室堂から立山登山、雄山・大汝山から雷鳥平へ縦走
登山口にあたる室堂までは黒四ダムを通る長野側からのルートと、称名滝とか富山市街を見下ろして登ることができるルートがある。
どちらもケーブルカーやバスを乗り継いで登山口へ向かうことができるので、交通機関の予定によってスタート時間や帰宅時間が制限される。
今回のルートは立山町から観光バスを使用して室堂へ。
朝9時頃に室堂をスタートし、立山を縦走して室堂平へ下り、再び室堂バスターミナルへ戻る周回ルートを選んだ。
ちょっと天候が心配だけど、今日は雨は降らない予報。
室堂
室堂には周辺を散策するの観光客や、本格的に山を目指す登山者が大勢いる。
目指す立山はすぐ目の前。
たくさんの登山者に混じって一ノ越を目指す。
整備された山道はゴツゴツとした石畳。
そして見た目からは想像できなかった急勾配。
以外と歩きづらさを感じながら一ノ越山荘へと向かっていく。
とくに危険な箇所も無いため気楽な装備で歩いている人も見られる。
これはけっこう大変だ。
天気は時間が過ぎるほどに白く覆われてきているよう。
ときおり、雲が晴れ上がりそうに空が見え、そのたびにカメラを構える。
途中、人だかりできていたので同じ方向を見ると、雷鳥が逃げることもなくウロウロと歩き回っていた。
雷鳥は天候の悪い日の方が出会いやすいそうで、静かに眺めていると逃げることもない。
あまり立ち止まってると邪魔になる・・・
一ノ越から立山主峰の雄山へ
一ノ越山荘は、雄山直下の山小屋。トイレもありたくさんの人が休憩をしている。
見上げると一ノ越からはさらに急な勾配に。
たくさんの登山者が列を成して歩いている。
ここでいったん休憩を取り、雄山を目指して再び登り坂へ。
これは本当に渋滞だ。。。
ゴツゴツとした岩と砂地の急登が続く。
ツゴツとした岩と砂っぽい土の急登は楽しい。
大きな石に足を立ててグイグイと登っている感触を楽しみながら高度を上げていく。
渋滞になるほどではない程度の混み具合で、ほどよくペースを保つことができ歩きやすい。
室堂から雄山山頂には1時間10分ほどで到着した。
良いペースだった。
雄山
雄山山頂にはたくさんの人が休んでいる。
雄山の山頂に建つ神社を見るのも今回の目的の一つ。
ここには雄山神社が祀られており、夏季は500円の参拝料で社殿の前に進むことができる。
10月はすでに参拝期間を過ぎているので門は開き、自由に出入りができるようになっていたため、たくさんの人が登り下りをしている。
すげえ人だな
座る場所を見つけてお昼の休憩にしていたところ、ますます深く白くなっていく景色の中、ぱちぱちと何かが降ってきた。
服に落ちたそれを見ると「雪」。
さすがに10月上旬の北アルプス北部の季節を感じた。
大汝山
12時ごろ雄山から縦走ルートへ向けて再スタート。
まずは立山の最高峰の大汝山へ行く。
天気が悪い中、ゴツゴツとした稜線を歩いて行く。
晴れていれば後立山連峰や日本海、剱岳が大きく見える。
雄山から大汝山へは20分程度。
大汝山の直下には休憩所が設けられている。
立山最高峰の岩の感触を楽しみ、大汝山から別山方向へ尾根を進む。
晴れていたら最高の眺めと最高の紅葉が気持ちいいはずの稜線を歩きながら、ゆっくりと高度を下げた。
下山路は雷鳥平を目指す
別山との分岐から一気に高度を下げていく雷鳥坂。
砂地の細かく右へ左へと折れる坂道で、登りの大変さを思う。
周辺はガスに覆われてしまい、まったく景色を楽しむことはできないが、たくさんの雷鳥に会うことができた。
雷鳥坂という呼び名の通りに姿を見せてくれた。
まったく逃げる様子もなく、列を作って歩いている様子がかわいらしい。
雷鳥に会ってまるで芸能人に会ったかのようなテンションの上がりっぷり
小雨が強くなり、下りっぱなしの勾配も、すこし緩くなった。
ずいぶん下ったという感覚だけがあり、ただただ下っていく。
雲が下がっているせいで、どの程度まで下ることができたのか現在地が把握できない。
バスの時間も気になるので目処が付く場所には着きたいところ。
そう思っている矢先、雷鳥平のテントが見えた。
あのテントに先に見える大きな建物、その先がバスターミナル。
雷鳥平に到着したのは14時半。
雷鳥平から室堂へ
天候が良くないので、雷鳥平から室堂へ続く登りルートはズルズルと滑る。加えて硫黄の匂いがキツイ。
雷鳥荘、血の池を通り、室堂バスターミナルには15時に到着。
パンフレットでは1時間と書かれた雷鳥平から、30分で室堂へ戻ってくることができた。
この時間になると下山のための立山町方面、黒部方面への交通機関は混んでいる。
バスターミナルは帰りの客で大渋滞だった。
予め下山の手配をしておくのが良い。
今回の立山は紅葉を楽しみに来たのだけれど、あいにくの天気でそれを存分に楽しむことはできなかった。
それが良いか悪いか、あまり景色を楽しまなかった分だけ歩くことに集中した。
