陣馬山

857m

東京都内で人気の山を縦走

2017年4月10日

陣馬山 登山(景信山縦走) (4月)|陣馬高原下から小仏峠へ
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東京と神奈川の県境に位置する陣馬山。
多くの人が訪れる高尾山からも縦走路があり山頂へと至る登山口も多い。
陣馬高原下が最寄りのバス停になり、和田峠までは3キロ以上の舗装路を登っていく。

バス停から20分ほど登ったところで新ハイキングコースの入口に着いた。
和田峠まで行かずに山頂へと向かうことのできるここが今回の登山口。

陣馬山といえば山頂にある白馬のようなモニュメント。
雑誌やウェブなどの各種メディアでも目にするばかりか、SNSやブログなどでも目にすることが多い。
陣馬山へ登るからには実物のモニュメントを目にしたいところ。

青空の広がる朝から時間が経つにつれて徐々に雲が多くなっていく。
雨が降る予報では無かったものの、陣馬山から期待した富士山を見ることができなかった。
陽射しが柔らかく暑すぎない天気で木々の中を歩くのは気持ちが良かった。

最高標高
857m
登山口標高
435m
登り
和田峠
下り
小仏バス停
歩行ペース
登り0:43・下り2:18・合計3:01
平均の歩行速度
3.03km/h
距離
8.90km
累積標高
520m
602m
平均斜度
7.2度
時季
2017年4月
天気
曇り
日程
日帰り

歩いたコース

この日のコースタイム

  1. 和田峠
  2. 陣馬山(0:43)
  3. 明王峠(1:18)
  4. 景信山(2:38)
  5. 小仏峠(3:01)

陣馬山から小仏峠への縦走路を歩くため、高尾駅から陣馬高原下へバスを利用しました。
1時間に1本のバスなので、乗り遅れは出発時間の遅れに直結するのですが、陣馬山への高低差も距離も少なく、時間に追われることなく楽しんで歩くことができました。
高低差が少ないということは、その分の時間や体力で距離を長く歩くことができると思いますので、高尾山まで欲張って歩きたいと思えるほどでした。
分岐が多い印象だったので行き先を間違いなく見定めて歩くことが必要がありますが、かわりに危険箇所も無く気軽に歩けました。

使った登山道具

持って行った水の量

新ハイキングコースから陣馬山へ

高尾からバスに乗って陣馬高原下へ約1時間。
高尾駅からのバスは1時間に1本ほどの本数なので時間に遅れないように注意したいところ。
バスを降りてからは和田峠へ向かって舗装路を歩いていく。

下山した小仏峠からは高尾行きのバスが発着している。

入口に建てられた看板でルートを確認し、杉林の登山道へと入っていく。
やわらかな土の登山道は、あちらこちらに木の根が木段のように急坂に浮き上がっている。

杉の合間を縫って20分ほど登ったところで、尾根のように丸みを帯びた登山道へと変わった。
木の間から見える空は明るく、周りの景色を見てもすぐ近い高さに山頂が近づいているように見える。

30分ほど登ったところで登り坂の勾配は緩く変わり、斜面を横切るような平坦な道になった。
すぐに景信山の分岐点があり、和田峠からの登山道と合流した。
ここからの登山道は広く、キャタピラーの跡が上へと続いている。

新ハイキングコースの登山口から43分。
陣馬山の山頂に到着した。
白馬の像が建ち、その周りにはベンチが置かれ、まだオープンのしていない茶屋が数軒。

周辺を見渡すと、丹沢や秩父の山並み、その中で一際高く富士山が見えた。
振り返ると西東京の街並みがすぐ近くに広がっている。

景信山への縦走

陣馬山の山頂から景信山へは標によると5.7キロ。
緩やかに下りながらの樹林帯の登山道が続く。
周りを厚い杉林に囲まれた尾根で、やわらかな土の登山道が歩きやすい。
標高を下げながらところどころで登り返して標高を戻してはまた下り、平坦な尾根が続いたりと勾配が変化に富んでいる。
周りの眺望は無いものの、木々に囲まれながらの登山道は気持ちが良い。

陣馬山から35分ほどで明王峠を通過。
分岐が多く標識を見て行く先を確認しながらの尾根道が続く。

景信山

緩い下り坂から登り返して景信山に到着。
陣馬山からは1時間55分ほど。
景信山の山頂にも休憩のための東屋やベンチが多く並ぶ。
すぐ近くに高尾の街並みが見え、中央道を走る車も近くに見える。

景信山は高尾山への縦走と小仏峠へと下りる分岐にあたる。
小仏バス停方面へと登山道を下りていく。
これまでの緩やかなアップダウンとは変わり、急勾配を折り返しながら下りていく。
すぐ近くに街並みが見えていただけに、景信山から小仏バス停方面への下りは30分ほど。
小仏トンネルの上を通り、登山道を下りきると舗装の道路に出た。

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