戸隠キャンプ場から戸隠神社へ
険しい岩峰がいくつも連続して形成している戸隠連峰。
戸隠山はその中央部に位置し、標高は1904m。
戸隠連峰の中では西岳に次ぐ標高で、最高峰の高妻山は戸隠山の北側に位置している。
ごつごつとした山容は市街地からでも望むことができ、特に東面の岩壁は一見して戸隠連峰の険しさを感じさせる。
核心部は八方睨み直下の蟻の塔渡り。
百軒長屋から鎖場が連続し、胸突岩といった岩壁を登ったあとに待ち受ける岩の細尾根。
踏み幅30〜40センチほどの細尾根で、その両側は深く切れ落ちた岩壁。
遠く北アルプスや戸隠西岳が見渡せるビューポイントでありながら、ここを通過する緊張感は戸隠山の醍醐味と言える。
スタートは戸隠キャンプ場にある高妻山登山者専用の駐車場から。
登山口のある戸隠神社奥社の駐車場は、数年前から多くの台数が停められるように拡張された代わりに有料になり、気軽に停められる場所ではなくなってしまった。
戸隠山を周回して下りてくるコースを考えると、下山は戸隠キャンプ場になるため、この駐車場に停めるのもかえって都合が良い。
50台ほどが停められる広い駐車場で、ここで準備を整えて道を渡り、向かい側にある遊歩道から登山を開始した。
戸隠キャンプ場の無料駐車場に車を停め、戸隠山の登山口がある参道へ遊歩道を歩く。
奥社参道まで約2キロを歩くことになるものの、下山時は駐車場の前に着く。
駐車場は迷ったけれど、ここが一番便利だという考えに落ち着いた
遊歩道の入口は、道に面したトイレの横から。
入口に掲げられた看板を見て、奥社参道へと通じていることを確認して遊歩道へと入っていく。
足元は湿地帯のようになっているようで、3段ほどの階段に木道が設置されていた。
「ささきがわ歩道」と書かれた歩道に沿って、戸隠神社奥社の参道へ。
遊歩道に入って50mと進まないうちに、右へと遊歩道が分岐した。
この分岐を見逃すと、駐車場横を走るアスファルトの車道に出てしまう。
分岐にある階段を下りて遊歩道を進んで行く。
ここは分かりづらい。
ホントに見逃す。
左右には笹が茂り、濃い緑の中から大型の獣が出てきそうな気がしながらも、曲がりくねった遊歩道を歩いて行く。
戸隠周辺は、ツキノワグマが多く目撃されることもあり、視界の悪い樹林帯の中は緊張した気持ちで歩くことも屡々。
風も感じていない時に笹の揺れる音を聞こうものなら、それ以上に大きな音を立てて周囲の様子が変わらないことを確認するまで先に進むのを躊躇うほど。
どこかに熊がいるんじゃないか?っていう気持ちが沸々・・・
遊歩道は、ときどき参道までの距離を掲示しながら、2つ3つと分岐を経由して過ぎていく。
湿地帯の木道になったり、軟らかな土の道になったりを繰り返して約2キロほど。
木々の向こうに参道入口にある蕎麦屋が見えてきた。
駐車場からは約23分ほど、戸隠神社の鳥居の前に出た。
すぐ近くに駐車場がありバスの発着もあることから、整備された参道には人も多い。
戸隠神社奥社参道
なだらかな登りが続く戸隠神社奥社への参道。
まわりにはブナや栃が鮮やかな緑の枝を広げていて気持ちが良い。
参拝の観光客と擦れ違いながら、陽射しを受けて汗をかき、息を上げながら進んで行く。
きっとココで撮った写真はインスタにアップされるのだろう・・・・
随神門を過ぎると、そこからは戸隠神社奥社の特徴的な杉並木が続く。
400年以上の歴史があると言われている杉の巨木たちは200本以上もあるそうで、ここまで来ると足を停めてポーズを決めて写真に収まっている人が目につく。
