真田氏の遺構が残る岩峰へ

岩櫃山

803m

一本松登山口 沢通り 2016年4月3日

岩櫃山 城山登山(一本松) (4月)|岩壁に囲まれて歩く城の山
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群馬県東吾妻町に聳える岩櫃山。
戦国時代には真田氏の山城があったことでも知られ、高く険しい岩壁の山容が特徴。
山城らしく複数の登山道があり、高低差も少ないため短時間で登ることができる。

歩いたコース

登り
一本松登山口
下り
赤岩通り
最高標高
803m
登山口標高
513m
距離
1.89km
累積標高
278m
280m
平均斜度
16.4度
時季
2016年4月
天気
曇り
日程
日帰り
歩いた時間
登り0:32/下り0:23/合計0:53
平均した歩行速度
2.23km/h

この日のペース

  1. 一本松登山口
  2. 赤岩通り分岐
  3. 岩櫃山山頂(0:32)
  4. 赤岩通り分岐
  5. 赤岩通り登山口(0:55)

比較的緩やかに登ることのできるルートです。
登山口は岩櫃城の本丸から近いこともあり、観光で訪れる人も多く見られました。駐車場も広めで舗装されているので訪れやすいです。
登山道は山頂付近以外は難所もありませんでした。
いっぱん観光者も街を歩くような格好で入って来てしまうルートです。

真田氏の城跡の残る岩櫃山へ

岩櫃城の跡から近く、見物者の多い一本松登山口。
入口にある小さな休憩所では、登山道や周辺の温泉情報なども厚く取り揃えられている。
軽装の城趾見物者に混じって岩櫃山への登山道へと入っていく。
城跡を経由するルートと、まっすぐに山頂へと続くルートの分岐や、尾根通りと沢通りの分岐など、歩くことのできる場所が様々なのがこの登山口。
今回は山頂へと近いルートで登っていく。

登山口から5分と経たないほどで差し掛かった尾根通りと沢渡通りの分岐を右へ。
石が多く転がり、岩壁を見上げながら歩く沢通りへ。

たくさんの石が転がっているとはいっても歩くべき場所は整備されているため歩くことは難しくなく、落ち葉の積もった足元は柔らかい。
緩やかな坂道を徐々に登っていくと次第に岩壁に囲まれるようになった。

登山口から15分ほどで尾根通りと合流し、天狗の蹴上げ岩という大きな岩のハシゴを登る。
左右は切り立った岩で、その表面が青く見える。

岩の間を縫うように進んでいくと、いよいよ山頂の稜線が枝の間から透けて見えてくる。
稜線までの斜面を九十九折りに登り、8合目という看板が立てられた尾根へ。
斜面をトラバースするように登ると、山頂を見渡すことのできる巨岩のピークに出た。

山頂に取り付いている先行者が鎖場で難航している様子を見ながら、ここで登るタイミングを計る。
鎖と梯子を伝って岩のピークを下り、狭い尾根から山頂の取り付きへ。
このルートでの最大の難所になる最後の鎖場へ。
まっすぐに垂らされた鎖を掴み、窪みと出っ張りを確認しながら山頂へと登る。

岩櫃山山頂

一本松登山口からスタートして32分。岩櫃山山頂へ到着した。
10人ほどが滞在できる程度の広さで、周囲が崖になっているために高度感のある山頂。
一番高い部分からは、真下に郷原の集落が見える。
周りの山を見渡すと浅間山や谷川岳、日光白根山などの有名な山々が見える。
ぐるりと鎖が張られた物々しい雰囲気とは違った景色が楽しめた。

岩櫃山からの下山路

山頂の鎖場を下り、下山のルートは赤岩通りへ。
再び岩のピークを越えて岩壁の間を縫う登山道を下りていく。沢通りと尾根通りの分岐を尾根通りへ。するとすぐに赤岩通りの分岐があり、それを右へと進む。
いくつも分岐が続くルートになるが、その度に看板が立てられているので迷うことはない。十二様通りとの分岐を過ぎると、穏やかだった勾配は一気に急に変わる。
鎖が垂らされ、赤岩通りという名前の通りの赤い岩肌。小石が滑りやすい赤い斜面を下りて、一気に高度を下げていく。
階段が整備されているものの勾配はあるので、登りに選んだときの苦労が思いやられる。
赤岩通りの下山時間は25分ほど。岩櫃山を登り始めた一本松登山口の反対側に下りた。

持って行った水の量

  • 水2l
  • 水900ml

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