雨飾山 紅葉登山 大網コースから紅葉のブナ林を登る(10月)

紅葉雨飾山

山装うブナ林をゆく

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2019年10月24日 大網登山口

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雨飾山といえば、キャンプ場や雨飾山荘から登るのが一般的かと思うのですが、今回は北小谷の大網登山口から登りました。
とある情報で「単調で初心者向け」というような文言を見かけ、それが本当なのかという思いと、あわせて見かけた「特に見るような眺望も無い」というのを確認したいという思いを持って登りました。
豊かなブナ林は、遠くを眺めることはできなくても鮮やかな黄葉でしたし、山頂稜線へ出てからはあいにくのガスにも関わらず、あまり見かけることのない雨飾山西面と、周囲の眺望を楽しむことができました。
他の登山口に比べてアクセスが悪いと思いますが、今度は天気の良い日に来てみようと思いました。

この日のコースタイム

  1. 大網登山口
  2. ハシゴ(0:28)
  3. 水場(0:45)
  4. 雨飾山山頂(2:31)
  5. 荒菅沢(3:21)
  6. 雨飾キャンプ場(4:13)
最高標高
1963m
登山口標高
947m
距離
8.43km
登り
大網
下り
雨飾キャンプ場
行動時間
登り2:31・下り1:42・合計4:13
累積標高
1122m
919m
平均斜度
13.6度
歩行速度
2.00km/h
時季
2019年10月
天気
曇り

持って行った水の量

  • 水2l
  • 水900ml

下山後に立ち寄った温泉

小谷温泉 山田館

長野県小谷にある温泉です。とても趣のある建物で雰囲気が非常に良かったです。お湯が張られた東屋で何もかもが見えてしまうような眺望の良さは、他では得られない開放感だと思います。

使った登山道具

日本海と北アルプスを見渡す百名山「雨飾山」。
広い笹平に突き出た尖塔系の山頂を持ち、その山頂はふたつに分かれた双耳峰。
小谷村のどこからでも眺められるような象徴的な山は、「天」や「雨」が由来とも、双耳峰の「両」が由来ともいわれている。

妙高山や火打山などの百名山が並ぶ頸城山塊の最西端にあり、特異な形状と、山頂からの眺め、登山道を覆う豊富なブナ林は登山者に人気が高い。

北小谷から登る大網登山口

雨飾山の一般的な登山口は小谷温泉側の雨飾キャンプ場と、糸魚川側の雨飾山荘とのふたつ。
他にも天狗原山・金山からの縦走路や、北小谷からの登山道もあり、北小谷の大網からの登山道は厚いブナ林と、高い高低差、山頂西面の険しい山容を楽しむことができる。

大網から登る雨飾山の予定

7:00 雨飾キャンプ場
8:30 大網登山口(0:00)
11:00 雨飾山(2:30)
11:30 雨飾山山頂出発(2:30)
13:30 雨飾キャンプ場(2:00)

大網登山口は、小谷温泉から湯峠を経由して向かうルートと、北小谷から姫川温泉を経由して林道を上っていくルートとがある。
大糸線平岩駅から未舗装の林道を上るか、雨飾キャンプ場まで車で向かい、大網峠から通行止めになっている林道を歩いて下りるかという選択肢になる。
今回は、登りを大網、下りを雨飾キャンプ場と決めていたため、いずれにしても大網峠を歩いて下りる必要があり、登る前に歩くのか下りてから歩くのかという予定だった。

林道を長く歩くし、もしかして、台風の影響とかあるかも。。。

10日ほど前に台風19号で崩落がある可能性も考えると、雨飾山を下りてから大網峠に停めた車へ戻れない可能性も考えられ、ならば登る前に湯峠を歩いて通過することにした。

  • 雨飾キャンプ場に車をデポ

    雨飾キャンプ場に車をデポ

雨飾キャンプ場から大網峠へ

小谷温泉を過ぎて雨飾キャンプ場へ向かう。
紅葉が最終盤を迎えた雨飾山は、曇天の平日でも登山者がいる。
週末には満杯になる駐車場も、さすがに空きが多く、余裕を持って車を停めた。

