雪の残る根子岳に登る

根子岳残雪期

2207m

菅平高原 2024年4月21日

残雪期の根子岳 (4月)|雪の残る根子岳に登る
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長野県と群馬県の県境に近く、好展望の山としても知られる根子岳。
すぐ間近に四阿山があり、日帰りでの縦走も可能な行程から、季節を問わず登っている人は多い。

ここ数ヶ月、標高1000mを越えるような山へ行くことが少なく、1時間以上の山道を歩くことも無くなっていた。
だからといって山へ行く思いを無くしてくこともできず、久しぶりになっていても動ける体に戻していく方が精神的には健全だろう。
反面で動くことが減っていると外に出ること自体が億劫で、山へ行くことも足が遠くなるばかり。
重くなっていく身体を感じながら、曇天予報の根子岳へ向かった。

今回はお声がけを頂いた

同行は根子岳の麓で味噌屋を営む方とその知人との3人パーティ。
久しぶりに感じている登山では、根子岳の眺望や行程の手軽さ、同行してくれる人がいることで面倒でも外に出られるありがたさを感じた。

歩いたコース

登り
菅平高原
下り
菅平高原
最高標高
2207m
登山口標高
1592m
距離
5.18km
累積標高
612m
611m
平均斜度
13.28度
時季
2024年4月
天気
曇り
日程
日帰り
歩行ペース
登り1:24/下り0:44/合計2:08
平均の歩行速度
2.43km/h

この日のペース

  1. 菅平高原
  2. 東屋(0:20)
  3. 根子岳山頂(1:24)
  4. 菅平高原(2:08)

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山と高原地図 志賀高原 草津白根山・四阿山
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根子岳は2019年以来の5年振りでした。
菅平高原からの登山道は慣れた道ですが、数年の間が空いていると体力や筋力の状態がまったく違い、なかなかに進まない歩みに大変な思いをしました。

登山の間隔が空いていたり、体力を維持するための運動をしていないことが大きな原因だと思います。

残雪期とはいえ登山道の状態は良く、危ない場所や迷いやすいところもなく、転倒するようなところもありませんでした。
ただ現状の自分の状況を知ることと慣れることが大事だと思った根子岳でした。

残雪期の根子岳

根子岳への登山口といえば、主には菅平牧場と峰の原。
どちらも歩きやすいコースではあるものの、一般的なのは菅平牧場から。
駐車場の横に登山口があり、道路状況もアクセスするにも分かりやすい。
雪が解けると入口で協力金の支払いがあり、もっとも近い駐車場に向かうことができる。

根子岳登山

何度目か分からないけど慣れた場所

案内板の建つ登山口から、登りへと入っていくとすぐに雪が残っていた。
固く締まって埋まることのない残雪。
ただ滑りやすい。

急な階段に代わって標高を上げて振り返ると、そう長く歩いているつもりはなくても、駐車場が下の方へ離れたように見える。
曇天から雨の予報の空も、うっすらと北アルプスや八ヶ岳が見えた。
雨の心配しなくても良さそうだった。

東屋

20分

歩き初めて20分ほどで東屋まで登ってきた。
牧場を見下ろす場所に建ち、このコース序盤の休憩場所になっている。
ベンチが置かれ、周囲の山々を見渡すにもちょうど良い。
ここでしばらく時間を過ごし、山頂へ向かって登っていく。

根子岳登山

根子岳はここまでが核心部的な・・・

眺めの良かった登山道はここまでで、白樺が多く茂った樹林帯へと入る。
足元は整備されているものの、東屋までの階段や整地がされているわけではなく、段差と泥濘の登り坂続く。
5分ほど登ったところで登山道には残雪が多くなった。
滑りやすい雪を踏んでいくと、すぐに雪のない登山道に戻り、岩と泥と雪とを繰り返しながら登っていく。

根子岳登山

足が重たい

東屋から25分

根子岳山頂まで0.8kmの看板があった。
このコースにある0.8kmの看板は、何度通っても残り0.8kmには思えず、倍とはいかないまでも1km以上はあるように感じる。
ただ目安には変わりなく、この数字が合っていなくても、もうじき山頂が見える場所まで登ってきたといえる。

根子岳登山

肺が痛い

だんだんと白樺が薄くなり、登山道の両側は笹が多く感じられる。
木々がないぶん眺望が良く、曇り空でも振り返った景色が楽しめた。
ここから山頂までは登り坂の角度がキツくなっていく。
雪が多く残り、踏み跡に沿って山頂へ。

山頂が見えるところまで登ってくると、そこまで残っていた雪が無くなって、ガレ場のように石が露出した登山道になった。
登る先には山頂の根子岳神社の祠が見える。

根子岳登山

ここまでキツかったのだけど、たぶんズボンの下に寒さ対策でタイツを穿いたのがアレだったんじゃないかって・・・

根子岳山頂

登り始めてから1時間24分ほどで根子岳の山頂に着いた。
序盤の東屋でゆっくりと過ごしていた以外にも、ところどころで足を停めないと久しぶりの2000m近い山は厳しかった。

空は雲ばかりでも間近の四阿山が見えるばかりか、その先の浅間山の噴煙が見え、北側の志賀高原もはっきりと見ることができた。

一緒に登ってくれた同行のメンバーとしばらく山頂で過ごし、好転しない天気での眺望を楽しんだ。

根子岳登山

そういえば

下山

根子岳からの下山は、登ってきた登山道を折り返す。
眼下に見下ろす菅平は、まだ葉が付いていない木々がいっぱいで、枝の先が赤くなって見えるのが印象的だった。
晴れていれば北アルプスが一望できるはずの場所も、今回はハッキリと見ることができない。
ただ暑すぎない空模様での根子岳も良く、久しぶりの登山らしい雰囲気の登山を楽しめた。

根子岳登山

とにかく、ゆっくりと歩いてもらって助かった

持って行った水の量

  • 水2l
  • 水900ml

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