必要だと思います。
このLumsingのバッテリーですが、バッテリーの持ちや充電という点では申し分ありませんでした。
一度に2つの充電ができるので、仲間にもバッテリーを分けることができます。なによりも、それでもまだ本体には充電できるバッテリーが残っているのも魅力的です。
それだけの大容量なので、寒い時季の登山にも強そうです。
スマホは寒い場所へ持っていくと突然電源が切れることがあります。一時的にバッテリーが無い状態に陥るために起こる現象なので温めればすぐに回復しますが、それよりも効果的なのが充電です。
常に充電を供給している状態であれば、よっぽどの冬山でも無い限りスマホのバッテリーを持たせることができます。
2つのUSBポートに充電用のコードを差し込み、側面にある小さなボタンを押すと充電が開始されます。LEDランプが光るので充電の状態もチェックができます。これまで持ったバッテリーの中では勝手に放電してしまうものもあったので、こういったスイッチがあることで間違える心配もありません。
大容量なこと、充電の早さなど、コストパフォーマンスはとても高いです。
スマホを持っての登山が当たり前のようになっている中、携帯用のモバイルバッテリーも合わせて持ち歩いて欲しいアイテムです。
ただ大容量なだけに139*62*22mmと寸法が大きめなのと、295gという重さが難点です。ザックの中に入れてしまえば気になる重さではありませんが、139mmという長さはポケットにすっぽりというサイズではないですし、スマホの充電中に衣服にしまえる重さでもありません。
機能的には登山向きだと思いますが、できれば山小屋や下山後、行動中の写真や通信を楽しむ時間の少ないときに、そっと充電するのがオススメです。
Lumsingからの大容量バッテリー。16000mAhと大容量で、iPhoneをはじめAndroidなど各デバイスにも対応。
接続されたデバイスを自動的に判別して最適な電流で充電を行う。
2つのポートで同時に充電が可能。
バッテリー本体の充電時間は約10時間。