下山予定の雨飾キャンプ場に車をデポ、準備を整えて上ってきた道を下りていく。
鎌池方面へと向かって大渚山登山口まで緩やかに舗装路を上っていく。
周りは雲の中に入ってしまっているようで、すぐ近くの景色ですら真っ白で見渡すことができない。
ただ間近なところと眼下に広がる紅葉だけは単調な舗装路でも楽しむことができ、序盤の道路を過ぎた。

  • キャンプ場から鎌池の方を回って湯峠へ

    キャンプ場から鎌池の方を回って湯峠へ

  • 大渚山の登山口まできた

    大渚山の登山口まできた

  • ゲートを通って大網峠を登山口へ下りていく

    ゲートを通って大網峠を登山口へ下りていく

  • キャンプ場から鎌池の方を回って湯峠へ
  • 大渚山の登山口まできた
  • ゲートを通って大網峠を登山口へ下りていく

大渚山登山口まで来ると、閉まっているゲートを避けて林道を下りていく。
アスファルトの舗装も終わり、荒れた砂利道が続く。
ただ、雲は東側に溜まっていたようで、それまで見えていなかった大渚山や糸魚川を見渡すことができた。
道路を巻いて下りていくと、真っ赤になった雨飾山も見ることができる。

  • 林道からの眺めで十分満足する

    林道からの眺めで十分満足する

  • 未舗装の大網峠はデコボコも大きい

    未舗装の大網峠はデコボコも大きい

  • 振り返ってみると大渚山も見える

    振り返ってみると大渚山も見える

  • 林道からの眺めで十分満足する
  • 未舗装の大網峠はデコボコも大きい
  • 振り返ってみると大渚山も見える

満足度も高いし、もうココで帰って良いんじゃないか?今日は。

この林道を下りていくだけでも、十分に満足するんじゃないかと思うほど雨飾山への眺めが良かった。
ただ人の手が入った林道は、歩いて下りていくのにはあまりに単調で、テンションの上がった雨飾山の紅葉にもだんだんと見慣れていく。
なかなか見えてこない登山口と、見込んでいたはずの体感時間の長さにも飽きてきた。

  • ずっと下り続けて青々とした木々が多くなった

    ずっと下り続けて青々とした木々が多くなった

標高1000mを下りたあたりから植生も変わり、あんなにも赤かった葉も濃い緑のままだったり、杉が見えたりとだいぶ様子が変わった。
そろそろ大網登山口だろうかと思い続け、ようやく着いたのは雨飾キャンプ場から1時間50分ほど。
8キロほどはあるだろうと見込んでいた登山口までのロードだった。

長かった。とにかく長い。

  • 登山口に着いた。

    登山口に着いた
    登山口の向かいには駐車スペース

  • ココから登山道へ

    ココから登山道へ

大網登山口から登る

登山口の手前にある空き地には10台近い車が停められそうだった。
道路は未舗装で窪みも大きく、ここまで来られる車を選ぶのだろう。

登山口にはよく見かける注意喚起の看板と、入口を塞ぐように倒れている枝が1本。
この枝は、もしかしたら「通行止め」という意味なのではないかと勘ぐりながら、偶然倒れているのかもしれないという思いもあり、もし登山道を通れないのだとしたら、そのときは戻るしかないと登山口へ入って行く。

  • まずは小さな川を渡る

    まずは小さな川を渡る

  • 序盤は下りっぱなしで不安になる

    序盤は下りっぱなしで不安になる

  • まずは小さな川を渡る
  • 序盤は下りっぱなしで不安になる

登山口に入ってすぐに登山道を下り、小さな川を渡る。
まずは渡渉から登り返していくのかと思っていたら、さらに下りは続いていく。
歩きやすい幅で、無理のない緩やかな下り坂。
足元はフカフカとしていて優しい。

