八ヶ岳のシャクナゲ尾根 にゅう登山 (5月)|シャクナゲと苔の北八ヶ岳の森

にゅう

2458m

3

シャクナゲはどこだ

シャクナゲ尾根 2021年5月30日

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北八ヶ岳を一望する2352mのピーク「にゅう」。
岩が積み重なって構成されたピークは、緑の深い北八ヶ岳の森の中でひときわ眺望が良く、北八ヶ岳の北端に位置する蓼科山や南八ヶ岳の硫黄岳、金峰山や甲武信ヶ岳などの秩父の山々が見られる。

一般的な登山口は麦草峠から白駒池を経由するコース。
美しい苔の森を歩き、急登などが少なく気軽に楽しめる。
中山峠を経由して周回することもでき、それ以外にも東側から高低差のある登山道も整備されている。
その東側のコースの中で、稲子湯から入るシャクナゲ尾根は、そのコース名になっているほどシャクナゲが多く群生し、季節には花を見ながら登ることが期待できる。

シャクナゲといえば群生が見られる御座山などでは5月下旬から6月がハイシーズン。
立地的にも近い北八ヶ岳もきっと同じ時季に期待ができるのだろうという先入観を持って稲子湯へ向かった。

歩いたルート

最高標高
2458m
登山口標高
1578m
距離
10.16km
登り
シャクナゲ尾根
下り
稲子湯
行動時間
登り2:37・下り2:43・合計5:20
累積標高
881m
892m
平均斜度
9.90度
歩行速度
1.90km/h
時季
2021年5月
天気
晴れ

この日のコースタイム

  1. 稲子湯
  2. にゅう(2:37)
  3. 中山峠(3:36)
  4. みどり池(3:26)
  5. 稲子湯(5:20)

シャクナゲ尾根は、以前に通ったときに頭上を覆うようなたくさんのシャクナゲを目にして、以来とても気になっていました。
シャクナゲといえば5月下旬から6月。
頭上にたくさんのシャクナゲを見たいと思い、ここを登ることを楽しみにしていたのですが・・・

登山道は歩きやすく、積雪期は不明瞭と看板が建てられていましたが、この季節ではそんな心配も要らないくらいでした。
高低差もそこそこで、北八ヶ岳らしい雰囲気も楽しめるので、登山道としては楽しいと思います。

持って行った水の量

  • 水2l
  • 水900ml

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山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰
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使った登山道具

  • にゅう北八ヶ岳-ココに車を停める

    ココに車を停める

北八ヶ岳シャクナゲ尾根

南北に30キロ近く伸びる八ヶ岳。
南八ヶ岳と北八ヶ岳に大別され、その境に近い位置にエリアににゅうがある。
八ヶ岳の中ではそう高い標高ではなく初心者向けで、どちらかといえば華やかさに欠けるイメージもある。
ただ周辺に広がる苔の森は美しく、岩稜とは違った奥行きのある景色と静けさに魅力を感じる。

地味だと思うのだけど、でもここは良いんだ

白駒池と合わせて楽しまれるコースが一般的で、にゅうといえば白駒池という連想も自然に思われる。
そんな中、稲子湯から登るシャクナゲ尾根で花を見たいと思い、あえてシャクナゲ尾根の登りと、にゅうの眺望を楽しもうとした。

  • にゅう北八ヶ岳-駐車スペースの横に登山口がある

    駐車スペースの横に登山口がある

登山口は稲子湯から

小海町から松原湖を過ぎて稲子湯へ向かう。
稲子湯旅館から数百メートル登ったところに、20台ほどの車が停められるスペースがある。
みどり池へと向かう登山口でもあり、天狗岳や本沢温泉といった人気のエリアへ向かう人が多く、この日は朝6時ごろでもすでに満車状態だった。

みどり池へ向かう登山口は、駐車スペースの奥にあるゲートを避けて橋を渡る。
準備を整えてゲートへ向かって行く人たちを見ながら、シャクナゲ尾根の登山口に立つと「積雪期立ち入り禁止」という看板が掛けられていた。

