「登山に行くぞ」という気持ちとスケジュールが一致したときは、なかなか天候に恵まれない2016年です。
絶好調に景色が良い雪山も、新緑のキレイな春山も、なんだか不完全燃焼な気持ちのまま半年が過ぎました。それでも掲載した山行を数えると、昨年や一昨年と変わらないくらいに登っているのだなと思います。
ということは・・・登りたい山へ登ることができていないのかなと考えながら、各地へ足を伸ばした上半期でした。
6月が過ぎたところで、毎回恒例の上半期の振り返り。
印象に残っている山をまとめてみました。
もしかしたらもう一度登るかもしれない・・・きっと登りたくなるだろうなと思う山です。
薬師岳 登山
(6月)
天狗岳 登山(1月)
八ヶ岳は抜群に安定感があります。とくに冬に登るのなら北八ヶ岳南端の天狗岳。東天狗直下の急登や、強風は雪山に慣れていないと不安ですが、山頂から見る南八ヶ岳への眺望、なだらかに広がる北八ヶ岳。周囲を巻くように見える北アルプスの稜線などなど。八ヶ岳なら天狗岳は欠かせない山のひとつだと思います。
様々な登山道が楽しめるのも特長で、このときは八ヶ岳を東側から登る稲子湯からのスタートでした。
行かなきゃ良かったなと思う山もありました
低山に行く機会も増えたので、2度山頂を楽しむ登山も始めました。
名付けて「おかわり登山」
大河ドラマで賑わっている岩櫃山へ。登山者も多かったです。
1000mに満たない山で、高低差は少ないですが、山頂は小高い岩の上で急な勾配の岩壁を登ります。滑落事故も起きているので注意が必要な山です。とくに密岩通りは、短いですがナイフリッジも通過します。
「日本百名山の中で最も低い山」。であれば2度登ろうと思ってのスタートでした。主要な登山道はこちらの2本だと思います。
そう時間の掛かる山では無かったためか、登下山ですれ違うことも多く、他の登山者の方と会話も楽しめました。
擦れ違いざまに「さっき追い越したよね?」と不思議な顔をされるのが楽しいと感じてしまった山です。
男体山や大山も時間的には「おかわり」ができたので、また登る機会があれば、自分の体力と気力にチャレンジしたいと思います。
春まで雪に覆われる上半期に比べ、下半期は雪の装備が必要無く山に登れる期間が長くなります。それだけに幅広い山に登ることができるのですが、2016年は少しお休みをしたいと考えています。
見て見たい山や登りたい山はたくさんあるのですが、好きなことだけを見て生活ができないのが、どんな方でもあると思います。
もし下半期もまとめられるほど山へ登ることができるのであれば、年末か年始に振り返ってみたいと思います。