常念岳

2857m

一ノ沢 2016年4月23日

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登り
一ノ沢
下り
一ノ沢
最高標高
2857m
登山口標高
1260m
距離
11.77km
累積標高
1571m
1541m
平均斜度
14.9度
時季
2016年4月
天気
晴れ
日程
日帰り
水の量
水2l 水900ml
歩いた時間
登り4:08/下り2:00/合計6:08
平均歩速
2.01km/h

この日のペース

  1. 一ノ沢登山口
  2. 大滝ベンチ(0:50)
  3. 一ノ沢雪渓(2:00)
  4. 常念乗越(2:54)
  5. 常念岳(4:08)
  6. 常念乗越
  7. 一ノ沢雪渓
  8. 大滝ベンチ
  9. 一ノ沢登山口(6:08)

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体重を入力すると、このページで紹介しているコースのおおよその消費カロリー(登り+下り)を計算します。

※距離と「登り+下り」の累積標高から計算した目安の値です。
※雪質・気温・荷物の重さ・歩くペースなどにより、実際の消費カロリーは大きく変動します。

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山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地
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一ノ沢林道のゲートが開く時季を見計らって開通翌日に登りました。積雪が少ない時季ですが北アルプスなので登ってみるまで状況は分からないと考え、ひととおりの装備は持っていきました。
結果的には想定以外のものは使いませんでしたが、前日には吹雪いたという情報もあったので準備はしておいて良かったと思います。
雪渓はとても楽しく歩くことができましたが、踏み抜きが多いのは大変で、下に沢があると思う状況が悪ければ濡れるだけでは済まないかもしれません。転倒の可能性もあるのでヘルメットがあっても良いかと思いました。

自分自身では踏み抜いた際に、両足を同じ穴に落としてしまいアイゼンで足を擦りました。
幸い血が出るようなケガはしませんでしたが要注意です。

何度登っても常念岳からの景色は最高です。

残雪期常念岳

安曇野から見上げる常念岳は、槍ヶ岳、穂高岳を一望できる絶好の展望台として人気も高く、北アルプスでも登山口へアクセスしやすいことから登山者も多い。
安曇野側の主な登山口は三股と一ノ沢。
前常念の稜線上を歩く三股は急な斜面が続くのに対し、一ノ沢は序盤は緩やかで、稜線に向けて徐々に勾配を上げていく。

一ノ沢の林道ゲートが開く4月下旬。
夏季にも利用される駐車場に車を停め、登山道へと入っていく。
この季節はなんといっても登山者の少なさと、春山としての常念岳を楽しめること。
まだ整備もままならず荒れた登山道は冬季の厳しさを思わせ、澄んだ青空と真っ白な北アルプスを堪能するには絶好の季節。

天候が安定した4月下旬は、麓のサクラが散った季節ではあっても、北アルプスは冬のような冷たい風が吹く。
一ノ沢に近づくほどに雪は深くなり、雪渓には雪崩の跡が見える。
雪の状況は決して安心できる状況では無いものの、陽射しの暖かさは麓と変わらず、体温の調節が難しい。

積雪期の登山道を登りながら、常念乗越で見える槍ヶ岳に思いを馳せながら一ノ沢へ。

残雪の常念岳へ一ノ沢から日帰り

標高1,260mの一ノ沢登山口から常念岳へ。
林道を歩き登山口に着くと正面に横通岳の稜線が見える。登山口で備え付けられている登山届けを提出して常念岳へ。
林道は開通したばかり。
登山道の整備はされていない状態で、冬の間に荒れて大きな石や枯木が散乱した状態。
雪解け水の水流も多く、一見すると登山道ではなく沢に入り込んだのではないかと見間違うほど。
草木が押し倒されたところが登山道に見えることや、見間違いしやすいところが序盤でいくつか見られた。

10分ほどで山の神の鳥居を通過。
この辺りまで来ると分かりづらさも解消して、分かりやすく歩きやすい。
脇を通過する池はとても透明度が高く、魚や生き物がいれば見えるのでは無いかと思うほど。周りの木々が水面に映っているようにも見える。

やがて雪解けで水量の増した一ノ沢に沿って登山道が進んで行く。
冬の間に水で流されたのか登山道の下がすっぽりと抜けてしまっているところもあり、足を乗せるのが躊躇われ、笹藪を捲いて進むところもあった。
雪で押しだされたと思われる大きな石が登山道に転がっている。
30分ほど歩いたところで登山道の周りに残雪が見え始めた。

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