紅葉の谷川岳
1977m
西黒尾根 2015年10月12日
群馬県と新潟県にまたがる百名山。
関東からアクセスも良く、ロープウェイなど観光の整備もされているため非常に人気が高い。
その反面で、一ノ倉沢や幽ノ沢などの険しいロッククライミングルートもあり、世界で最も遭難者が多く魔の山としても知られている。
この日のペース
日本三大急登に数えられるほどなので、急登を期待して登りに行きました。
高低差もそこそこで、下りは天神尾根からロープウェイという選択肢もあるので気が楽だと思います。
鎖場も多い方だと思うので、いろんな登山道を楽しめると思います。
ただ人気のある山のせいか、谷川岳では軽装で登山道を歩いている人を多く見かけます。水くらいは持っているのだと思いますが。
また鎖場での三点支持を心がけている人が非常に少ないのも気になりました。
両手で鎖を掴んで体を預けて登るのは首を傾げてしまいます。
谷川岳というと登りやすい天神平からの登山道と、急登で有名な西黒尾根、世界一の遭難数で知られるバリエーションルートの一ノ倉沢といったさまざまなコースで登ることのできる山です。
それぞれに楽しみがあり、何度も登山を楽しむことのできる山でもあります。
数ある登山道の中でも、どちらかといえば地味なコースが厳剛新道です。
マチガ沢から一気に高度を上げて行く厳剛新道は、石も滑りやすく上部へ行くほどに狭くなりハシゴや鎖場もあるコースです。一般登山道としては西黒尾根の知名度が高いですが、少し手応えのあるコースを登りたいのなら厳剛新道だと思います。
厳剛新道からは谷川岳を見上げることができます。おそらく正面からの谷川岳をもっとも迫力ある形で見ることができるのではないでしょうか。
ぐいぐいと登りながら見上げる山頂は気持ちも高鳴って、谷川岳への登山が存分に楽しめると思います。
この写真を撮影したところから30分も登ると、西黒尾根との合流地点に出ます。そこからは稜線歩きになり、まったく違った景色を堪能できます。
ふれあい交流館
水上駅から歩いて10分ほどの温泉街にある施設。近くには大きな駐車場もあり、登山後にも立ち寄りやすい。浴槽は小さめで10人も入れば一杯になりそうなほど。洗い場も4つで、決して広くはない浴室がかえって落ち着く。
玄関の横に足湯がありました。館内は禁煙のようで、そこでタバコを吸っている人もいました。温泉は建物からは想像できないほど狭く感じましたが、逆に利用者がそう多くもなく、落ち着いてお湯に浸かれました。「利用時間2時間まで」とどこかに書いてあったと思います。
カウンターの横に、次回から使える100円引き券がありました。オススメしてもらったので次回から1枚5人まで470円で入れます。
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