この立ち入り禁止は焦る

  • にゅう北八ヶ岳-段差は高いけれど歩きやすいスタート

    段差は高いけれど歩きやすいスタート

  • にゅう北八ヶ岳-新緑の中を登る

    新緑の中を登る

シャクナゲ尾根を登る

登山口からは折り返しの急斜面を登る。
石の段差があり、適度な高さは歩きやすい。
朝陽の差し込む樹林帯の中を10分ほど登ると林道に出た。
みどり池の登山口から繋がっている林道で、八ヶ岳の東側をなぞるように続いている。
200mほど林道を歩くとシャクナゲ尾根へと入って行く入口に着いた。

来たぞ。シャクナゲ。

  • にゅう北八ヶ岳-ちょっと登ると林道に出る

    ちょっと登ると林道に出る

  • にゅう北八ヶ岳-林道からシャクナゲ尾根へ入って行く

    林道からシャクナゲ尾根へ入って行く

林道から緑の深い尾根へ。
なだらかな尾根道を折り返しながら徐々に標高を上げ、巨岩の埋まった急斜面を過ぎていく。
登山口から30分ほど登ったところで、シャクナゲの葉が見え始めた。
期待に胸が高鳴り、テンションを上げながら尾根を登っていく。
登るほどにシャクナゲは増え、視界にはシャクナゲの特徴的な葉が広がる。

花が無いじゃないか

  • にゅう北八ヶ岳-序盤はちょっとだけ急

    序盤はちょっとだけ急

  • にゅう北八ヶ岳-尾根上になるとなだらか

    尾根上になるとなだらか

  • にゅう北八ヶ岳-シャクナゲの葉っぱが増えてきた

    シャクナゲの葉っぱが増えてきた

  • にゅう北八ヶ岳-見上げるとシャクナゲ

    見上げるとシャクナゲ

  • にゅう北八ヶ岳-一面にシャクナゲ

    一面にシャクナゲ

  • にゅう北八ヶ岳-でもツボミが膨らんでいない

    でもツボミが膨らんでいない

ところがどのシャクナゲの葉を見ても、中心に尖ったツボミがあるだけで、花が咲きそうな雰囲気はない。
花弁の色が見られたり、膨らんでいたりするどころか、爪楊枝のようなものがあるだけ。
これは花が咲く前なのか?そもそも咲かない花なのか?という疑惑を持ちながらも、きっと上へ登れば多少は咲いているだろうと希望を持って歩いていく。

  • にゅう北八ヶ岳-とにかく葉っぱはいっぱいある

    とにかく葉っぱはいっぱいある

登りの傾斜はキツいところも無く、滑落をするような危険な場所も無い。
花が咲いていれば、観賞に集中して登ることができただろうと。。。
シャクナゲの葉が多く茂っているのが見えるほど、思うことは強く、また時季を選んで来なければならない気持ちにもなる。
見上げれば空は青く、シャクナゲの葉が一面に覆っている。

花・・・

  • にゅう北八ヶ岳-あまり人の入らない登山道らしいけれど歩きやすく整備されている

    あまり人の入らない登山道らしいけれど歩きやすく整備されている

  • にゅう北八ヶ岳-シャクナゲが減って緑が増えてきた

    シャクナゲが減って緑が増えてきた

傾斜が緩く変わって、尾根からの上を歩く登山道から、斜面の中ほどをトラバースするように変わった。
相変わらずのシャクナゲの葉の中で、苔も多く見えるように変わってきた。
北八ヶ岳らしい鬱蒼とした暗さと深い緑の森に変わったようだった。

