上高地からの日帰り西穂高登山

西穂高岳

2909m

田代池 2024年6月22日

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標高3000mを越える国内3位の高峰が聳える穂高岳連峰。
もっとも標高の高い奥穂高岳の南西側に西穂高岳が聳えている。
険しい峰々が立ち並び、まるで爬虫類の背ビレのような岩尾根を歩き続けるコースで、北アルプスの中でも難易度の高いコースのひとつとされている。

周囲への眺望の良さや、奥穂高岳への縦走路の知名度の高さ、比較的短い行程で歩くことができることなどから人気が高い山のひとつであり、冬季でも登るひとが多い。

主な登山口は新穂高からロープウェイを使用してのピストン。
西穂高岳へ行くのなら選択肢のひとつにはロープウェイに乗ることを考える。
今回もそのつもりでいた。

前日、改めてコースを確認したところ、メンテナンスのためにロープウェイが運休していることを知った。
もうひとつの選択肢として、上高地側の田代池から登ることができる。
朝早めの出発にはなるものの、西穂高岳へ行くのなら無難な行程になりそうだった。

歩いたコース

登り
田代池
下り
田代池
最高標高
2909m
登山口標高
1499m
距離
10.33km
累積標高
1426m
1424m
平均斜度
15.43度
時季
2024年6月
天気
曇り
日程
日帰り
歩いた時間
登り3:42/下り2:15/合計5:57
平均した歩行速度
1.74km/h

この日のペース

  1. 田代池
  2. 焼岳分岐(1:44)
  3. 西穂山荘(1:53)
  4. 丸山(2:07)
  5. 独標(2:44)
  6. ピラミッドピーク(3:06)
  7. チャンピオンピーク(3:23)
  8. 西穂高岳山頂(3:42)
  9. 独標(4:25)
  10. 西穂山荘(4:54)
  11. 焼岳分岐(4:59)
  12. 田代池(5:57)

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数年振りの北アルプス、10年振りの西穂高岳でした。
新穂高からロープウェイを利用した距離の短い行程を考えていましたが、運休ということが分かり上高地側の田代池からピストンをする行程に変えました。

遅めの梅雨入り直前のタイミングで、運が良く晴れました。
西穂高の岩稜帯ではたくさんの花が咲き、高度感のある岩尾根がとても華やかでした。
天候が崩れる直前ということもあって、雷鳥にも会うことができ、運もタイミングも良かった1日だったと思います。

持って行った水の量

北アルプス西穂高岳

険しい岩の登山道が続くことでも知られている西穂高岳。
穂高岳連峰の南端の峰で、ジャンダルムや逆層スラブなどの奥穂高岳への縦走路でも良く知られている。
尾根上の西穂山荘が冬季営業をしていたり、ロープウェイが運行していることもあったりで、北アルプスのなかでも人気の高い山のひとつになっている。

梅雨直前ということもあり、前日まで予報と行きたい山とで向かう場所が決まらずにいた。 眺めの良い常念山脈も良いし、岩稜帯も魅力的で北アルプス南部という選択肢。
日帰りできるなかで、少し歩き応えを求めていたところ、西穂高岳が候補になった。

一般的な登山口は新穂高ロープウェイを使用しての西穂高口から。
朝早い出発なら日帰りにも余裕が持て、西穂山荘までも近い。
久しぶりになった北アルプスのため、今回はこの行程で山頂へ向かいたいと考えていた。

ところが、行けるかと調べ始めたところでロープウェイが運休だと知った。
夏山ハイシーズンを迎える前のメンテナンスだろうが、運休期間が思いのほか長く、明日から動き出すこともなさそうな期間だった。

穂高岳登山

都合良く明日から動きだすとかはナイ

西穂高岳へ行こうかと思ったら、ロープウェイがダメでも他に登ることのできる登山口は上高地もにある。
行程が長くなったり、そのために出発時間が早くなったりすることを除けば、歩き応えを求めるには十分だった。