一カ所、登山道が小さく崩れているところがあり、高く脆い段差ができていた。
ただ、なだらかな下りは延々と続いていく。

どこまで下りるんだろうか。
もしかして違うところへ行ってしまうとか。。。

  • 急激に下りる

    急激に下りる

登山口まで歩いた林道のように、雨飾山が見えるということもなく、見晴らせるというところがあるわけでもなく、青々とした木々に囲まれて下りていく。
登山口から15分ほど下り、斜面をトラバースするような急坂を下りたところで、ふたつめの渡渉のポイントに出た。
水量が多く、5・6mほどの幅がある。
うろうろとしながら渡りやすそうなところを探り、石を飛ぶようにして渡りきった。

  • 下りたら渡渉

    下りたら渡渉

この川、しましまの石ばかりだ

どうやって渡ろうかと思った

登山道が崩れてる!

川を渡った対岸は、途中、台風の影響からか川の中へ登山道が崩落しているところがあった。
山側のギリギリを歩いて足を踏み外すということもあるため、半分ヤブの中に体を突っ込みながら、枝を伝って崩落箇所を過ぎる。

  • ハシゴに来た

    ハシゴに来た

川沿いを歩く登山道も短く、渡渉から崩落箇所を過ぎ、2・3分のところでハシゴに着いた。
高い斜面と5mほどの段差にハシゴが掛けられている。
いかにも柔らかい土の斜面で、ハシゴがシッカリと突っ張っているのかと不安に思いながらも、木の根に針金で縛り付けられているのを見て、いちおうは安心をした。

土が軟らかいだけに心許ない

  • ハシゴを過ぎたら、まわりに草がいっぱい

    ハシゴを過ぎたら、まわりに草がいっぱい

ハシゴから先は、序盤のなだらかな下りから、いよいよ登山道らしい雰囲気へ変わっていく。
曇り空の下に紅葉が広がる斜面が見えたあと、山頂を繋ぐ尾根までの急登が続く。
いっぱいだった緑は、だんだんと紅葉を迎えたブナの黄緑に変わり、見た目にも華やかな景色が広がる。

おお!!って思った

  • 山は橙色だ!

    山は橙色だ!

  • けっこう急な坂道になった

    けっこう急な坂道になった

  • ブナが多くなってくる

    ブナが多くなってくる

  • ブナの紅葉は透けるような黄色

    ブナの紅葉は透けるような黄色

  • 林道を歩いて登山口に着いた
  • けっこう急な坂道になった
  • ブナが多くなってくる
  • ブナの紅葉は透けるような黄色
  • 塩ビ管の水場はチェックポイント的な存在感

    塩ビ管の水場はチェックポイント的な存在感

ただ登り続ける登山道は太股に厳しく、呼吸も乱れていく一方。
登山口から50分ほど登ったところで、最初の水場を過ぎた。
登山道の脇から塩ビ管が突き出て、水が流れ出ていた。

右へ左へと折り返しながら、急登が続いていく。
登っていくほどに、木の葉の色が変わっていくのはおもしろく、いつの間にか黄金の葉ばかりに囲まれている。
落ち葉の積もった柔らかな足元と、登山道を楽しめる要素は多くあるように感じられた。

誰だ。単調でおもしろくないみたいなこと書いたのは。

  • 山は橙色だ!

    山は橙色だ!

  • けっこう急な坂道になった

    けっこう急な坂道になった

  • ブナが多くなってくる

    ブナが多くなってくる

  • ブナの紅葉は透けるような黄色

    ブナの紅葉は透けるような黄色

  • 黄色と橙色とブナの青白い木肌が良かった

    黄色と橙色とブナの青白い木肌が良かった

  • 山は橙色だ!
  • けっこう急な坂道になった
  • ブナが多くなってくる
  • ブナの紅葉は透けるような黄色
  • 黄色と橙色とブナの青白い木肌が良かった
  • 向こうの稜線は大渚山の登山口

    向こうの稜線は大渚山の登山口
    あそこにある道を下りてきたんだった

水場から1時間ほど登ったあたりでは、ブナの黄色に混じって、赤い葉も見られるように変わり、木々が開けたところでは湯峠を見ることができた。
大網峠の林道ゲートがあった湯峠の高さまで登ったことを思うと、ようやく雨飾キャンプ場と同じ程度の標高まで戻ってきたようだった。

等高線がせまい・・・
  • ブナが楽しい

    ブナが楽しい

  • 見かける真っ赤な葉っぱ

    あちこちの山で見かける真っ赤な葉っぱ

  • 黄金色っていうのはこういう感じか?

