常念岳
所在地:長野県安曇野市・松本市
標高:2857m
日本百名山・信州百名山・信州ふるさと120山
北アルプスの南側、常念山脈の主峰。安曇野からピラミッド型の山容が見え親しまれている。
毎年年末近くになると「常念坊」と呼ばれる雪形が見られるところから、山名が付けられたという説がある。
主に三股や一ノ沢からのルートから登られるが、上高地側から登ることができ、燕岳から表銀座を経由して常念山脈を縦走するルートでも登られる。常念岳直下の乗越には常念小屋があり、ここからは槍ヶ岳と穂高岳が眺められる贅沢な宿泊地になっている。
常念岳へ登るコースは、主には一ノ沢か三股になります。
どちらも東側から登る登山道で、比較的長い所要時間の長いコースです。
1泊以上の行程では、蝶ヶ岳や常念山脈を縦走することもでき、様々な角度から常念岳を楽しむことができます。
一ノ沢からの登山道は、沢沿いになだらかな登りの続くコースで、常念岳の中では初心者向けのコースといえます。
特に危険な箇所もなく、胸突き八丁までは時間通りに歩きやすくなっています。
胸突八丁の急登を過ぎ、常念乗越まで登ると目の前には槍ヶ岳が見える絶好の眺望が楽しめます。
一ノ沢
三股
国土地理院
温泉地が豊富な北アルプスですが、常念岳の登山口付近は、意外にも日帰り温泉があまり見当たりません。
三股の登山口へと通じる林道烏川線にある「ほりでーゆ〜四季の郷」が最寄りです。
北上して有明方面へ向かうと穂高温泉郷がありますが、登山後に向かうには距離があり時間が掛かる印象です。
安曇野しゃくなげの湯
安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆ〜四季の郷
常念小屋
電車で行く
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