当日朝、沢渡バスターミナルに車を停める。
準備を整えて上高地へ向かうバスを待った。
始発は5:00、1便流したあとの2便目のバスは数人しか乗らずに空いていた。

往復2800円のチケットを落とさないようにザックの奥に仕舞い込み、帝国ホテル前で下車した。
バスを降りてから約10分、梓川を渡って田代池の登山口まで歩く。

ウグイスや野鳥の鳴き声がうるさいほどに聞こえる。
田代橋からは前穂高と奥穂を繋ぐ吊り尾根が見え、上高地へ来た雰囲気がいっぱいだった。

登山口から西穂山荘へ

西穂高岳へ向かう登山口にはゲートがあり、それを潜って登山道へと入って行く。
序盤は緩やかな登り坂、折り返しながらゆっくりと標高を上げていく。
深く木々に覆われているため、周りに見えるものもなく、間近に見える緑だけを見て歩くのは、上高地という雰囲気も無かった。

登山口から10分

10分ほど歩いたところで、なだらかだった登り坂は角度がキツく変わってきた。
木段が整備されているものの、ひとつの段が高く、足を置く場所は小さい。
木漏れ日から、だんだんと太陽が高くなっていくのを見ながら、眺望の無い登りを続けた。

穂高岳登山

がまん

30分ほど登ると景色が開けているところが増え、南側に焼岳や乗鞍岳が見えて来た。
焼岳は近く、山肌の様子が見えて火山らしい荒々しさが見えるようだった。

ただ景色が見えるのもわずかで、すぐに厚い木々の中に戻ってひたすらに段差を登る登山道が続いていく。

55分

登りの傾斜は緩くなった。
登山道の一部には木道が敷かれているところもあった。
たしか地形図で傾斜が緩くなるところがあったことを記憶していた。
ここまでくると西穂山荘までの半分ほどは登ったことになる。

そう思っていたところで、すぐに急坂が戻ってきた。
しばらくは緩く歩けるのかと思っていたのが甘かった。

10分ほど登って宝水を過ぎると、東側には霞沢岳が見えて来た。
ちょうど斜面の谷側になっているため、木々の上部は枝が疎らで山肌がよく見える。

なかなかに変わり映えのない登りが続く。
そんな中で、ときどき見える霞沢岳の様子が楽しみ。
あとは西穂山荘に到着するのが待ち遠しかった。

1時間半

田代池の登山口から1時間半ほど、登山道が平坦になった。
待ちに待っていた急坂の終わりまでやっと辿り着いたような安心感だった。
地面は泥濘んで、登山道から外れたところでは湿地のようにもなっている。
敷かれた丸太や板の上を歩いて行くと、大きな窪みのような地形になっている場所に出た。
急に森が開けたことに驚いていると、足元にはたくさんの花。
サンカヨウやオオサクラソウが多く咲いている。
ここまで登ってくるなかで、花は盛りを過ぎてしまったと諦めていたこともあって、意外な景色が嬉しかった。

窪んだ湿地のような花畑から石段を登る。
華やかな眺めに気持ちが高まっても、ここまでくると足が重く急登がキツかった。
石段を登り切ると、焼岳との分岐に着いた。

1時間44分

左に曲がれば焼岳、右へ登ると西穂高岳という標識を見ながら、矢印に沿って西穂山荘へ向かう。
ここからまた石段を登って右へ左へと折り返して行く。
振り返ると木々の上に乗鞍岳が広く見えていた。

西穂山荘

1時間53分

田代池登山口から出発して1時間53分ほどでようやく西穂山荘に着いた。
数年前に同じ登山道を通った時間を目標に登ってきたが、やはり同じようにはできなかった。

穂高岳登山

いろいろ不足していることは自覚してるから

久しぶりの山小屋の、匂いや暗さ、空気の流れも何もかもが懐かしかった。
北アルプスへ来ることができただけでも満足度が高く、ここで下りても良いかもしれないと思う反面で、ここまできたのだから・・・とも思いつつ、外のベンチで腹ごしらえをした。