    黄金色っていうのはこういう感じか?

  • ブナが楽しい
  • よく見かける真っ赤な葉っぱ
  • 黄金色っていうのはこういう感じか?
  • あそこに見える1本のブナが意味深だった

    あそこに見える1本のブナが意味深だった

  • そこまで登ると道が見えた

    そこまで登ると道が見えた

  • あそこに見える1本のブナが意味深だった
  • そこまで登ると道が見えた

さらに20分ほど登ると、北側の木が開けた場所があった。
大きなブナの下で、長野と新潟の境あたりが見下ろせる。

ここからの登山道はさらに明るく鮮やかに見える。
頭上には黄や橙の葉が広がり、足元には笹などの草木の深い緑が続く。
さらに落ち葉の濃い色が敷き詰められたように続いていく。
橙色の葉の向こうに見える尾根までも橙色。
その色に囲まれて歩いていくのは気持ちが良かった。

  • どこもかしこも黄色と橙色

    どこもかしこも黄色と橙色

  • 間近なところも橙色だし、向こうに見える尾根も橙色だし

    間近なところも橙色だし、向こうに見える尾根も橙色だし

  • どこもかしこも黄色と橙色
  • 間近なところも橙色だし、向こうに見える尾根も橙色だし

紅葉というかブナの黄金色っていう感じ

  • ちょっと登ったら葉っぱが無くなった

    ちょっと登ったら葉っぱが無くなった

20分ほど登って気が付くと、葉を落とした枝が多くなっていた。
登山道には落ち葉が多く、葉を残した木もわずか。
枝の隙間からは、雪を付けた小蓮華岳と白馬乗鞍岳が見えた。

  • 木の間から小蓮華と白馬乗鞍

    木の間から小蓮華と白馬乗鞍

景色が開けたブナの下から25分ほど、すっかり葉が落ちた木が多くなり、明るい登山道に変わっていた。
ルートは右と左と二股に分かれ、どちらへ進むとも看板がない。
いかにも登っていきそうな右と、向こうの尾根へ続きそうな左と。
手元のGPSを見て、なんとなくの雰囲気で右へ。
そのカンは間違っていなかったらしく、5分と登らないうちに尾根に出て眺望が開けた。

  • 分岐なんてあったっけ?ってなったところ

    分岐なんてあったっけ?ってなったところ

  • 右へ進んでなだらかな尾根らしい登山道になった

    右へ進んでなだらかな尾根らしい登山道になった

  • 分岐なんてあったっけ?ってなったところ
  • 右へ進んでなだらかな尾根らしい登山道になった

あとで地図を見て、どっちも行けそうなんだと思った

  • 景色が開けた

    景色が開けた

チラリと見てていた程度の小蓮華岳は、その周囲の山も合わせて見えるほど。
きっとこの中を歩いてきたのだろうという山の斜面は深く赤い。
山頂へと続く尾根を歩くことと、尾根から見る雨飾山の山頂部がこのルートのハイライト。
ただ先はガスっている。

  • ここから山頂を見るっていうのが目的だった・・・

    ここから山頂を見るっていうのが目的だった・・・

どこかのタイミングで、一瞬でも山頂が見えることを期待しながら尾根を歩いていく。
右側を振り返って見ていた北アルプスと、左側には鬼ヶ面山や駒ヶ岳といった糸魚川の山々。
あの削ったエンピツのような尖った形は、とても登れる山には見えない。

