榛名富士を登る
主な登山口はゴンドラ駅のあるビジターセンター側と榛名湖温泉のある北側のふた通り。
今回はビジターセンター側の登山口から登ることに。
駐車場から登山口は道を挟んだ向かい側。
登山道へと入っていくとさっそくの急勾配がスタートする。
周りには笹が生い茂り、その上に木の枝が覆い被さるように葉を広げている。
陽が差し込みが少なく日影の登山道は湿った状態の土で、ところどころの急勾配では足を取られる。
綺麗な円錐形の山なので、九十九折りの登山道もほぼ似たような勾配のまま標高を上げていく。
登り始めて10分ほどでゴンドラの柱のすぐ脇を通り過ぎ、見上げると緑の合間から明るく陽が差し込んでいるのが見える。
もう少しで山頂という雰囲気。
ゴンドラの山頂駅に着いたのは登り始めて34分が経過したころ。
ここまで辿り着くと山頂はすぐ。
ゴンドラを降りた軽装の観光客に混じって、山頂へと続く階段を上っていく。
鳥居を潜るとすぐそこは榛名神社の建つ山頂。
登山口からは38分ほどでの到着だった。
榛名富士山頂
榛名富士の山頂は木が開けているものの緑が豊富で、あまり眺望の良い雰囲気は無い。
この日はガスっていたためにもともと眺望は良くないが、天候に恵まれれば日光白根山や上州武尊山などの北関東の山並みが見えるような印象だった。
下山
下山は榛名湖温泉方面へ。
山頂から分岐して急登を下っていく。
下山ルートの方が登山道が荒れている印象だった。ところどころで土が崩れ、笹が茂っていた。
下山に要した時間は23分ほど。
1時間ほどの榛名富士登山だった。