穂高岳登山

実は登ってくる最中にシャリバテしてたし、おにぎりを食べたりしてた

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独標へ向かう

西穂山荘でしばらく休憩をし、山頂へ向かって登り始めた。
すぐに西側の笠ヶ岳見え、テンションが上がる。

穂高岳登山

笠ヶ岳は思い出のある山のひとつだから

笠ヶ岳を見ると、西穂高岳へ向かっていることを強く感じる。

小屋から西穂丸山まで大きな石ばかりの急登が続く。
ちょうどツアーと一緒になったため、行列のあとに付いて巨石の段差を登っていく。
振り返ると西穂山荘が低く、特徴的な赤い屋根が見えた。
その向こうには焼岳と乗鞍岳。
遮るもののない景色は雄大だった。

左を見ると深い谷の向こうに笠ヶ岳。
左右に長い稜線が特徴的で、その下にはまっすぐな縞模様のようなラインが見える。

穂高岳登山

あの縞模様はカルデラ堆積物でできたってXで教えてもらった

稜線からの急激な斜面のどこかに笠新道があると思うと、過去に歩いた記憶が蘇るようで語りたい気分になった。
前を見ると丘のような丸山が直前で、その先には独標手前の急激な登り。
右側には霞沢岳と、バスを降りた帝国ホテルの赤い屋根が見える。
足元にはイワカガミが多く咲いていた。

穂高岳登山

丸山はツアーで混雑していたのでスルーした

丸山から先はガレ場の登りに変わる。
独標に向かう急登で、山頂へ続く尾根上ではアップダウンが繰り返されるため、ここが最も長い登りといえる。
西穂山荘で休めた足も、すっかり疲労感を取り戻して歩みが進まない。
足元の花や周囲の景色を見て気を紛らわせても、登りが進むわけでもなく、溜息なのか深呼吸なのか区別がつかない息を吐く。

徐々に独標の上にいる人たちが見えるようになり、ようやく間近になってきた。
ガレ場の急登は、斜面をトラバースするような登山道に変わり、岩に付けられた印に沿って独標へ近づいて行く。
独標の手前に立つと、足元の僅かな下りから一気に岩場を登っていく登山道が一望でき、独標とはいえ岩場の迫力を感じた。

10mほど下った鞍部から、いよいよ独標へ取り付く。
ここから山頂へ向かって険しさが増していく。

登山道に付けられた印に沿っていけば、浮き石も少なく危険な箇所を通らずに登ることができる。
とはいえ、1年の間に事故が起こる場所であり、安全な場所でも自分の不注意がないとも限らない。
前を行くひととの間隔を空けて、手と足を掛ける場所を確認しながら登っていく。

独標

2時間44分

田代池を出て2時間44分での独標は、西穂山荘から約50分掛かっての到着だった。
決して広くなく、足元が巨石ばかりで不安定な独標の上は、うろうろと歩き回るには決して安全な場所ともいえない。
バランスを崩そうものなら、周囲は断崖で確実に事故に繋がる。
ましてや人がいるときには邪魔になったり避けた動作でバランスを崩すことの無いようにしたい。

穂高岳登山

調子に乗ったら転び落ちそうだから

山頂を目指すのなら、人の多さを鑑みて早々に離れたいところでもあった。
目に留まった景色だけを撮り、手袋やヘルメットなどを整えて独標を後にした。

独標から西穂高岳山頂

独標の上から山頂の方向を見ると、いくつもの岩峰が並び、最も奥に奥穂高岳の山頂が見える。
一番近くにあるピークでも独標直下からの登り返しがあるためか高く険しく見え、一筋縄ではいかない印象がありありと伝わってくるようだった。

いくつも用心深く丸印が付けられた斜面を、慎重に下りていく。
岩の尖った場所にソールを引っかけそうで、疲れの溜まった足には緊張感が高かった。

心拍数を上げながら岩場を下りていくと、崖下の斜面にたくさんの花が咲いているのが見えた。
白く大きめの花はハクサンイチゲかチングルマか。
黄色はミヤマキンバイだろうか。