一瞬で良いから・・・チラッとで良いから。

晴れるタイミングを期待している山頂は、ますますガスが濃くなっていくようで、なかなかに意地が悪い。
気持ちの良い尾根だけに、眺望も欲張りたいところだった。
ここから見る雨飾山の雰囲気は、まるで高妻山の山頂北面のようにも感じられる。
ただそれよりも、谷ふたつ隔てた鬼ヶ面山の存在感が強く、あの山の登山道はどうなのかというところに興味が出た。

左側に見えていた山はエンピツのように尖ってた

  • 左側の糸魚川方向に見える尖った山が気になる

    左側の糸魚川方向に見える尖った山が気になる

  • 山頂方向はなかなか晴れない

    山頂方向はなかなか晴れない

  • 尾根が細くなってきた

    尾根が細くなってきた

  • 谷の向こうの山肌も気になる色

    谷の向こうの山肌も気になる色

  • 山頂方向はなかなか晴れない
  • 尾根が細くなってきた
  • 尾根が細谷の向こうの山肌も気になる色
  • なだらかだった尾根が急登になる

    なだらかだった尾根が急登になる

  • こんなものも目につく

    こんなものも目につく

  • 振り返るとすっごく赤い

    振り返るとすっごく赤い

  • 行く先も赤いけれど、それ以上に白さが気になる

    行く先も赤いけれど、それ以上に白さが気になる

  • この赤い尾根を左から登ってきた

    この赤い尾根を左から登ってきた

  • なだらかだった尾根が急登になる
  • こんなものも目につく
  • 振り返るとすっごく赤い
  • 行く先も赤いけれど、それ以上に白さが気になる
  • この赤い尾根を左から登ってきた

尾根はいったん細くなり、そこから山頂への登りが始まる。
雨飾山でもっとも急な登りのひとつで、狭く岩が露出しているところも多い。
特にこの日は露が付き、草や落ち葉で滑りやすいコンディションだった。

急斜面を登り切り、いったん緩やかになった尾根を歩く。
向かう先よりも振り返った景色が美しく、真っ赤な尾根や、うっすらと霞んで見える日本海、身近なところの葉に目をやった。
ただ、登っていく先に期待している山頂を見ることはできず、白さが増していくばかり。

登山道は間違っていないのだろうけど山頂がどこだか分からない

  • 背の高い笹の間を抜ける

    背の高い笹の間を抜ける

  • 白さは増していく

    白さは増していく

  • そしてまた登る

    そしてまた登る

  • このあたりは背の高い植物も無くなって風が強い

    このあたりは背の高い植物も無くなって風が強い

  • 白さは増していく
  • そしてまた登る
  • このあたりは背の高い植物も無くなって風が強い

強い風に雲が流れて行く尾根。
山頂は全く見えず、きっとそこにあるという期待だけ。
周りには背の高い木や植物もなく、避けることのできない風に煽られて斜面に取り付く。
大きな岩が露出した急斜面で、登るほどに岩が多くガレていく。
浮いた石は多くはなかったものの、ここにきてのガレ場は太股に厳しく歩きづらかった。

  • 山頂直下はガレ場だと聞いた

    山頂直下はガレ場だと聞いた

  • ガレ場を登り切った

    ガレ場を登り切った

  • 山頂直下はガレ場だと聞いた
  • ガレ場を登り切った
  • 眺望が無いばかりか山頂も無い

    眺望が無いばかりか山頂も無い

  • 細尾根になる

    細尾根になる

  • あれに登ればきっと山頂が見えるハズ

    あれに登ればきっと山頂が見えるハズ

  • 山頂直下はガレ場だと聞いた
  • 細尾根になる
  • あれに登ればきっと山頂が見えるハズ

ガレ場を登ったら山頂というつもりで、強い風と真っ白な景色の中を登ったものの、登った先には山頂らしきものはなく、山頂がどこかと思いながら尾根を進む。
右側眼下は深く落ちた谷で、尾根も岩の続く細尾根になっていた。
細尾根を過ぎるといったんハイマツの中に入り、そこから顔を出すと登りが終わっているのが見えた。