苔キタ

まだ雨が足りないような、少し湿度が抜けて色褪せたような苔で、それでも倒木や岩にびっりしりと茂っている様子は八ヶ岳らしさが溢れていた。

  • にゅう北八ヶ岳-気が付くとにゅうが近い

    気が付くとにゅうが近い

登り始めて1時間も経っていないほどの地点で、木々の間からはにゅうらしい岩峰が上に見える。
もうあの距離まで近づいたのかと思えた。

近い

  • にゅう北八ヶ岳-登山道はなだらかで歩きやすい

    登山道はなだらかで歩きやすい

  • にゅう北八ヶ岳-やっぱりシャクナゲは咲いていない

    やっぱりシャクナゲは咲いていない

  • にゅう北八ヶ岳-こんなにも葉が多いのに

    こんなにも葉が多いのに

  • にゅう北八ヶ岳-硫黄岳がよく見えるようになってきた

    硫黄岳がよく見えるようになってきた

なだらかな登りを歩いていくと、左側には硫黄岳が見えた。
深い森の上に突き出した岩壁は、地層のような縞模様が印象的で、緑の中から垣間見る程度でも存在感が強かった。

硫黄岳はカッコイイ

  • にゅう北八ヶ岳-森が厚くなってきた

    森が厚くなってきた

  • にゅう北八ヶ岳-尾根の登りからトラバース的な斜面に

    尾根の登りからトラバース的な斜面に

  • にゅう北八ヶ岳-段差が高い

    段差が高い

  • にゅう北八ヶ岳-苔が目につくようになってきた

    苔が目につくようになってきた

登山口から1時間ほど登ってきたところで、尾根の森は深くなり、高い段差を下りて登り返す。
登山道の周辺に茂っている苔は濃くなり、木肌も白いものが多く見える。

  • にゅう北八ヶ岳-崩落のあと

    崩落のあと

  • にゅう北八ヶ岳-この小さな花は苔まわりでよく見かける

    この小さな花は苔まわりでよく見かける

  • にゅう北八ヶ岳-森の中を進んでいく

    森の中を進んでいく

5分ほど進むと、倒木のために森が開けて崩落した場所に出た。
2年ほど前の台風の影響で、一時は通行止めにもなった場所。
整備されて難なく歩くことができるものの、災害の様子が見てとれる。

崩れたときは通行止めになっていた気がする

  • にゅう北八ヶ岳-小さな段差のなだらかな登り

    小さな段差のなだらかな登り

  • にゅう北八ヶ岳-緑が多くて気持ちが良い

    緑が多くて気持ちが良い

  • にゅう北八ヶ岳-ひたすら苔を見る

    ひたすら苔を見る

  • にゅう北八ヶ岳-なんだか分からないけれど見る

    なんだか分からないけれど見る

登山道を進んでいく傾斜はなだらかで、歩きやすい尾根道が続く。
ところどころで倒木を踏み、苔の茂る森の中を眺めて歩く。
木に掛けられた看板は、どこまで歩いても「白駒池・ニュウ←⇒稲子湯」といった記載で、同じものが続いていく。

  • にゅう北八ヶ岳-案内板はずっと同じ

    案内板はずっと同じ

  • にゅう北八ヶ岳-苔の森に陽が射している

    苔の森に陽が射している

  • にゅう北八ヶ岳-岩にも苔

    岩にも苔

  • にゅう北八ヶ岳-影になっているところは暗い

    影になっているところは暗い

  • にゅう北八ヶ岳-倒木と苔

    倒木と苔

  • にゅう北八ヶ岳-暗い感じが苔っぽい

    暗い感じが苔っぽい

  • にゅう北八ヶ岳-にゅうは乳

    にゅうは乳

  • にゅう北八ヶ岳-もしゃもしゃしてる

    もしゃもしゃしてる

  • にゅう北八ヶ岳-苔

  • にゅう北八ヶ岳-苔の岩を縫う感じで

    苔の岩を縫う感じで

  • にゅう北八ヶ岳-丸太を束ねた橋

    丸太を束ねた橋

  • にゅう北八ヶ岳-割と歩きやすい

    割と歩きやすい

頭上の森の木々は徐々に薄くなり、空が近く感じられるように変わっていく。
もうじきにゅうが近いのだろうという雰囲気を感じながら、木々が開けたところでは硫黄岳を眺めた。

硫黄岳はイイ

  • にゅう北八ヶ岳-ちょっと急に登る

    ちょっと急に登る

  • にゅう北八ヶ岳-このあたりだけ少しキツい

    このあたりだけ少しキツい

  • にゅう北八ヶ岳-斜面は急でもそんなにキツい感じではない

    斜面は急でもそんなにキツい感じではない

  • にゅう北八ヶ岳-狭い木の間を進んで行く

    狭い木の間を進んで行く

  • にゅう北八ヶ岳-上は空が近い感じになってきた

    上は空が近い感じになってきた

  • にゅう北八ヶ岳-硫黄岳もよく見える

    硫黄岳もよく見える

  • にゅう北八ヶ岳-整備された木が脇にあって苔が生えてる

    整備された木が脇にあって苔が生えてる

  • にゅう北八ヶ岳-白樺尾根の登山道と合流

    白樺尾根の登山道と合流

登山口から2時間ほど登ってきたところで、白樺尾根との合流地点に着いた。
シャクナゲ尾根の登りは、ここまででほとんどが終わり、にゅうまでの高低差は僅か。
平坦で広い森を見渡すような登山道が続き、いっぱいの緑が目を楽しませてくれた。
足を停めて景色を眺め、カメラを向けて楽しんだ。

