信濃町 薬師岳

819m

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THE 里山

富濃 2021年10月15日

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長野県の北部、信濃町に位置する薬師岳。
西側にはJR古間駅、山の直下を上信越道が通るという場所で、その昔は割ヶ岳城の狼煙台として使用されていたのではないかという推測もある。
北側には斑尾山や野尻湖があり、南側からの侵攻があるであろうことを想像すると、その推測も信憑性が増すように思われ、実際、山頂部には遺構を示すような井戸や地形が見られる。

田や家々が並ぶ盆地の中に突然盛り上がったような山で、麓からの高低差は150mほどとはいえ存在感がある。
そのため、この付近を通りかかると視界に入る山で、登山道のようなものがあるのならば、一度登ってみたいと考えていた。

歩いたコース

最高標高
819m
登山口標高
665m
距離
1.13km
登り
富濃
下り
富濃
行動時間
登り0:16・下り0:12・合計0:28
累積標高
148m
147m
平均斜度
14.68度
歩行速度
2.41km/h
時季
2021年10月
天気
曇り

この日のコースタイム

  1. 登山口
  2. 薬師岳山頂(0:16)
  3. 登山口(0:28)

信濃町にある薬師岳はしばらく前から気になっていました。
上信越道を妙高方面から長野へと向かうとき、黒姫を過ぎたあたりでトンネルを潜ります。
この真上にある山で、田んぼや集落の中にポツンと聳えているような存在感の山です。

見る角度によっては円錐形でカッコ良く、斑尾山から見ても分かるくらいで、もっと大きな山体であれば人気の山になっただろうと思います。
残念なのは150mほどの高低差で、典型的な里山といえる大きさというところですが。

軽く山を登ってみようというにはちょうどいいところでした。

使った登山道具

持って行った水の量

信濃町の薬師岳

斑尾山を向こうに望む信濃町船岳。
稲とリンゴ畑を手前にして薬師岳が見える。

高くはない標高と、まったく眺望が望めないほどに茂った緑は、きっと登っても楽しめるようなものもないと思え、目的が無ければ登ることもない。
それにも関わらず、南北から見た舟形と東西から見た円錐形が美しく、長閑な田園風景の中に存在感があった。

  • 薬師岳-登山口には薬師堂が建っている

    登山口には薬師堂が建っている

薬師岳の東側の麓。
薬師堂が建つ富濃登山口にきた。
車が2・3台停められるほどのスペースがあり、登山口の看板が建てられている。
杉の木が立ち並ぶ中で、薬師堂のまわりは陽が当たりやすいようで、登山道には草が鬱蒼と生えていた。

  • 薬師岳-薬師堂の横から登る

    薬師堂の横から登る

登山時間は20分ほどの予定で、高くも長くも歩かないため軽装のまま薬師岳へと入っていく。
序盤の数分は真っ直ぐに登っていく。

シマヘビがいた。
ふっといの。

登る前に見ていたウェブサイトで、ヘビに注意だという記載を目にしていた。
草が茂っている様子で、見るからに棲んでいそうな気配は感じていたものの、まさか思ったとおりに遭遇するとは思いも寄らず。
しかも1mは超えていそうなほどに長く太い。
シマヘビとはいえ、突然足元で這われるのは気持ちが悪い。

ヘビは怖くないけれど、突然出てくるから気持ちが悪い

  • 薬師岳-こんなのが目についた

    こんなのが目についた

まっすぐに登り切ると、急な斜面を九十九折りに登る。
低山ならではの落ち葉が積もった柔らかな地面。
湿気を含んだ様子が滑りやすさを感じさせる。

クモの巣がある・・・ありがちな感じで

  • 薬師岳-急な斜面を折り返して登っていく

    急な斜面を折り返して登っていく

  • 薬師岳-杉が厚くて鬱蒼としてる

    杉が厚くて鬱蒼としてる

厚い杉のおかげで見えるものは地面と木々のみで、ときどき違う種類の木の葉と木漏れ日を見て楽しむ程度。
登るほどに斜面は急な角度に変わっていく。
ただ折り返す登山道は変わらず、ただ下へと落ちていく斜面が深く感じられるだけ。

登山道の左右に生えていた草は、登るほどに薄くなり、歩きやすく感じられた。
足元に土が露出していれば、ヘビが突然現れることも少なく思われ、それ以上に怪しみながら歩く必要がない安心感があった。

  • 薬師岳-山頂に着いた

    山頂に着いた

  • 薬師岳-山頂部にはお堂

    山頂部にはお堂

着いた

登り始めて16分。
お堂の建つ山頂部に到着した。
最高地点は広い山頂部にあり、お堂が建つ場所が最も高いとはいえないようだった。

  • 薬師岳-山頂部は広くてお堂の前だけ木が無い

    山頂部は広くてお堂の前だけ木が無い

  • 薬師岳-林の中に井戸があるらしい

    林の中に井戸があるらしい

杉の林には草木も茂り、最高地点を探してさまよい歩くのも気が引け、井戸の看板があったもののその方向へ歩いてみるのも興味が削がれるほどだった。
山頂に着いたこと以外に興味を持っていた物も無ければ見たいものも無く、早々に下りることにした。

藪の中を歩くのは嫌だなと思い。。。

  • 薬師岳-下りる

    下りる

登ってきた道を折り返して九十九折りの登山道を戻る。
登りでは気にならなかった傾斜は、滑りやすそうな雰囲気もあって、足元に注意をして下りていく。
序盤、出会ってしまったヘビがまた現れるのではないかという思いもあり、早々に戻りたい気持ちだった。

下りではヘビを見なかった

  • 薬師岳-下りてきた

    下りてきた

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