2013年に登った山、7月から12月の幾つかをの山を振り返りました。
豊かな緑の7月、暑さが最高に達する8月から華やかな秋を経て雪が降り始める12月。山の景色が激しく変わる中で、それぞれの山の特徴的な様子を楽しんで歩くことができました。
今年登った山。
印象に残ったルートを順番に並べてみました。
五竜岳 唐松岳ルート
白馬の峰々は見上げることはあっても、登ることはありませんでした。
北アルプス南部の山は少しずつ名前や形を覚えているのに、長野県内各地から見える白馬は縁も無ければ興味も薄い。そんな気持ちを変えることが出来た登山です。
八方尾根からゴンドラで登れる気軽さと、唐松岳からのスリルのあるルートは魅力的です。
穂高岳 重太郎新道
やはり一度は登りたいのが北アルプス穂高岳連峰。
四季を通じて美しい景色が見られますが、紅葉の最盛期は息を呑むような絶景が楽しめます。それと引換に訪れる登山者の多さにも驚きます。
涸沢からザイテングラードを通るルートは多くの人が通りますが、重太郎新道は急登の岩場が続くこともあり、登山者は少なめでした。
甲斐駒ヶ岳 双児山ルート
真っ白な山容が美しい山で、空の青い季節に訪れたい山です。山梨から見上げた美しさと、山頂に近づいた迫力のある白さ、暑い季節でも白く輝く様子が美しいです。山頂付近の丸みを帯びた岩にも目を惹かれます。
北沢峠からなら十分に日帰りが可能です。
蓼科山 七合目登山口
蓼科山は登りやすく、周囲を見渡す景色が良い山です。個人的に冬の景色が好きで、複数のルートを楽しみながら上るようにしています。蓼科高原の車道は雪が深いので、登山口の駐車場までは注意が必要ですが、ふかふかに積もった雪と滑る急登に苦労しながら、風の強い山頂に到達するのは、冬の厳しさに触れることが出来たような気持ちになります。
大天井岳 表銀座コース
燕岳から槍ヶ岳を眺めながら大天井岳まで。長い長い尾根歩きは天候に恵まれれば、とても贅沢なルートです。コマクサをはじめとした花も見られ、若干のアップダウンをしながら大天井岳手前では、グッと坂道を登ります。
松本平を見下ろし、常念岳や穂高岳、槍ヶ岳などの景色を楽しんで歩くことが出来ました。