奥ダボスから根子岳へ
9時頃、奥ダボススキー場のゲレンデ駐車場に車を停め、リフト乗り場からゲレンデを登る。
ゲレンデが整備されているとはいっても、ツボ足では足が取られることもあるのと整備された場所だからこそのスノーシュー。
ゲレンデをリフトに沿って30分ほどスノーシューの爪を立てて登る。
スノーキャットと名付けられた雪上車が待ち受けるリフト降り場へ到着。
リフトを過ぎてさらに登る
スキー客はここから「スノーキャット」という雪上車でさらに上へと登っていける。
右側には根子岳がだんだんと近くなり、振り向けば雲の合間に北アルプスが見え隠れ。
湯気を上げている浅間山や八ヶ岳もよく見える。
足元はサラサラの雪が締まった状態で、スノーシューに乗る雪も重くないので歩きやすい。
いよいよ樹氷に囲まれる
スタートから2時間を過ぎると景色が少し変わり、樹氷らしいものがいくつも見えるようになった。
今年は年内に降る雪が少なかったためか、大きく成長はしていないけれどまさしく樹氷。
だんだんと風も冷たくなってきたので、休むときには木の影に入って静かにしている。
少しコースを外れると、笹の上に積もったフカフカ状態の雪。
膝まで埋まる。
根子岳に到着
ルートの左側には小根子岳。
樹氷の中へ割って入って根子岳を目指す。
スタートから2時間50分。
山頂に到着。
富士山がうっすら見える。
隣の四阿山の木々が真っ白で綺麗。
そして、浅間が大きい。
根子岳山頂からの眺め
山頂は風も吹いていて寒いため早々に下山。指先が悴んで冷たく痛い。
下山にはソリで。
ルートは広く、雪も踏みしめられているため滑るのにはちょうど良い。
スキーやスノーボードを担いで登ってくる人もいるので、すれ違うときには注意。
スノーシューを履いたままでは、足を上げて滑る必要があるので、太股が痙りそうになったり、傾斜が緩くなってソリが止まってしまったりと、悪戦苦闘しながら下山には1時間40分ほどで下山を完了した。