登山は、ひとりで楽しむのも、パーティやツアーで楽しむのもアリだと思います。
仲間は大勢いた方が楽しい場面もありますし、ひとりだからこそ静かに楽しめる場面もあります。
どっちが良いともいえませんが、登山百景では記事の8割以上がひとりでの登山、ソロになります。
ひとりだからこそ歩けるコース、歩けるペース、見たい景色で足を留めることができ、そんな時間も気に入っているので、ひとりで出かけることには何の躊躇いもないのですが、仲間と行くことで知らなかったものを見つけることができました。

ひとりじゃ行かなかったところへ行ける

興味はあるけど・・・ひとりじゃなかなか・・・というところでも仲間がいると、出かけることができることもあります。
特にハードな山行や、遠くの山々は、仲間がいると心強いです。

遠くの山へ

1月の安達太良山は、おそらくひとりで行くことは無かったと思います。
この登山にお付き合いして頂いたのは、REDSUGARさんと、みやっちさん。

安達太良山
1月の安達太良山

上信越エリアを主戦場にしているので、東北まではなかなか足が伸びないところです。

上信越エリアの難点といえるのが、身近に山が多いこと。
東北には良い山が多いことは知っていますが、そこまで出かける時間があれば、別の山に登れてしまうので、あえて遠征をしなくて良いと思えてしまいます。
ただ興味が無いわけではなく、出かけるキッカケがないので、お誘い頂けたことで知らない山を知ることができました。

乗鞍岳
3月の乗鞍岳

真っ白に雪をまとった北アルプスには興味が尽きることがありません。
ただ、登るには気象条件に加えて、そもそもの体力や技術が伴わなければならず、ひとりで行こうという気持ちにもなりませんでした。
そこでREDSUGARさんからお声がけを頂き、登ったのが残雪期ともいえる3月。
運良く厳しい条件にもならず、念願叶って白い北アルプスを楽しむことができました。

要注意箇所や危険箇所を前もって知ることができる

登山前に、登山道の様子や最近の状況を知っておくのはとても大事なことです。
ひとりでも地図を使い、インターネットで検索をして情報を得ることができますが、やはり現地を歩いたことがあるというのは、これ以上の知識になります。
自分の興味のある山へ、一度、歩いたことがある人と一緒に出かけるのもアリです。

たとえば絶好の眺望がある場所、カメラや休憩ポイント、気をつけた方が良い所や、この先の登山道の様子など、現地を歩きながら話して心構えを作っていけます。

難易度の高い山へ

戸隠の西岳は、難度の高い戸隠連峰の中でも破線ルートとして特に難易度が高いことで知られます。
登山道の狭さ・高さ、行程の長さなど、ソロで初めて足を踏み入れるには躊躇します。
この登山にお付き合いをして頂いたのは、神林さん。

戸隠西岳
戸隠連峰の破線ルート

百名山の高妻山や、とても有名な戸隠山などから眺めても、西岳をはじめとする戸隠連峰西部は迫力があり、存在感も強い山です。
一度あの先へと歩いてみたいと思っていたのですが、やはり初めてにはハードルが高いと感じていました。
このルートを何度も歩いて知り尽くしている人、自分の体力やペースを知っている人となら、少し難易度が高くても楽しめるはず。
そうやって歩いたのが西岳でした。

山にいる自分を撮ってもらえる

仲間と歩く魅力は、なんといっても写真を撮ってもらえることではないでしょうか。
SNSで写真をシェアしている人も多いですし、自分だけで楽しむとしても、山と一体になっている姿は思い出が蘇るようです。

ひとりでの登山だと、三脚を立てるか、手を伸ばして自撮りするか。
タイミングの難しさや、撮れる範囲に限界があります。
仲間と一緒なら、そんな難しさもなく、自然な姿が写真に残せます。
カメラや写真なんて必要無いと思う方もいらっしゃるとは思いますが、自分自身の撮影はひとりではできないことのひとつです。

登山の本編では書かなかった話

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