ようやく。

  • 北峰に着いた

    北峰に着いた

雨飾山山頂

雨飾山の北峰には、登山口から2時間30分だった。
長い急登に苦労しながらも予定していたとおりに登ることができた。
北峰には北側を向いた石仏が四体と祠が一基。
山頂の南峰へは1分ほどで行ける。

  • うっすら見える南峰へ

    うっすら見える南峰へ

  • 北峰を振り返ると北アルプスも見える

    北峰を振り返ると北アルプスも見える

  • 南峰の真下には紅葉が広がる

    南峰の真下には紅葉が広がる

近い距離の北峰からでもうっすらと霞んでいる南峰へ。
大網登山口から2時間31分で到着した。
山頂からは北アルプスや頸城山塊の山々が見渡せるはずのところ、今回はガスが厚く、眺望は期待できなかった。
ただ流れの速い雲の中で、ときどき見える北アルプスや、崖下に広がる紅葉が綺麗だった。

  • 山頂についた

    山頂の南峯に着いた

しばらく西側の景色を楽しみ、山頂をあとにすることにした。

これ以上に晴れることは無さそうだし。
帰ってから用事もあるし。

にしても山頂は人気で捌けないな
  • 北峰と南峰の間に分岐がある

    北峰と南峰の間に分岐がある

雨飾キャンプ場への下山

南峰と北峰の間に雨飾キャンプ場へと下りる分岐がある。
雨飾キャンプ場や雨飾山荘へと下りることができ、金山への縦走路もこの分岐を下りる。

  • 急な下りから荒菅沢の紅葉がすごいのが見える

    急な下りから荒菅沢の紅葉がすごいのが見える

分岐からは高い段差と急な角度の下り坂で、足元を間違えれば、かなりの高さを転がりそうなところ。
ただ、ここからは雨飾山の象徴的な景色が見られる。
笹平を縫うように作られた登山道が女神の横顔のように見え、雨飾山に登ったらこれだけは見ておきたい。

なんにも見えないことは、登りの尾根で覚悟していた

  • 笹平の雲が晴れて景色が見えた

    笹平の雲が晴れて景色が見えた

今回は雲が多く真っ白な景色ばかりのため、それも諦めていたこともあり、サッと下りてしまおうと思っていた。
たまたま、そこを下りている最中にガスが晴れて綺麗な横顔を見ることができた。
ガスが流れて行く中で見る笹平は印象的で、山頂付近でようやく景色らしい景色が見られたようにも思えた。

  • 橙色だらけ

    橙色だらけ

  • 岩肌は荒々しい

    岩肌は荒々しい

  • 橙色だらけ
  • 岩肌は荒々しい

笹平の眺めに喜んでいたところで右手側に視線を移すと、荒菅沢の燃えるような色づきが見えた。
こんなにも赤くなるものかと思うほどで、シーズンの最終盤、厚く曇った天気の下で、紅葉としても本調子ではないだろうコンディション。
そこでこんなにも赤く見えるのかと。
荒菅沢から迫り上がっている岩壁も相変わらずの険しさで目を惹く。

荒菅沢を見下ろして、まさかこんなにすごいとは思わなかった

  • なだらかな笹平へ下りてきた

    なだらかな笹平へ下りてきた

  • 糸魚川側の雨飾荘へ下りる分岐

    糸魚川側の雨飾荘へ下りる分岐

  • 金山への縦走路の分岐

    金山への縦走路の分岐

  • 笹平の端から雨飾山山頂を見る

    笹平の端から雨飾山山頂を見る

  • あの雲の中には焼山と金山と

    あの雲の中には焼山と金山と

  • 雨飾キャンプ場が見える

    雨飾キャンプ場が見える

  • なだらかな笹平へ下りてきた
  • 糸魚川側の雨飾荘へ下りる分岐
  • 金山への縦走路の分岐
  • 笹平の端から雨飾山山頂を見る
  • あの雲の中には焼山と金山と
  • 雨飾キャンプ場が見える