苔イイ

  • にゅう北八ヶ岳-木の間を縫って歩く

    木の間を縫って歩く

  • にゅう北八ヶ岳-白樺尾根から先は緑が多い印象

    白樺尾根から先は緑が多い印象

  • にゅう北八ヶ岳-平坦な森

    平坦な森

  • にゅう北八ヶ岳-苔がいっぱい

    苔がいっぱい

  • にゅう北八ヶ岳-ニュウは近い

    ニュウは近い

  • にゅう北八ヶ岳-平らな森の中

    平らな森の中

  • にゅう北八ヶ岳-背の高い木の下で背の低い木がいっぱいに生えてる

    背の高い木の下で背の低い木がいっぱいに生えてる

  • にゅう北八ヶ岳-まるでとぐろを巻いているような

    まるでとぐろを巻いているような

  • にゅう北八ヶ岳-苔がモコモコしてる

    苔がモコモコしてる

  • にゅう北八ヶ岳-木の根がいっぱいな坂を登る

    木の根がいっぱいな坂を登る

  • にゅう北八ヶ岳-登ったら平ら

    登ったら平ら

白樺尾根との合流地点から30分ほどして、白駒池からの登山道と合流した。
登山道が平坦だということに加えて、ペースを落として景色を楽しんだこともあり、かなり余裕を持った時間で歩いた。

だって森を見るのは楽しいし

  • にゅう北八ヶ岳-白駒池からの登山道と合流

    白駒池からの登山道と合流

  • にゅう北八ヶ岳-岩と木の根がいっぱい

    岩と木の根がいっぱい

  • にゅう北八ヶ岳-木が開けた

    木が開けた

にゅう

登山口からシャクナゲ尾根を登って2時間37分、にゅうに到着した。
苔の厚い森は美しく、にゅう間近での岩の段差も楽しめた。

ここを目当てに来る日があるとは・・・

  • にゅう北八ヶ岳-にゅうはそこ

    にゅうはそこ

木々が開けて、目の前には岩が積み重なったピークが見えた。
そう広くはない場所ながらも、腰を掛けて休みやすい場所が多く、ひとりも登山者を見なかったシャクナゲ尾根に対して、このあたりでは何人も通りかかっていた。

さすがに人が来る

にゅうの上に立つと、北側には白駒池とそれを囲む森。
その先には縞枯山や北横岳、その影からチラリと蓼科山の山頂部が見えた。
東側には金峰山と甲武信ヶ岳といった秩父の山々。
御座山などの南佐久の山が聳え、そこまで続く森の緑が綺麗だった。

  • にゅう北八ヶ岳-にゅうに到着

    にゅうに到着

  • にゅう北八ヶ岳-北の方には白駒池や縞枯山

    北の方には白駒池や縞枯山

  • にゅう北八ヶ岳-東には南佐久の山々

    東には南佐久の山々

  • にゅう北八ヶ岳-間近に見える稲子岳と、奥には硫黄岳

    間近に見える稲子岳と、奥には硫黄岳

  • にゅう北八ヶ岳-川上村と金峰山と甲武信ヶ岳と

    川上村と金峰山と甲武信ヶ岳と

南八ヶ岳の方向には、大きな山体の硫黄岳。
天狗岳の険しい岩峰が見え、すぐ間近には稲子岳のなだらかな山頂部が見えた。

稲子岳っていうのもちょっとソソられる

  • にゅう北八ヶ岳-硫黄岳の岩肌

    硫黄岳の岩肌

中山峠

にゅうからは中山峠を経てみどり池へと下りる行程。
岩の上から森の中へ戻り、緩やかな登りを歩いていく。
木々の合間から左手を見ると稲子岳が間近に見え、ときどき天狗岳を見ることができた。
厚い樹林帯のために登山道上では意識することが少ないのの、登山道と稲子岳の間は深い谷になっており、特に登山道側は切れ落ちたような崖だった。