手を掛けたすぐ上の岩の間にも、小さな花が揺れている。
思いがけず花のタイミングでやってきていたようだった。
山頂へ行くことを目的としていたために、花のことなどまったく気にも停めず、偶然とはいえ良い時季に来ることができた。

穂高岳登山

花のことはまったく考えていなかっただけに嬉しい

岩の細尾根や、段差の高い鎖場を過ぎる。
徐々に近くなってくる吊り尾根や、岩の間に咲く花を見つけることが楽しい。
久しぶりの高所は恐怖心があるかとも思ったが、それは意外と感じなかった。

歩いていて気が付いたのは、見た目の不安定さほどには浮き石などがなく、安定した登山道になっていること。
人が多く通るために落ちやすい物は落ちきっているのか、安全のために整備が行き届いているのか。
なんにしても登山道の不安定さなら紀美子平から前穂高岳への登山道の方が注意が必要ではないかと感じた。

ピラミッドピークの手前が最も高さを感じる場所で、独標との間にある狭く細いピークから鞍部へと下りる岩場は、斜めに向いている岩場の窪みに足を掛けるなどした。
そうして渡った先は細尾根で、手を付けるのは地面だけ。
先にはさらに細くて高い段差が見える。
ひとつひとつの岩が大きく、鎖を握りながらその岩を登る。
ただ丸が付けられていることと、そこさえ外れなければ浮き石が少ないのは安心できるところでもあった。

穂高岳登山

しっかりと整備された登山道なのだなと思いました
ありがたい

岩場の急登は、独標手前のようなガレ場と違って一足ごとの高さが大きく、比較的苦労することもなく登っていける。
太腿が重いと感じた丸山から独標の間に比べて、ピラミッドピークの手前の急激な岩場は、なんとなく足が上がるような気がする。
振り返って見ると独標の上にはツアーの人たちが到着したようで、空は雲が増えてきたように白く景色が霞んできているようだった。

ピラミッドピーク

3時間6分

独標から22分ほどでピラミッドピークまで登ってきた。
田代池からは3時間以上掛かっていた。

穂高岳登山

ここまでくると足が疲れたとかっていう気分は消えてた

ここからは奥穂高岳と前穂高岳、それを繋ぐ吊り尾根の険しさが映える。
西穂山荘からずっと見えている笠ヶ岳も、ここからだと岩場も合わせて視界に入るため、北アルプスの険しさがより強く感じられるようだった。

ピラミッドピークを過ぎ、相変わらずの岩場と高く狭い登山道が続いていく。
足を掛ける場所が明確なのと、細かな印が心強い。

3時間23分

8峰のピラミッドピークから5峰のチャンピオンピークまではあっという間で、ただ夢中になって登っていった。

チャンピオンピークを下りると、先の岩場には4峰の文字。
存在感の小さな岩峰を巻いて行くようだった。
このあたりまで来ると、山頂までの岩峰をいくつも越えるというよりも、もう山頂が目の前で単に岩場のアップダウンがあるだけのようにも感じられた。

穂高岳登山

あっという間

穂高岳登山

ここは下りのほうがイヤらしい場所だったと思う

山頂前の急激な登りが最後の難所。
勾配がきつくスラブ状の窪みに足を掛けて登る場所が一部。
ここまでの難易度とどの程度変わるかといえば、対してそう変わらない緊張感ともいえるものの、とはいえここまできた疲労感やもうじき山頂という安心感などもあり、やはり油断ならない場所。
あともうひと息というところで見上げると、先に山頂に着いている人たちの頭が、岩の上から出入りして見えた。

