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美ヶ原

2034m

6

雪少ないけれど景色は良い

山本小屋 2020年2月2日


登山ブロガー向けコミュニティを開設してみました。
オープンチャット「登山ブロガーの井戸端会議室」

2月の美ヶ原

標高2000mという高地でありながら、広大な台地が広がる美ヶ原。
西側にある松本市街から見上げても、東側の上田市からでも、その最高地点に建つアンテナ群が特徴的で目につく。
ほぼ山頂と同程度の標高まで車で上ることができ、宿泊施設が整っているばかりか、そこまでの送迎までもあるためか、登山を楽しもうというときには敬遠しがちな場所でもある。

もっとも標高の高い王ヶ頭から見える景色は、広く連なる北アルプスや、南側に険しく聳える八ヶ岳、遠くに霞んで見える富士山など、どこも目を惹くにも関わらず、美ヶ原へ向かう気持ちが高まらないのは、やはり歩いたときの手軽さが気に掛かるのだろう。

冬季の美ヶ原は、松本側からなら王ヶ頭直下にあたる三城から登山道を登る。
東側にある長和町からは山本小屋まで車で向かうことができ、夏と変わらない高さから歩き始めることができる。
その高低差は100mもないほど。
3キロほどの距離と、わずかな高低差で広い美ヶ原を歩く。

歩いたルート

Amazonや書店で買える地図

コースデータ

美ヶ原というと、平坦で特に登山道を楽しむこともなく、敬遠しがちなイメージがありました。
眺めが良いことは分かっていても、あえて美ヶ原でなくても良いだろうと。
ただ平坦で手軽だからこそ、余裕を持って楽しめるところもあると思います。

歩き始めた山本小屋から最高地点の王ヶ頭までは高低差も少なく、距離もほどほどで初心者向けの遊歩道のような道が続きます。
雪が少なめな冬ですが、王ヶ頭から見える北アルプスは白く、とても綺麗な景色が堪能できました。

この日のコースタイム

  1. 山本小屋
  2. 王ヶ頭(0:48)
  3. 王ヶ頭ホテル(0:51)
  4. 山本小屋
最高標高
2034m
登山口標高
1951m
距離
6.27km
登り
山本小屋
下り
山本小屋
行動時間
登り0:47・下り0:50・合計1:37
累積標高
94m
94m
平均斜度
1.72度
歩行速度
3.88km/h
時季
2020年2月
天気
晴れ

持って行った水の量

  • 水900ml
  • 駐車場は車が多め

    駐車場は車が多め

  • 駐車場から八ヶ岳が見える

    駐車場から八ヶ岳が見える

  • 山本小屋の横から王ヶ頭へ向かう

    山本小屋の横から王ヶ頭へ向かう

  • 駐車場は車が多め
  • 駐車場から八ヶ岳が見える
  • 山本小屋の横から王ヶ頭へ向かう

冬の美ヶ原を歩く

美ヶ原はアクセスの良さと知名度の高さ、歩きやすさからか、寒い季節でもたくさんの人が訪れている。

長和町から旧和田村、和田小学校付近から県道178号線を美ヶ原へ向かう。
雪が少ないばかりか、暖かさから凍結もない道路状況で、特に難しさを感じるところもないまま、林道の急斜面へと向かっていく。
美ヶ原が近づくと、道路脇にも雪が多くなり、日影は凍結している場所もあった。
陽当たりの良い県道460号線と合流するまでが要注意な道路状況だった。

標高1900mを超える山本小屋まででも道路の凍結があり、それなりにアクセスの難しさを感じた。

陽が高く昇った午前中10時過ぎ。
山本小屋に車を停めた。

広く50台あまりが停められそうな山本小屋の駐車場は、すでにたくさんの車でいっぱいだった。
さすがに高地だけあって、停めた端から眺めが良く、駐車した窓から八ヶ岳が一望できる。