ゆるやかに登っていく参道を足早に過ぎていく。
杉並木を歩くこと随神門から10分ほど。
奥社手前の石段に着いた。
石段はひとつひとつが大きく、段差は低めで歩きやすい。
石段を上り、奥社の手前に建つ社務所の屋根が見えると、戸隠山への登山口が示されていた。
オーバーペースだったのか、ここまでけっこうキツかった。
戸隠山へ
登山口から社務所の裏を回り込むようにして登山道が続いていく。
木の根や石が登山道上に張りだした急登で、右へ左へと折り返しながら一気に標高を上げていく。
頭上を覆っている葉の間からは、戸隠連峰の稜線が間近に見える。
近い。
急登を5分ほど登ると尾根上に出たようで、平坦な登山道に代わり、左右は崖のように切れ落ちた状態に変わった。
それまで登ってきた斜面の角度を思うと、ここでひと息付けるかと安心感があるように思われた。
2・3分歩いてすぐに急登が戻り、折り返しながらの尾根道が続いていく。
ときどき見える戸隠連峰の稜線は、登っていくごとに近づいて、そこに生える木の葉までが見えるよう。
高い段差と細かな折り返しを繰り返して、急登を登っていく。
登山口から25分ほど登ったところで、鎖の架けられた岩場に出た。
特に鎖に手を掛けなくても登ることができる程度の傾斜と、足を掛ける段差のある。
ただ岩と鎖場が出てきたことで、これから向かう戸隠山らしい岩場が近づいたことを感じる。
垂直の壁が見えた
百軒長屋
急登の尾根を登り、登山口から30分ほどのところ。
木が開けた先に高い岩壁が見えた。
登山道は5mほどの高さの鎖場になった。
鎖場を登ると、岩壁をえぐるような地形が続いている。
見上げるほどの高さの岩壁は断崖絶壁といえるような地形で、今にも石が落ちてきそうな雰囲気。
百軒長屋と看板が掛けられた場所で、深くえぐれた中には地蔵が置かれていた。
岩壁の真下を歩くせいか陽を遮る木々もないため日射が暑く、飯縄山方向の眺望が良い。
登山道は岩壁の根元をなぞるように平坦に続き、細かなアップダウンを繰り返して百軒長屋を横切っていく。
前に来たときは、ここで熊を2頭見た
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飯縄山が見えるようになってきた -
岩壁の下をトラバースして百間長屋を通過。あの先の岩壁に穴が空いているのが見える。 -
岩壁の下へ来てみると、鎖が一本垂らされていて、あの窪みの中には祠があるように見える。 -
西窟。登山道はここから山を巻いていく。
百軒長屋を過ぎて、戸隠山の裏側へと回り込むように登山道が続く。
西窟と呼ばれる深い窪みの手前では、岩壁の中に埋まるように祠があり、1本の鎖が垂れ下がっていた。
その祠にどういうものが祀られているのか気になりながらも、90度近い岩壁を登る気にもなれず、ただ下から見上げて様子を伺うだけ。
何があるのか気にはなるのだけど。
垂直に登るのって怖いし、時間を巻いて登ってるし。
連続する鎖場
西窟を過ぎると登山道の左側には西岳が見えてくる。
いくつもの細尾根が山肌に突き刺さるように伸びる西岳。
西岳は本院岳や弁慶岳などと形成し、戸隠連峰で最も険しい破線ルートでもある。
西岳が見えて「おお・・・」っていう感じがした。
ここから鎖場が連続する
ここから鎖場が連続する登山道に変わる。
それまでの樹林帯の急登から様相が変わる。
ヘルメットを用意し手袋を着け、ストックはリュックにしまう。
十分に手足を掛けるところがあるため、気をつけて登れば難しいというところではないものの、登山道の真下は崖のような急斜面のため万が一にも注意は必要。