西穂高岳山頂

3時間42分

田代池から3時間42分、西穂山荘からは2時間近く掛かって西穂高岳の山頂に到着した。
以前にここを訪れたのは2014年、おもえばあのときよりも30分以上の時間が掛かっての到着だった。
北アルプスは久しぶりだし、運動強度の高い登山も久しぶりで、筋力や体力が低下していることを気にするよりも、到着した達成感を味わいたい気分だった。

以前は「1年に一度は穂高のどこかの峰に立ちたい」と当然のように思っていたのが、いつの間にか思うことすらもなくなっていたことを思い、また穂高に来たことを嬉しく感じた。
目の前に見える吊り尾根や、前穂高岳、直下に見える岳沢のガレ場など、見覚えのある変わらない景色から目が離せなかった。

槍ヶ岳の西側には裏銀座などの北アルプス奥部の景色が広がっている。
南部の入口といえるようなエリアを久しぶりと思っているうちは、あのあたりに行くこともないのだろう。

間近に見える奥穂高岳への縦走路と、前穂高岳、上高地を挟んだ先には霞沢岳。
いつか霞沢岳からの常念山脈縦走をしてみたいと思ったこともあったが、あらためて蝶ヶ岳までの距離を見ると、とても長く難く見える。
西穂高岳稜線の序盤から見えている笠ヶ岳は相変わらずで、ようやく山頂と同じぐらいの標高まできた。

途中、空には雲が増えて景色が霞む時間帯もあったものの、山頂に着く頃には運が良く晴れ間が広がっていた。
少し強めの風が吹いて気持ちがいい。
この山頂に長居したいという思いも久しぶりだった。

穂高岳登山

帰りたくないと口に出したのは久しぶり

下山

しばらく山頂での時間を楽しんで、田代池へ戻ることにした。
独標まで続く岩場のアップダウンは、下りでも緊張感が高い。
登りに比べてペースが早くなって膝や太腿に体重が乗る分、バランスを崩さないようにしたい。

チャンピオンピークの手前を過ぎたあたりで、雷鳥の鳴き声を聞いた。
右手側に見える笠ヶ岳の方向で、ハイマツの中に埋もれている雷鳥がいた。
首を出して辺りを見回している。

ハイマツから出た姿を見せてくれることを期待して、しばらくそこで様子を見ていた。
警戒心が少なく、静かにしていれば無効から距離を縮めてくれるところも見ていて可愛らしい。
山頂のように時間を忘れてしまう場面だった。

穂高岳登山

ライチョウが見られて良かった

ピラミッドピークを過ぎて独標が間近に見えてくると、あらためて岩場の様子に目が向いた。
落石を止めるための角材や金網が張られていて、安全に歩くための整備がされている様子が見える。
西穂高岳の稜線は、自然にできた荒々しい部分を歩いているような気持ちではあったものの、整備されてこその安全に歩くことができるのだと感じた。

独標までくると、あとはその岩場を下りて急峻な岩場が終わる。
連続して続く緊張感も十分に味わったので、早く安心感が欲しいところだった。

独標からの長い下り坂から丸山へ来ると、もうじき笠ヶ岳が見えなくなる。

穂高岳登山

笠ヶ岳が見えなくなるのは寂しい

ロープウェイが止まっているのが恨めしい

昼を過ぎた時間帯で、西穂山荘で少し休憩をして改めて田代池へ。
登りで苦労した樹林帯の木段は、やはり下山でも長く感じられた。

穂高岳登山

西穂山荘から下がとにかく長かった

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さわんど温泉 梓湖畔の湯

さわんど大橋駐車場の隣にある源泉掛け流しの日帰り温泉。大橋駐車場を利用の際は、駐車券を提示することで割引サービスもある。温泉は内湯と露天風呂のふたつ。梓川の流れを眺めながら温泉に浸かることができる。

駐車場から近い温泉なので、車を停めたままでも汗を流すことができます。
施設は大きくはないのですが、ゆっくりと浸かることができました。露天風呂はぬるめで長湯もしやすかったです。男湯の露天風呂からは国道を走る車が見えたので、もしかしたら車道からも見えるのかもしれません。

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