笹平へと下り、なだらかなアップダウンを歩く。
糸魚川側へと下りる雨飾山荘への分岐を過ぎ、笹平を見渡す丘のような坂を登ると、金山縦走路の分岐がある。
ここからは笹平と尖った山頂部を見渡し、焼山を間近に見ることができる。

  • けっこう急な登山道が続く

    けっこう急な登山道が続く

笹平を過ぎると荒菅沢への急斜面を下りていく。
緩斜面と急斜面を繰り返す下りは、紅葉した金山の斜面に向かって飛び出していきそうにも見える。

ぴょーんて行けそうな気がする

まるでジャンプ台のようで、向こうに見える紅葉の山へ飛び立ちそうに見えた

ひたすら下りていく登山道は、右左へ細かく折り返し、段差も高く、ハシゴやロープも架けられている。
樹林帯へ入ると、湿った粘土質の地面もあり、なかなかに気の抜けない下りが続く。

  • 岩が荒々しい

    岩が荒々しい

  • 樹林帯に戻っても下りは急斜面

    樹林帯に戻っても下りは急斜面

  • 険しく見えていた岩肌を見上げる

    険しく見えていた岩肌を見上げる

  • 岩が荒々しい
  • 樹林帯に戻っても下りは急斜面
  • 険しく見えていた岩肌を見上げる
  • 荒菅沢

    荒菅沢

荒菅沢

急斜面を下り荒菅沢へ。
つい先ほどまで見下ろしていた岩壁は、荒菅沢からは見上げる場所に。
手前に見える緑と、徐々に橙から枯れ色へと変わっている色を楽しめる。
渡渉は序盤のような水量の多さも荒々しさもなく、渡りやすく石が並んでいた。

深田久弥はこの沢を登ったのだっけ。。?

  • 荒菅沢からの登り返し

    荒菅沢からの登り返し

渡渉を追えると登り返す。
ここまで下ってからの登り返しはキツく、ほんの10分ほどの登りに息が切れる。
振り返ると下りてきた斜面の紅葉が山肌一面に見える。
雨飾山もこの斜面で見納めになる。

  • 雨飾山はここで見納め

    雨飾山はここで見納め

ブナ林から雨飾キャンプ場

荒菅沢を過ぎてからの登山道は、雨飾山の象徴的なブナ林が続く。
どの季節であってもこのブナ林は美しく、紅葉シーズンは華やかに見える。
陽が高く昇った時間帯は葉を透かすようにも見えるため、特に明るく色が映えて見える。

  • 荒菅沢を過ぎたらブナ林が楽しめる

    荒菅沢を過ぎたらブナ林が楽しめる

  • 黄色がいっぱい

    黄色がいっぱい

  • 荒菅沢を過ぎたらブナ林が楽しめる
  • 黄色がいっぱい

ここのブナがとっても綺麗なのは知っていた

登山道上は水はけが悪いようで、水たまりや泥濘んだところに気が置かれていることも多かった。
明るく華やかなブナ林を見ながら歩いて行くのは楽しく、橙色がだんだんと緑に変わっていくのが惜しいようだった。

  • 紅い葉っぱが落ちているのが印象的

    紅い葉っぱが落ちているのが印象的

  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 紅い葉っぱが落ちているのが印象的
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • 雨飾山のブナ林
  • ここまで来ると平坦

    ここまで来ると平坦

  • たいらで歩きやすい

    たいらで歩きやすい

  • キャンプ場が近づくと木道になる

    キャンプ場が近づくと木道になる

  • ここまで来ると平坦
  • たいらで歩きやすい
  • キャンプ場が近づくと木道になる

水の流れる音が大きく聞こえ始めると、キャンプ場が近くなってくる。
茶色い土の登山道を下り、木々の間から出るように平坦な木道の上へ。
脇を小さな川が流れ、その中に岩魚が泳いでいるのを見ながらキャンプ場へと戻った。

  • イワナがあちこちに泳いでいるのが見える

    イワナがあちこちに泳いでいるのが見える

キャンプ場近くのイワナが毎回気になってる。

  • キャンプ場に着いた

    キャンプ場に着いた

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