鎖場を登ると、左側には小高い岩の丘があった。
ペンキで×が書かれているが、鎖が架けられて登ることはできそうな雰囲気。
おそらく西岳方面の眺望が良いのだろう。
この先にも興味は沸いたのだけど、高いのは嫌いだし。
登山道に沿って鎖場から右へ登ると、すぐに次の鎖場に着いた。
3mほど登ってから右へ移動し、さらに3mほど登る鎖場で、ここも手足のホールドが十分にある。
ただ登った先は、戸隠神社の参道までまっすぐに落ちていきそうな断崖の上。
飯縄山を一望するどころか、長野市街や善光寺平、さらにその先が眼下に収まるような眺めの良さだった。
登山道上とはいえ、腰を下ろせるような広さもなく掴まるような太い木もないような細尾根で、鎖場が終わったからと安心感を抱くことはできない。
細い登山道は土からゴツゴツした岩に変わり、少し進むとさらに角度のある岩壁を登る登山道に変わった。
十分に足を差し込める窪みがあり、鎖も架けられているので、登ることが難しい場所ではないものの、何かあれば戸隠神社まで落ちていきそうな高度感が堪らない。
岩壁の鎖場を登り切ると登山道を折り返して、次の鎖場が目の前に見えてくる。
その先には鋭く尖った木の峰。
目の前に見える鎖場よりも目に入ってきたのは、その峰の先に輝いていた鎖だった。
なんかあの先端にピカピカっとしているのが見えて。。。
鎖場の続く登山道上は、特にバランスを崩すような難しさもなく、登るのが難しいような鎖場も少ない。
ただ両側が切れ落ち、その行く先はどこまで続くのか分からないほどに深い。
その核心部ともいえる場所が蟻の塔渡りの手前にある胸突岩だった。
ここは嫌い
胸突岩
鎖場を登っている中で見えた峰。
木に覆われている中で輝いていた鎖は、この胸突岩に架けられたものだった。
高さ10m以上はあるのだろうか。
垂直とまではいかないものの、角度がキツく、岩の眼下は樹林帯の崖。
何もなくても力がこもってしまうような緊張感のある鎖場。
約70度といわれる斜度の胸突岩は、幅が広く、高さがあることで否が応でも周囲の景色が良く、また風の流れを感じやすい。
登っている最中に頬に冷たさを感じるのは決して気持ちの良いものではない。
チラリと見えてしまう飯縄山や遠くの山々も、ここを登っている最中は眺めが良いものとは思えず、蟻の塔渡りが知られる戸隠山の中でも最も緊張感が高い。
ただ鎖に頼らなくても登れる程度の角度、手足を十分に掛けられる凹凸があるため、難易度が高いということもなく。
高さを感じさせるものが多いのが難点といえる。
最頂点に着くと3mほどトラバースして細尾根の上に立ち、そこでようやく胸突岩を見下ろす余裕が出てくる。
胸突岩は2度と来ないと思える。
足元には遭難者と思われる慰霊のレリーフがあり、岩壁を登るものとは違った緊張感がやってくる。
胸突岩から、レリーフを足元に見ながら鎖の掛かった岩に登ると、そこからは核心部として名の知れた蟻の塔渡りが始まる。
きた。。。
蟻の塔渡りから八方睨みへ
蟻の塔渡りは、戸隠山の代名詞ともいえる八方睨みルートの核心部。
幅50センチほどの細尾根が続く。
目指す山頂はすぐ近くに見える場所にも関わらず、この細尾根があるために足を踏み入れることのできない場所のようにも感じられる。
細尾根の左右は断崖で、そこでの事故は滑落ではなく墜落と表現される。
蟻の塔渡りのスタート地点にある注意書きを横目に、まずは細尾根上に立った。
右側の下5mほどのところには、蟻の塔渡り上を歩かなくても済む巻き道が整備されている。
