榛名山

1449m

榛名山最高峰

掃部ヶ岳 2015年8月22日

夏の榛名山(掃部ヶ岳) (8月)|榛名山の最高峰は階段が延々と続く
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榛名富士は榛名山を形成する火口丘のひとつ。
カルデラの榛名湖を囲むようにいくつもの山が立ち並ぶ。
最高峰の掃部ヶ岳は榛名湖の西側に位置し、湖面に映る榛名富士を見下ろすような眺望が望める。

登り
町営駐車場
下り
湖畔の宿記念公園
最高標高
1449m
登山口標高
1115m
距離
2.19km
累積標高
330m
348m
平均斜度
17.2度
時季
2015年8月
天気
曇り
日程
日帰り
歩行ペース
登り0:40/下り0:20/合計1:00
平均の歩行速度
2.33km/h

この日のペース

  1. 榛名吾妻荘
  2. 掃部ヶ岳 山頂(0:40)
  3. 湖畔の宿記念公園(1:00)

歩いたコース

Amazonや書店で買える地図

山と高原地図 赤城・皇海・筑波 榛名山
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登山口が分かりづらくて探すのに右往左往しました。
よく見れば道路の脇に看板が立っているので注意です。
最初の半分は比較的登りやすいのですが、硯岩を過ぎてからの坂はほぼ階段で、その階段と歩幅が合わないと非常に苦労します。
高低差の割に疲れたイメージです。下山に使用した湖畔の宿記念公園へのルートは笹の茂った急登です。

使った登山道具

持って行った水の量

榛名山最高峰、掃部ヶ岳を登る

掃部ヶ岳は湖畔の北西にある登山口から。
榛名吾妻荘の大きな建物の近くから登山道へと入っていく。
登坂車線の始まる登り坂の手前と思っていれば分かりやすい。

登る前に登山口を見失い、周囲を見回して見つけた登山道から掃部ヶ岳はスタート。
登山道へと入っていくと緩やかな斜面と、水が流れてえぐれたような凹凸が目につく。
周囲には笹が茂り、大きな岩も目に入る。

登り始めて10分と経たないうちに最初の階段が始まった。
右へ左へと折れ曲がる階段を上っていくとすぐに尾根のような分岐に辿り着く。
大きな硯岩はこの分岐を右へ。
いったん緩やかな登山道になり、緑の合間からは建物も見える。
相変わらずの笹で足元の視界が無いものの歩くのには支障も無い。

延々と続く階段

登山口から15分ほどで2回目の階段が始まった。
丸太を積み上げた形の階段は踏面が極端に狭く、丸太の上に足を置くようにして登っていく。
この階段と歩幅が合わないと想定以上に苦労する。
丁寧に整備されている登山道だけに歩幅と合わない階段が惜しい。
なかなか終わりの見えない階段に苦労しつつ、ひたすら上へ上へと目指して行く。
木の合間から右側に山頂らしき影が見えても階段は続く。

苦労し続けること15分。
ようやく階段が終わり、分岐の標が建つ尾根に出た。
尾根に出ても眺望は無く、ところどころで木の枝が開けたところでのみ榛名湖を見下ろすことができる。
さほど斜面も急ではないので登りやすく、山頂へは10分とかからない。

掃部ヶ岳山頂

登山口から約40分。
掃部ヶ岳の山頂は東側の木が開けた平坦な場所だった。
大きな岩が埋まっているので腰掛けるのにちょうど良い。
ここからさらに杏ヶ岳へと登山道は続き、榛名山の山を縦走していくことができる。
雲が多かったので眺望は良くないが、なかなかに気持ちの良い山頂だった。

掃部ヶ岳からの下山

下山は湖畔の宿記念公園へ。
階段が終わる分岐点から右へと降りていく。
ここに掛けられた看板には急登の注意を促す文字。
びっしりと笹に囲まれて、確かに急な斜面が続いていく。

木に囲まれ見晴の無い登山道を降りること20分。
湖畔の宿記念公園に到着。
こちらの登山道は下山よりも登るのに適している印象だった。

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下山後に立ち寄った温泉

レークサイドゆうすげ

榛名湖畔に建つ町営施設。「レークサイドゆうすげ」という名の付いた施設は、ここと道を挟んだゆうすげ元湯の2つ。こちら側の施設は宿泊が可能。建物の奥に浴室があり、広い内湯が1つのみ。大きな窓からは榛名湖面が見渡せる。

登山口から近いので、ザックを背負ったままでも行けそうな印象でした。
建物が立派な「元湯」が反対側にあるので、そちらに入りたくなりますが、こちらも綺麗でゆっくりできました。
なによりも400円という価格が嬉しいです。とくに香りの無いお湯でしたが、温まる泉質のようです。

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