金華山の周回コース
8:30 JR岐阜駅からバス12・13番に乗り長良橋通りで下車。
岐阜駅からの運賃は220円。
徒歩で金華山の麓を歩きながら登山口へ。
知らない人に「登ったら良い」と言われたし、せっかくだから急登コースも行ってみたかった
金華山の西側から岐阜城を見上げる。
麓には駐車場をはじめ、博物館や三重塔など、観光地として立ち寄りたい場所が並ぶ。
ロープウェイ駅があるのも西側。
こちら側には金華山への玄関口といった雰囲気がある。
めい想の小径への入口は、その西側にある公園の傍ら。
遊歩道を歩いて行くと、案内板が建っている。
実は本日2度目の金華山
馬ノ背という文字よりも、めい想の小径という文字の方が目につく。
入口には案内板が分かりやすく掲示してあるため、それを頭に入れておけば、案内板に沿って迷うようなところもなく登山道へと入っていける。
序盤の50mほどの石畳を上ると、庭園と岐阜城への分岐。
今回は岐阜城へ向かって尾根を登るつもりで、迷うことなく「城」と書かれた方向へ。
ここから足元の悪い登山道が続く。
勾配はキツくはないものの、足元のゴツゴツとした石が歩きづらい。
にしても、歩いている人はチラホラいる
入口から10分ほど歩いたところで、馬の背とめい想の小径との分岐に着いた。
「幼児・老人には無理」と赤で書かれた文字、断崖や難所が多いと書かれた文字を見て、一抹の不安がよぎる。
分岐から馬ノ背へ入ると、頭の上を木の葉が覆う。
「ハチに注意」の看板が掛けられているのを目にすると、低山の厚さも思われ、夏には来たくないという気になってくる。
ハチが元気な時期は大変そうだ
案内にあった難所らしい急登はすぐだった。
斜面の角度が変わって木の階段を過ぎると、登山道の一面を岩が覆うような登り。
小さな段差が連続してできているため、足の置き場には困らないものの、唐突に岩場が現れて面食らうところがあった。
角度もキツい。
大変だっていうことだし、そのとおりに大変そうだ
木の開けたところでは、決して眺望が良いとはいえない中で、山頂部がチラリと見える。
ゴツゴツの岩場を繰り返しながら、登山道は徐々に尾根らしく狭くなっていく。
まるで階段のように木の根が張っているところもあり、足場だけはしっかりしていて歩きやすい。
ここはとにかくガツガツ登る感じの道なのだろうな
特に眺望もなく、ただただ岩と木の根を繰り返しながら、登り坂を折り返していく。
ふと行き先が明るく見えてきて、おそらくそこが山頂部。
人の声も大きく聞こえる。
あ。
30分近く登り、石畳の上に出た。
岐阜城のロープウェイ側、城を眺めるにはちょうど良い場所だった。
織田軍の黄色い旗が青空に映えて、少し岐阜城を眺めていたいようなところだった。
振り返ると岐阜市の長良川以北が見える。
ちなみに手袋落とした。毛糸のヤツ。
金華山山頂
コンクリートで舗装された階段を登り、もっとも標高の高い場所へ。
岐阜城内への入口がある山頂はたくさんの人で賑わっていた。
ここまでウォーキングのように歩いてくるのが日課の人や、カメラを持った観光客など様々。
登山口からは32分ほどでの到着だった。
人がいっぱいだ
岐阜城がある山頂部は広くはなく、人が多いと居場所に困る。
ベンチは隙間無く使われ、観光地と思うと石や段差に座り込むこともできず、眺望は岐阜城内でなければ木々に覆われて見える角度も少ない。
早々に山頂から下りることにした。
岐阜城へ入ってみようか?とも思ったけど今回はやめ。
下山はめい想の小径へ
下山路は山頂の御嶽神社の横にあるめい想の小径へ。
比較的歩きやすい尾根道で、ところどころ岩場や高い段差があるものの、木が開けているところも多く眺望を得られる場所も多い。
尾根道らしく登山道の左右は、角度のキツい斜面になっているため、逸れることなく歩く注意は必要。
ただ眺めが良く、下山に選ぶ登山道としては良い選択肢だと思われる。
この日は雲が多かったため福井や岐阜県北部の山並みを見渡すことができなかったものの、尾根上から見える様子を想像できそうなほど、下山しながらの景色を楽しむことができた。
想定外に眺めが良い
500mほど下って、残り1kmという看板を目にすると、そこからは眺望の少ない森の中へ。
尾根道から斜面を横切る登山道へと変わる。
左手が山側で、右手は谷側という狭く折り返す道が続く。
登山道は緩やかで、右側に落ちていく斜面さえ気にならなければ歩くのは快適だった。
馬ノ背との分岐点に戻ってくると、さらに歩きやすく、間近に登山口があるところまで戻ってきた感があった。
子供も歩いていたし、いろんな人がウロウロしてた