見えないけれど左が崖っていうのは意外と危ない

  • にゅう北八ヶ岳-にゅうから中山峠へ

    にゅうから中山峠へ

  • にゅう北八ヶ岳-木の根がいっぱい

    木の根がいっぱい

  • にゅう北八ヶ岳-岩もいっぱい

    岩もいっぱい

  • にゅう北八ヶ岳-稲子岳が間近に見える

    稲子岳が間近に見える

  • にゅう北八ヶ岳-天狗岳と硫黄岳

    天狗岳と硫黄岳

  • にゅう北八ヶ岳-登山道は平らな所も多くて左側は崖

    登山道は平らな所も多くて左側は崖

登山道は細かく登り下りを繰り返し、場所によっては一気に登るような急斜面もあった。
広がる森を見ながら中山峠への登山道が続く。
中山峠へと近づくほどに登りはなだらかになり、視界に集中ができるような行程だった。

  • にゅう北八ヶ岳-一気に登るようなところも

    一気に登るようなところも

  • にゅう北八ヶ岳-登ったら平坦

    登ったら平坦

  • にゅう北八ヶ岳-ゆるく登っていく

    ゆるく登っていく

  • にゅう北八ヶ岳-苔も生えてる

    苔も生えてる

  • にゅう北八ヶ岳-景色を楽しむには良いなだらかさ

    景色を楽しむには良いなだらかさ

  • にゅう北八ヶ岳-気持ちが良い

    気持ちが良い

  • にゅう北八ヶ岳-シャクナゲの葉が少し・・・切られてる

    シャクナゲの葉が少し・・・切られてる

  • にゅう北八ヶ岳-歩きやすい

    歩きやすい

  • にゅう北八ヶ岳-緑が綺麗

    緑が綺麗

  • にゅう北八ヶ岳-射し込む陽が明るくなってきた

    射し込む陽が明るくなってきた

にゅうから45分を過ぎたあたりで、中山と中山峠との分岐点に着いた。
右へ進めば中山を経由して高見石小屋、白駒池へと続く。
この分岐を左へと進み、木々の中に敷かれた木道を歩いて行く。

楽でイイ

  • にゅう北八ヶ岳-左が中山峠で右は中山

    左が中山峠で右は中山

  • にゅう北八ヶ岳-中山峠方面には木道

    中山峠方面には木道

  • にゅう北八ヶ岳-展望台

    展望台

  • にゅう北八ヶ岳-稲子岳

    稲子岳

  • にゅう北八ヶ岳-東天狗

    東天狗

  • にゅう北八ヶ岳-硫黄岳

    硫黄岳

左側に見える眺めの良さと、垣間見える硫黄岳や森の眺めを楽しみながら中山峠へ。
途中、木々が開けた展望台で立ち止まり、間近に見える天狗岳と硫黄岳を改めて楽しんだ。

  • にゅう北八ヶ岳-中山峠に着いた

    中山峠に着いた

中山峠からみどり池へ

にゅうから1時間ほど進んで、中山峠へと到着した。
そのまま進むと天狗岳。
右手側には黒百合平があり、黒百合ヒュッテが建っている。
今回は中山峠からみどり池へと下り、稲子湯へ戻っていく。

下りるぞ

  • にゅう北八ヶ岳-中山峠は黒百合平と天狗岳との分岐点

    中山峠は黒百合平と天狗岳との分岐点

  • にゅう北八ヶ岳-みどり池方面へ下りる

    みどり池方面へ下りる

  • にゅう北八ヶ岳-けっこうな急斜面を九十九折りに下りる

    けっこうな急斜面を九十九折りに下りる

  • にゅう北八ヶ岳-このあたりも苔

    このあたりも苔

中山峠直下は鎖の張られた急な下り坂になっている。
九十九折りに急斜面を下りて行く登山道が続き、上からその様子を見ると険しさが際立って見えるようだった。
急な坂を下りる際に誤って石を落としてしまわないように注意をしながら下へ下へと歩いていき、急斜面が終わると平坦な森の中を歩くように変わった。

