天徳寺から登る坂田山縦走コース
スタートは天徳寺。
寺の境内を通らせてもらい、登山道へと入っていく。
天徳寺の裏には猪避けの電柵が設置されているので、通行者専用のゲートを開けて先へ進む。
すぐに坂田山の周囲に巡らされている小径との分岐にあたるが、今回は積雪があるので尾根に向かって直登する。
ちょうど朝陽が登り始める時間で、樹の隙間から差し込む光は雪に反射して気持ちが良い。
スタートから20分ほどで坊平へ到着。
さらに尾根へ向かって進む。
坂田山への縦走路は、小さなピークをいくつか越えるアップダウンのあるルート。
起伏に富んだルートは楽しめる。
坂田山到着
登山口から1時間足らずで坂田山山頂へ到着。
西側の斜面は木が開けているため、北アルプスや善光寺平、飯綱山などの眺望が素晴らしく良い。
雪の光る時季の眺めはとくに美しい。
ちょうど中央付近に埼玉から勧請したという三峯神社の祠が置かれている。
明覚山へはさらに尾根伝いに進む。
いったん坂田山のピークを下る箇所は狭く急なために滑りやすく注意が必要。
50mも下らないうちに鞍部になり、急な登が待っている。
ピークをひとつ越え、方向を変えて尾根をつたっていくと明覚山の山頂へ到着。
雪のある山頂直下は滑りやすく上り下りには注意がいる。
明覚山山頂
山頂は幅5mも無いような狭い尾根になっている。
腰を掛ける場所があるので、木が茂って眺望は無いもののノンビリと休憩も取れる。
下りのルートは坂田山から北上し、古城城趾、鎌田山方面へと。
坂田神社の裏に下山して天徳寺へと続く小径を通って三峯神社里宮。
整備の行き届いた歩きやすく、眺めを堪能することができた。