冠着山

1252m

往復30分の姥捨山

一本松峠 2013年4月7日

冠着山(一本松峠) (4月)|姨捨山への最短ルートを上る
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長野市や千曲市からよく見える冠着山は、姨捨山や更級山という名前でも知られている山。
標高1252m、古今和歌集にも謳われた由来があり、歴史的にも知られている。
現在では棚田やJR姨捨駅からの眺めでも有名。

短い登山道だけに景色が見られるポイントも少ない。
その中で山頂手前に見える北アルプスの眺望と、山頂からは善光寺平が見渡せる。
この時季は葉も少ないため眺めも良い。

台風が近づく天候の中、天候が荒れる前にというタイミングで訪れた。
空は徐々に雨が近づいてくるような雲行きで、最悪、雨が降り出してもすぐに下りてこられることもあり、いちおうの準備をして登った。

登り
一本松峠
下り
一本松峠
最高標高
1252m
登山口標高
1150m
距離
1.87km
累積標高
180m
183m
平均斜度
11.0度
時季
2013年4月
天気
曇り
日程
日帰り
歩行ペース
登り0:17/下り0:13/合計0:30
平均の歩行速度
4.4km/h

この日のペース

  1. 一本松峠
  2. 冠着山 山頂(0:17)
  3. 一本松峠(0:30)

歩いたコース

一本松峠からの登山道は、冠着山で山頂に一番近いルートです。だいたい20分から30分ほどで山頂に到達。片道1.1キロほどしかありません。近隣の方ならふと思い立って出かけられる程度、聖高原で自然を楽しむメニューのひとつにもおすすめ。
眺めがとても良いです。

使った登山道具

持って行った水の量

姨捨山とも呼ばれる冠着山を一本松峠から

「最寄りの山へ行こう」と決め、低気圧が近づく空を見ながら行く先を決めた。
姥捨山とも呼ばれる冠着山へ、聖高原から一本松峠へと向かう。

上信越道更埴ICから聖高原へと向かう。
聖湖からは県道498号線を坂城方面へ。
狭くカーブの連続する道を進むと左側に舗装されていない駐車場が見える。

冠着山にはいくつかの登山道があり、今回は最短ルートの一本松峠の登山口から。
12月から4月上旬までは車両の通行が閉鎖されていることもあり、この時季の登山者はほとんどいない。
登山口には広い駐車場があるので、ここで準備を整えてスタート。

行程は片道1.1キロほどしかない。
そのうち500mほどは軽自動車なら登って行けそうな未舗装の道路。
その先には折り返し可能な広さの場所がまである。
そこからは緩やかな山道になる。

木々が多く、鳥や虫の鳴き声を聞きながらの山道が続く。

歩きやすい登山道

坂はなだらかで、とても歩きやすい。
ところどころ階段も作られている。
ある程度進むと北アルプスの稜線もキレイに見ることができる。

駐車場から17分ほどで頂上に到着。
山頂にある冠着神社の裏側に出た。
長野方面への眺望が素晴らしいのはもちろんのこと、千曲市や上田市方面への眺めも広がる。
天候が良ければルートが短いだけに、景色を楽しみに気軽に登れそうだ。

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