袴岳という山が長野県飯山市にあります。
斑尾山の北側にあるのですが、特別な形をしているわけでもなく、何か目立った地形やコースがあるわけでもなく。
遠目には存在感が薄い山だと思います。
袴岳そのものの存在感は薄いのですが、この山に入るとブナ林の美しさと眺望の良さに気が付きます。
まず山頂へ至る登山道からは斑尾山が間近に見えます。
峠を挟んだ隣の峰なので、間近に見えるのも納得です。
ブナの森が美しいのも袴岳の特長です。
明るい森の中で、ブナの木肌を見ながら歩くのも気持ちが良いです。
3月の残雪期なら、木の周りだけが溶けた雪を見ることができます。
袴岳の本体は丸みがあり、なだらかな雪原のような雰囲気ですが、実はそこへ至るまでに急登を登ります。
特に積雪期なら直登することもあり、この斜面を登るのは難儀します。
高低差少なさや行程の長さからは想像しない意外な急登です。
南側からの登山道では、前峰や中峰を越えます。
どのピークもなだらかで雪原のような雰囲気があります。
そのなかで袴岳の山頂部がもっとも平坦で、穏やかなブナ林になってます。
刈り払ったのか、何かしらの理由があるのか、山頂からは西側の景色が開けています。
立地的にも妙高山と黒姫山が近く、大きく開けた空の下でふたつの山が見えます。