冬季は有料トイレだけの営業になっていた山本小屋で、100円を支払ってトイレを借り、準備を整えて王ヶ頭へ。

  • 平らで青と白の景色

    平らで青と白の景色

  • 向こうに目指す王ヶ頭が見える

    向こうに目指す王ヶ頭が見える

  • 山本小屋で宿泊の場合はここ

    山本小屋で宿泊の場合はここ

  • 平らで青と白の景色
  • 向こうに目指す王ヶ頭が見える
  • 山本小屋で宿泊の場合はここ

山本小屋から歩き始めがすでに美ヶ原で、視線と同じ高さの青空と、真っ白な地面が続く。
もともと見えていた八ヶ岳加えて、遠くに見える王ヶ頭ホテルとアンテナ群。
その向こうには北アルプスが並ぶ。
高い太陽光が雪に反射して眩しく、風の冷たさよりも眺めの気持ち良さだけが際立つ。

  • わりと人が歩いている

    わりと人が歩いている

  • 右側は北アルプス

    右側は北アルプス

  • 左側には八ヶ岳

    左側には八ヶ岳

  • わりと人が歩いている
  • 右側は北アルプス
  • 左側には八ヶ岳

まぶしい

歩き始めて10分ほどで美しの塔まできた。
美しの塔の前に立つと、後ろに王ヶ頭や北アルプスを写して写真に収めることができる。
ここで立ち止まって写真を撮ったり、景色を楽しんだりしている人も多い。
それを横目に王ヶ頭へ向かって広くて平坦な道を歩いて行く。

  • 美しの塔にきた

    美しの塔にきた

  • とにかく青い空と白い雪

    とにかく青い空と白い雪

あの黒い点があの人か?

美しの塔からは、真っ白で広い景色が広がる。
高低差もほとんど感じないような平坦で歩きやすい道。
左側には八ヶ岳が見え続ける。

  • 塩くれ場を曲がる

    塩くれ場を曲がる

  • 少しクネクネしている

    少しクネクネしている

  • 王ヶ頭だけ少し高い

    王ヶ頭だけ少し高い

  • 北アルプスの眺めが近づいてきた

    北アルプスの眺めが近づいてきた

  • 鉢伏山は山頂部だけ木が無い

    鉢伏山は山頂部だけ木が無い

  • 塩くれ場を曲がる
  • 少しクネクネしている
  • 王ヶ頭だけ少し高い
  • 北アルプスの眺めが近づいてきた
  • 鉢伏山は山頂部だけ木が無い

松本方面へと下りる登山道との分岐点にあたる塩くれ場から、右へ向かって道が折れ、王ヶ頭に向かって歩くように方向が変わる。
台地の向こうには北アルプスが見え、その方向に向かって歩いていくと、徐々に松本市街や周辺の山々が見えてきた。
美ヶ原から谷を挟んで間近に見える鉢伏山は、頂上部だけが木が無く開けて見える。

この冬は鉢伏山へ行ったこともあって記憶が新しい

  • ここを登り切れば、ほぼ山頂

    ここを登り切れば、ほぼ山頂

ここにきて坂が急だ

王ヶ頭へ近づき、ホテルが大きく見えてくると、このルートで一番の急坂に変わる。
ここまでの平坦さを思うと、ここの登りがいきなりで斜面がキツいように感じる。
王ヶ頭ホテルとアンテナ群を正面に見ながら近づいていくと、たくさんのひとが建物の前でそれぞれの時間を過ごしていた。
ひとまずここを過ぎ、王ヶ頭ホテルの裏側にある石碑へ向かった。

観光地的

  • 美ヶ原へ来た感

    美ヶ原へ来た感

  • 観光地的な人の多さ

    観光地的な人の多さ

  • ホテルの横を通る

    ホテルの横を通る

  • 御嶽神社も祀られている

    御嶽神社も祀られている

  • あの石碑が最高地点

    あの石碑が最高地点

  • 美ヶ原へ来た感
  • 観光地的な人の多さ
  • ホテルの横を通る
  • 御嶽神社も祀られている
  • あの石碑が最高地点

王ヶ頭

北アルプスが左右に広がって白く見える。
振り返ると八ヶ岳の横にうっすらと富士山が見え、その右側には南アルプスが見える。
王ヶ頭の少し先へ進むと、間近のアンテナがなくなって、さらに北アルプスへの眺めが良くなる。
松本側のアンテナ群が少し間近に見え、その先には槍ヶ岳の穂先をくっきりと見ることができた。

