風越山

1535m

神社を見に登る

今宮登山口 2011年5月21日

風越山 登山(今宮登山口) (5月)|山頂近くの神社を見に行こう
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風越山は飯田市を代表する山のひとつで、中央アルプスの前衛に位置している。
市の象徴的な山として親しまれており、信州百名山や新花の百名山にも指定されている。
山頂直下に白山神社が祀られており、登山道には鳥居が掛けられるなど、参道としても整備されている。

飯田市の象徴的な山というばかりか、白山神社の奥宮が祀られる信仰の山でもある。
そのため登山道の各所には石碑や、山頂直下には奥宮の本殿が建てられている。
赤く塗られた白山神社本殿は1509年に建てられたといわれるもので、重要文化財に指定されている。

5月下旬の良く晴れた天気で、朝早くから青空が広がっていた。
陽が射すと汗が滲むほどの厚さで、樹林帯に覆われた登山道では風も涼しく過ごしやすいが、登り始めると一気に汗が噴き出してくる。
ハチが活動を始めやすい時季なのか、登山道には「ハチに注意」という看板も見られた。

最高標高
1535m
登山口標高
694m
登り
今宮
下り
今宮
歩行ペース
合計3時間
累積標高

時季
2011年5月
天気
晴れ
日程
日帰り

飯田市の象徴的な山で、山頂近くには白山社という古い神社が建っています。
真っ赤な社殿がこんなにも高い山の奥にあるなんてとても不思議でした。序盤の九十九折りの急坂が大変ですが、登山道全体が樹林帯に囲まれて涼やかに登れます。
秋にはトレイルランの大会も開かれるらしく、全体を通して危険地帯も無く歩きやすいです。
ただし蜂の巣には注意が必要です。

使った登山道具

持って行った水の量

今宮登山口から風越山の白山神社へ

今宮登山口から風越山へと入っていく。
中央道飯田ICから車で15分ほど。
かざこし子供の森公園に車を停めた。

今回の風越山は、山頂近くにある白山神社の奥宮へ行くこと。
白山神社奥宮は、風越山の麓に里宮のある神社で、1500年頃に奥宮として建てられた建築が今でも残っている。
いつか見たいと思ったまま、いつともしれず予定もしていなかったので、よし行こう!と。
いくつもある風越山の登山道、どこがベストなのか所要時間や入口をを調べまくり、3時間も歩けばたどり着けることが分かった。
ということは、運動不足の体で4時間もダラダラと歩いたら良いのだろう。

奥宮手前は狭い登山道が続く

途中までは広く。
途中からはとっても狭くて両側が谷で。
大きな自然岩を削った小さくて狭い踏面の石段が続く。

たどり着いた奥宮は、思っていたとおり古い建築のシンプルな造り。
そしてとても小さな種類の分からない虫が多く飛んでいる。目の前やカメラの前をチラチラ。
腕に留まっては、刺すような噛みつくようなチクチクとした痛みもする。
ぶんぶんする小さな虫はカメラにフレームインもする。

急な上り坂は下り坂も急で、登りでたまった疲労で太モモが張る。
駆け下りてみたり後ろ向きになってみたりしながら、登り以上に苦労して下った。

下山後に立ち寄った温泉

湯ったりーな昼神

飯田市から阿智村へと続く国道256号線にある温泉施設。内湯と露天風呂が楽しめ、休憩所の他に運動浴室というプール施設があり水中運動も楽しめる。休憩所にはマンガも置いてあり読み放題。

飯田市からアクセスも良く駐車場も休憩所もあって登山には便利です。土産物コーナーではバッジもありました。レジでバッジを問い合わせるとデスクの中から出してもらえます。
しっかりと食事も取れておつまみ系もあるので、お酒を飲みつつマンガを読んだりと長い時間楽しむこともできます。人気のある施設のようで、混んでいることもありました。高速道路から近いのも魅力的です。

近郊では人気のある温泉施設のようで、時間帯によっては混み合っている場合もあります。
温泉はアルカリ単純硫黄泉で、無色透明で少しヌルッとした印象がありました。神経痛や皮膚炎などに効果があるそうです。プールもあるので、単純に温泉に入るというよりは健康づくりをテーマにしているようにも思います。

比較的訪れやすい場所なので、登山と合わせて楽しみたい温泉です。

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