時間が経ったし、明るすぎるかなっていうのもちょっと思った

このあたりでも苔は多く、ところどころで足を停めて苔が生している様子を眺める。
眺望がない分、手元や足元の眺めは楽しく、北八ヶ岳エリアへ来てこその楽しみだった。

  • にゅう北八ヶ岳-けっこうな勢いで標高を下げていく

    けっこうな勢いで標高を下げていく

  • にゅう北八ヶ岳-平坦になった

    平坦になった

  • にゅう北八ヶ岳-稲子岳を登ってきたという凄そうな人たちの後ろを歩く

    稲子岳を登ってきたという凄そうな人たちの後ろを歩く

  • にゅう北八ヶ岳-木が開けて空が見えるところもあった

    木が開けて空が見えるところもあった

にゅうから1時間45分ほどで、本沢温泉との分岐に着いた。
ほぼ傾斜の無い平坦で広い登山道に変わり、散歩のような気軽さのある雰囲気だった。

あの激坂を下りるのは嫌なのだけど、平らな森は好き

  • にゅう北八ヶ岳-本沢温泉への分岐点

    本沢温泉への分岐点

  • にゅう北八ヶ岳-みどり池に着いた

    みどり池に着いた

  • にゅう北八ヶ岳-みどり池の畔にはしらびそ小屋

    みどり池の畔にはしらびそ小屋

この雰囲気の中を5分ほど歩くと、みどり池に到着した。
池の水は比較的少なく、水面が天狗岳の方へ引いているよう。
池の畔にはしらびそ小屋があり、落ち着いた雰囲気を醸していた。

なかなかここに立ち寄るチャンスが無い

  • にゅう北八ヶ岳-みどり池越しに天狗岳が見える

    みどり池越しに天狗岳が見える

  • にゅう北八ヶ岳-稲子湯へ下りる

    稲子湯へ下りる

  • にゅう北八ヶ岳-陽が眩しい時間になった

    陽が眩しい時間になった

  • にゅう北八ヶ岳-通行止めになっている旧道との分岐点

    通行止めになっている旧道との分岐点

  • にゅう北八ヶ岳-こんな看板は多かった

    こんな看板は多かった

みどり池からの下山

みどり池から標高を下げていくと、北八ヶ岳の苔の緑というよりは、落葉松の新緑といった森だった。
鮮やかなイエローグリーンで視界が覆われ、あちこちで鳥の鳴き声が大きく聞こえる。
特に見たいものもなく、登山道に沿って歩みを進めていく。
40分ほど下りたところで、林道へ戻ってくることができた。

何度目かのこの登山道は慣れた感じ

  • にゅう北八ヶ岳-歩きやすい林道のような登山道

    歩きやすい林道のような登山道

  • にゅう北八ヶ岳-本物の林道に出た

    本物の林道に出た

稲子湯へと続く林道はシャクナゲ尾根や白樺尾根ともつながり、この林道の位置を分かっていれば、道に迷うことも無く稲子湯へ戻れるという安心感がある。
林道を歩くとすぐにショートカットをするように森の中へ入り、登山口へ近づいていく。
鮮やかな緑と、シダ植物が茂った景色が広がり、登りのシャクナゲ尾根とはまた違った明るい雰囲気だった。

もう初夏だねって言いたくなる

  • にゅう北八ヶ岳-砂利の林道を稲子湯へ

    砂利の林道を稲子湯へ

  • にゅう北八ヶ岳-ショートカット

    ショートカット

  • にゅう北八ヶ岳-ゲートへ戻ってきた

    ゲートへ戻ってきた

にゅうから2時間43分、稲子湯の駐車スペースに到着した。
朝にはいっぱいだった車も何台か減り、混み合った雰囲気は無くなっていた。

目当てだったシャクナゲの花を見ることのできなかったシャクナゲ尾根。
6月上旬だと思い込んでいた時季を外したが分かり、また来なければならないのかと。

正直なところ、また来るのはちょっと気が進まない

下山後に立ち寄った温泉

稲子湯旅館

八ヶ岳の東側、稲子湯にある温泉旅館。日帰り温泉の入浴が可能で、入口で入湯料を払って建物内部の内湯に入ることができる。
二酸化炭素を多く含んだ泉質で、動脈硬化や高血圧などのほかに疲労回復に効果があるとされている。

とても雰囲気の良い旅館でした。入口で入湯料を払って建物の奥に進むと温泉があります。
浴室は内湯だけで、6人ほどが入ったらいっぱいになりそうな広さです。少し温度が高めに感じるお湯で掛け流しだそうです。
お湯が注ぎ込むところにコップもありました。
鉄のような温泉の香りがとても心地良く、八ヶ岳に登ったらここに立ち寄りたいと思うほどの満足でした。

にゅう・北八ヶ岳の登山記事

周辺の山

同じ時季に登った山