新ハイキングコースから陣馬山へ
高尾からバスに乗って陣馬高原下へ約1時間。
高尾駅からのバスは1時間に1本ほどの本数なので時間に遅れないように注意したいところ。
バスを降りてからは和田峠へ向かって舗装路を歩いていく。
下山した小仏峠からは高尾行きのバスが発着している。
入口に建てられた看板でルートを確認し、杉林の登山道へと入っていく。
やわらかな土の登山道は、あちらこちらに木の根が木段のように急坂に浮き上がっている。
杉の合間を縫って20分ほど登ったところで、尾根のように丸みを帯びた登山道へと変わった。
木の間から見える空は明るく、周りの景色を見てもすぐ近い高さに山頂が近づいているように見える。
30分ほど登ったところで登り坂の勾配は緩く変わり、斜面を横切るような平坦な道になった。
すぐに景信山の分岐点があり、和田峠からの登山道と合流した。
ここからの登山道は広く、キャタピラーの跡が上へと続いている。
新ハイキングコースの登山口から43分。
陣馬山の山頂に到着した。
白馬の像が建ち、その周りにはベンチが置かれ、まだオープンのしていない茶屋が数軒。
周辺を見渡すと、丹沢や秩父の山並み、その中で一際高く富士山が見えた。
振り返ると西東京の街並みがすぐ近くに広がっている。
景信山への縦走
陣馬山の山頂から景信山へは標によると5.7キロ。
緩やかに下りながらの樹林帯の登山道が続く。
周りを厚い杉林に囲まれた尾根で、やわらかな土の登山道が歩きやすい。
標高を下げながらところどころで登り返して標高を戻してはまた下り、平坦な尾根が続いたりと勾配が変化に富んでいる。
周りの眺望は無いものの、木々に囲まれながらの登山道は気持ちが良い。
陣馬山から35分ほどで明王峠を通過。
分岐が多く標識を見て行く先を確認しながらの尾根道が続く。
景信山
緩い下り坂から登り返して景信山に到着。
陣馬山からは1時間55分ほど。
景信山の山頂にも休憩のための東屋やベンチが多く並ぶ。
すぐ近くに高尾の街並みが見え、中央道を走る車も近くに見える。
景信山は高尾山への縦走と小仏峠へと下りる分岐にあたる。
小仏バス停方面へと登山道を下りていく。
これまでの緩やかなアップダウンとは変わり、急勾配を折り返しながら下りていく。
すぐ近くに街並みが見えていただけに、景信山から小仏バス停方面への下りは30分ほど。
小仏トンネルの上を通り、登山道を下りきると舗装の道路に出た。