2024の夏山を振り返る
山へ行く機会の少なくなった2024年ですが、夏は2000mを越える山へ行きました。
距離も高低差も例年以上に少ないですが。
それなりに思い出に残った山です。
昨年の梅雨入り宣言の早さが思い出された初夏。
特別、早くも遅くもない時期に雨がやってきました。
本格的な夏山は梅雨明けからの短い期間、その前に花の季節がやってきます。
8月に入ってからは、連日猛烈な暑さが続きました。
2024年の夏山登山では、やはりこの山が一番印象に残っています。
日本百名山のひとつに数えられている霧ヶ峰ですが、山域全体が観光地のように整備され、特別な登山装備が無くても歩ける場所が多くあります。
そのおかげで気軽に山歩きをし、景色や自然を楽しむ人が多いのですが、エリアの全体を意識して歩く人は少ないと思います。
この日は霧ヶ峰の北端ともいえる和田峠からのスタートでした。
鷲ヶ峰を越えて最高峰の車山まで。
まるっと一周するコースではありませんでしたが、主要な峰のいくつかを超えての周回になりました。
そういえば2018年以来の北アルプスでした。
穂高岳連峰は、以前は「年に一度はどこかの峰に登りたい」と思っていました。
だんだんと行きたい山が変わり、限りある時間のなかでチャンスに恵まれない年も増え、北アルプスへ行かなくても登山を楽しめることも増えました。
そのなかで「たまには」と思ったのが西穂高岳でした。
日帰りなら新穂高からロープウェイを使っての登山が一般的なコースだと思いますが、この日は夏山シーズン前のメンテナンス中で終日運航休止。
上高地側からのピストンでした。