順番待ちみたいな感じで景色と写真を楽しんだ

  • サクッときた感じだけど意外と距離がある

    サクッときた感じだけど意外と距離がある

  • この写真を撮るのも順番待ち

    この写真を撮るのも順番待ち

  • 八ヶ岳の方を見る

    八ヶ岳の方を見る

  • あのアンテナの先まで行ってみる

    あのアンテナの先まで行ってみる

  • 車山の先には富士山

    車山の先には富士山

  • 南アルプスのトゲトゲも見える

    南アルプスのトゲトゲも見える

  • 槍ヶ岳の穂先もくっきり

    槍ヶ岳の穂先もくっきり

  • 穂高岳もしっかり見える

    穂高岳もしっかり見える

  • 乗鞍岳は大きい

    乗鞍岳は大きい

  • ちょっと遠くに御嶽山

    ちょっと遠くに御嶽山

  • サクッときた感じだけど意外と距離がある
  • この写真を撮るのも順番待ち
  • 八ヶ岳の方を見る
  • あのアンテナの先まで行ってみる
  • 車山の先には富士山
  • 南アルプスのトゲトゲも見える
  • 槍ヶ岳の穂先もくっきり
  • 穂高岳もしっかり見える
  • 乗鞍岳は大きい
  • ちょっと遠くに御嶽山

山本小屋からここまでは47分。
ちょうど昼を回った時間帯ということもあり、王ヶ頭ホテルへ戻った。

お昼の時間になったので。。。

  • 王ヶ頭ホテルへ入ってみる

    王ヶ頭ホテルへ入ってみる

  • 窓にできる霜の模様を作ってた

    窓にできる霜の模様を作ってた

  • 辛口のカレーを戴く

    辛口のカレーを戴く

  • 王ヶ頭ホテルへ入ってみる
  • 窓にできる霜の模様を作ってた
  • 辛口のカレーを戴く

王ヶ頭ホテルは泊まってみたい

山本小屋へ戻る

ちょうど昼くらいの時間帯は、王ヶ頭ホテルも混み合う。
宿泊の営業のほか、昼食のレストランや土産物の営業があり、山本小屋に停まっていた車の分だけ、人で賑わっている印象だった。
昼の時間を王ヶ頭ホテルで過ごし、山本小屋で同じ道を戻っていく。
真っ白で丘のような小さな高低差だけが見える景色と、陽射しの温かさもあって気持ち良く歩くことができた。

帰りの景色も青と白で楽しかった。

  • ここから山本小屋へ戻る

    ここから山本小屋へ戻る

  • 見慣れた景色だけど見飽きない

    見慣れた景色だけど見飽きない

  • とにかく白い

    とにかく白い

  • 山本小屋へ戻ってきた

    山本小屋へ戻ってきた

  • ここから山本小屋へ戻る
  • 見慣れた景色だけど見飽きない
  • とにかく白い
  • 山本小屋へ戻ってきた

お世話になった山小屋

王ヶ頭ホテル

一度は泊まってみたいという気持ちになるホテルです。とにかく景色が良く、アルプスの稜線はもちろんのこと、松本の夜景は美しいと思います。山本小屋から歩いて行けますが、バスも定期的に運行しているようなので、歩くのに自信が無い方でも大丈夫です。
ハイキングの休憩もできます。

美ヶ原の最高地点に建っているホテル。客室やプランが豊富で、無料イベントとして星空を見たり、自然を楽しむことができる。冬は雪上車に乗ることも。
標高2000mを越える高地ということもあり、空気がとてもキレイで、北アルプスなどの山々が美しく見られることや、雁蟹広がる松本平を楽しむことができる。

使った登山道具

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