巻き道とはいっても急斜面をトラバースする鎖場で、最も尾根の細い剣の刃渡りを通ることに変わりはない。
細尾根と厳しい岩肌のため樹木もなく、左右の眺望は抜群で、近くに見える西岳、その奥に伸びる北アルプスは素晴らしくよく見えた。
高度感の恐怖はあるものの足を置くスペースが無いわけではなく、幅50センチといえば両足でもあまりあるほどの広さ。
ただ丸みを帯びていることと、間違えば冗談では済ますことのできない高さであることが、余計に注意深さと緊張感を持たせる。
わずかに傾斜があるのも厭らしいところで、平均台のように平坦ならば、どんなにか気持ちが楽だろうかと思った。
蟻の塔渡りを6割ほど進んだところで大きく窪む。
細尾根は登っている方が気が楽で、下りになると足元を見るようになるためか高度感が増すようにも感じられる。
むしろステージのように広く平坦であるようにも見える場所が、窪んでいるために難しく見えるようだった。
意外と無難にここまで来れたと思う。
蟻の塔渡りも危険箇所だとは思うけれど、胸突岩の方が苦手な感じだった。
窪みを下りると蟻の塔渡りはふたたび登っていく。
八方睨みはすぐそこに近づく。
そこからは最も尾根の細い、剣の刃渡りと呼ばれる場所を通過する。
蟻の塔渡りの半分ほどの幅で、5mほどの距離であるものの緊張感が増す。
ここは狭い。本当に平均台みたい。
ただ、尾根の左側に足を置ける段差があり、剣の刃渡りの上を歩かなくても、その段差へと逃げることもできる。
そこさえクリアできれば鎖が備えられていることもあるため、尾根を渡る緊張感もかなり落ち着く。
蟻の塔渡りのすべてを歩き、振り返ると細尾根は両側もその先も切れ落ちて、まるで背骨のようにも見える。
蟻の塔渡りを過ぎると、八方睨みはすぐそこに見える。
ゴツゴツとした固い石の急登を登り八方睨みの直下に着くと、山頂までの最後の鎖場になった。
それまでの鎖の岩壁と同じように、手を掛けるところも足を掛けるところも十分にあり、落ち着いて登れば難しいことはなく、鎖に手を掛けながら岩を掴み足を掛けて登っていく。
戸隠神社奥社の登山口から1時間10分ほどで八方睨みに着いた。
ここで、ひと安心
八方睨み
八方睨みは戸隠山の山頂とほぼ同じ標高の岩峰のひとつ。
周囲は鋭く尖った斜面が囲み、頂上部はテーブルのように広く平坦になっている。
戸隠山の登山道の中では、もっとも眺めが良く安全な場所といえる。
北側には戸隠連邦最高峰の高妻山がよく見え、西に目を移すと西岳や本院岳とそこへ続く登山道。
長野市の西側にある山波や北アルプスも見渡すことができた。
八方睨みから山頂へは10分ほどの距離で、いったん下ってからピークをひとつ超えたあと、ふたたび登り返して山頂に到着した。
戸隠山山頂
奥社の登山口から1時間20分ほどで戸隠山の山頂に着いた。
周りは木の枝が伸びてきているため、通ってきた八方睨みと比べて眺望は少なく感じる。
葉の上から見える高妻山、山頂部が見えてきた黒姫山と、ずっと振り返りながら見てきた飯縄山と。
座り込んで休憩をするには山頂部は狭く、ウロウロと周囲を見渡したあと、登頂をしたという満足感を少しだけ持って戸隠キャンプ場に向かって下山を始めた。
山頂で時間を掛けずに下りるんだ。
戸隠キャンプ場への下山
戸隠キャンプ場から戸隠神社を経て山頂、戸隠キャンプ場へと戻る周回ルートは、登りの険しい鎖場が知られているが、山頂を過ぎたあとの地味な下りは意外と話題に上らない。
山頂から下りて次の山頂である九頭竜山へと向かう中でも、いくつもピークを越え、下りては登り返すことを繰り返していく。
