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行って良かった山 2014下半期 2015年の下半期は、アルプスや二百名山へ登ることが多かった印象です。7月の槍ヶ岳から8月には前穂高岳。秋を迎えてからは浅間隠山や鳥甲山などなど。中央アルプスにも足を伸ばしました。
いろいろな山へ登ってみて感じたのは、人がよく登る山の安心感と、あまり人と出会わない山の良さや不安でした。人が多くても少なくても山に触れることができるのは幸せなことですが、振り返ってみると懐かしくもあり、また行きたいと思う山が多かったです。

登って良かった山2015下半期ベスト5

空木岳

空木岳 池山尾根
中央アルプスの中央にあるハイマツと花崗岩の山頂を持つ山です。山頂が見えてからの景色がとても良く、一度登りたいと思っていました。ただ距離と高低差がそれなりにあるのと、山頂付近に無人小屋があるだけなので敬遠していましたが、秋の雨の合間を縫って日帰りしました。山頂でまた来ようと思った山です。

荒沢岳

荒沢岳 銀山平
鎖天国と聞き、八海山の屏風道を登ったらここも登っておかなくてはと思い向かいました。噂に違わない鎖場の連続で高度感もあり、緊張感のある山でした。周りを山に囲まれて地味な印象もあったのですが、登り甲斐のある楽しい登山になりました。

前穂高岳 重太郎新道
穂高岳には思い入れがあり、日帰りで登ろうと考えていました。前穂高岳なら重太郎新道で十分に可能だと考え、早めのスタートで登りました。山頂に近づくにつれて奥穂まで行こうかなという気持ちが湧き、紀美子平で壁のように高い姿を見て大人しく前穂高岳にしました。山頂ではガスに覆われてしまいましたが、時々見える景色に感動しました。重太郎新道は好きなルートのひとつです。

槍ヶ岳 新穂高
山に登る人ならば誰もが憧れるというようなことを言われる槍ヶ岳。個人的にはそこまでの思い入れはなかったのですが、この山も登っておかなければならない山のひとつだと思っていました。新穂高からのルートは上高地から登るのに比べて距離も短く、高低差もそれなりです。最後の飛騨沢の急登が大変なくらいで、穂高岳の姿を見ながら楽しく歩けました。

北岳 広河原大樺沢
11月上旬、芦安からの林道バスの本数が少なく、朝5時半までに準備を整えておく必要がありました。北岳に日帰りをするには、どうしてもその時間帯に出発したくて、北岳に登ることよりもバスに間に合わせることが大変だった印象です。でも標高を上げるにつれて雄大な景色が見えてくると、がんばって登って良かったと思いました。

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