右側は戸隠を一望する岩壁で、真下は断崖絶壁という登山道が九頭竜山まで続く。
思っていたよりも花がいっぱいある印象だった
戸隠山山頂からははっきりと見えた九頭竜山が、下山へと向かっていく中では、どのピークが九頭竜山なのかも分からなくなり、なかなかに到着しない歯がゆさと疲労感とが、登り以上に辛く感じられる。
足元には様々な花が咲き、赤の濃いイワカガミが咲いていたり花弁の大きな花があったりと花を見て歩くには楽しめるところではあるものの、やはり繰り返す登り返しに息が上がる。
戸隠山から25分ほど 過ぎたところでようやく九頭竜山に到着した。
何度も下りては登ったせいか、体感時間はそれ以上だった。
山頂からここまで遠かった。
九頭竜山は戸隠山の東側に位置する1883mの山。
戸隠山の周回ルートの稜線上にある。
そのため、眺望は登山道上とあまり変化がなく、腰を下ろすことのできるスペースがあることがポイントだといえる。
九頭竜山を過ぎると一気に標高を下げていく。
東へ向かっていた登山道は北側へと向かうように折れる。
この九頭竜山からの下りのあたりからは、高妻山が尖塔系に見える角度で、もっとも美しく見える角度といえる。
右側には戸隠キャンプ場を見下ろし、その先には黒姫山、遠く志賀高原の稜線が霞んで見える。
ここから登り返すから油断できない。
九頭竜山から下って登山道が平坦になると、再び登り返しになる。
つい今ほど下りてきたのと同じような高さへの登り返しで、ここが最後の登り返しと分かっていても、何度もあった登り返しでの疲労感が拭えない。
笹に囲まれた登山道を登りながら見上げると、ピカピカに光る鎖が見え、そこには岩の高い段差。
手を掛け太股を上げて鎖場を登ると、ようやく登り返しを終え、細かなアップダウンはあるものの平坦な水平移動の登山道になった。
木の根と石の段差をいくつも越えながら、北側へと登山道を歩いて行く。
一不動避難小屋へと続く下り坂は、急な折り返しのあるもので、ときどき枝の間から高妻山が見えた。
このあたりからイワカガミに変わってサンカヨウが多く見られるようにもなり、登山道の脇にチラホラと咲いていた。
サンカヨウがたくさん見られるなんて嬉しい。
九頭竜山から30分ほど掛かって一不動避難小屋へ。
高妻山へと続く分岐を戸隠キャンプ場方向へと下りていく。
足元はガレガレとした石の登山道、ただ登り返しが無いのが嬉しい。
増えてきたサンカヨウを見ながらキャンプ場に向かって下りる。
この下山路での難所は、帯岩からの沢沿いのルート。
不動滝の上流から2mほどの鎖場を下り、帯岩と呼ばれる岩壁を鎖に沿ってトラバース。
水気を含んだ岩のルートが続くため、滑りやすそうな雰囲気が怖い。
帯岩を下りてから急斜面を折り返して下りていくと、水の流れに沿って岩場を下りていく。
見た目にも滑りやすそうな滑滝を下りると、そこからは登山道の角度は緩やかになり、大洞沢に沿ってキャンプ場へ。
大洞沢の帯岩とか滑滝とか苦手
キャンプ場手前にある牧場では、ふだん牛が見られるところが今回は1頭も姿が見えず、かわりに馬が1頭だけ佇んでいた。
牧場からキャンプ場へと入り、入口の管理棟までアスファルトの上を歩いて行く。
戸隠キャンプ場から戸隠山へと登る周回ルート。
時間を巻きながらの急ぎの行程になったものの、梅雨前の晴天の下で鎖場や岩場を楽しむことができた。
今回は早めの予定を組んだものの、難所と呼ばれる箇所が多いルートなので、あわてず余裕を持って歩きたいところだった。
キャンプ場に着いたらそばソフトも食べる