2017年に登った山の振り返り 評価の高かった登山記事10個をまとめました

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常念岳 蝶ヶ岳縦走
常念岳 蝶ヶ岳縦走

残雪期の常念岳へ。
三股から前常念へ登って常念岳、蝶槍を経て蝶ヶ岳へと縦走しました。
日帰りの行程としてはアップダウンが大きく、距離も長く大変だったのですが、春霞の中で穂高岳連峰を存分に楽しめました。
この日、持った水の量が足りなかった失敗は、良い思い出になりました。

2017年に登った山の振り返り

2017年はアルプスから里山まで幅広く山に登った年でした。
8月までの積極的に登るシーズンと、9月以降の落ち着いたシーズンと登る頻度は大きく変わりましたが、その中でも信州百名山に多く登ることができたことに満足をしています。
日本百名山やアルプスも良いですが、気軽に登ることのできる山へ、信州百名山と言われるからには何か見どころがあるはず。
そんな思いで登った下半期の山は素晴らしかったです。
また登るシーズンや山で見るべき景色を意識できたのも今年の発見です。

2017は例年以上に頂きに立つことができ、とても幸運な年でした。

巻機山(7月)
魚沼の山ですが、奥深いイメージがあって行ったことがありませんでした。
登山口のキャンプ場に着いたのは6時ごろ。
想像以上の車に驚きながら井戸尾根からのピストンでした。
まるで山頂のように見える9合目のニセ巻機山に騙されながら、最高地点を見落として通り過ぎながら、広がる景色を楽しみました。
雨飾山(7月)
雨の多い印象だった夏。
ちょっと晴れ間が出そうだということで迷いながら行き先に決めたのは雨飾山。
出足が遅かったので、スタートも遅くなりましたが、なんとか雨に打たれることなく登りました。
思っていた以上に花があり、最盛期に来たら綺麗なんだろうと、また来ようと思いました。
笠岳(9月)
登山へ行く回数が落ち着いた秋。
少し歩きたいと思って向かった先は志賀高原の笠岳でした。
最寄りの駐車場からは30分ほどで登れてしまうお手軽登山ですが、山頂からの眺めは最高で、秋晴れの美しい景色が堪能できました。
トレランのイベントをしている最中だったので、思いがけず賑やかでした。
唐松岳(2月)
硫黄岳に続いてREDSUGAR氏と同行でした。
想像していたほどの雪も無く、とても歩きやすい状態が山頂まで続きました。
夏と同じ時間で歩けたのではないかというくらい。
山頂へ向かうまでに見えている白馬三山も五竜岳も山頂から見る景色も、何もかもが美しい冬の唐松岳でした。
石鎚山(4月)
初めての四国の山でした。
西日本最高峰ということと、信仰を集めている山、鋭い山頂部の存在感などなど、登りたいという魅力がいっぱいな山でした。
ロープウェイを使って登りましたが、山頂付近の山小屋で一泊しても良さそうなので、下から歩くのも楽しそうです。
紅葉や冬でも美しい景色が楽しめるので、季節を変えて訪れたい山でした。
常念岳 蝶ヶ岳(5月)
三股から常念岳へ登り、蝶ヶ岳への日帰り縦走でした。
とても登り甲斐のある三股からの前常念と、前常念から山頂への長い稜線は気持ちが良かったです。
常念岳山頂で水を忘れていることに気が付いて、計画通りに縦走するか下山するか迷いつつ、結局縦走をして辛かったのが思い出です。
高妻山(4月)
まだ雪深い戸隠連峰の最高峰へ。
鋭く尖った高妻山は街から眺めても存在感があり、登りたいという欲求に刈られる山です。
天候に恵まれ、雪もほどよく締まっていたため歩きやすい状況でした。
山頂からは期待していた長野と新潟との県境の山々がよく見えました。
笠ヶ岳(8月)
北アルプスの中でどこから見ても分かるくらいの存在感のある山ですが、なかなか足が向かず、ようやく登ることができました。
笠新道は急登が長く続くという事前情報で早めの時間を心がけましたが、新穂高で災害の交通規制もあり、登山開始は6時頃ごろ。
覚悟をしていた笠新道は杓子平から稜線と、平坦に見える稜線が意外と長いことがタイヘンでした。
そして登山口では快晴だった山頂部分が、稜線に着く直前に雲に覆われてしまったのが残念でした。
また行きたい山です。
谷川岳(6月)
6月の谷川岳はまだ雪が残っていました。
肩ノ小屋手前に残っていた雪渓が核心部で、足を滑らせたらどこまで落ちていくのだろうかと思いながら、登り切ったときに気持ち良さは印象深いです。
山頂付近には雲が多く眺望が良かったとは言えませんが、登りやすく楽しめました。
ただ谷川岳へ行くとかなりの確率でお昼ご飯をどうするのが正しいのか困ってしまい彷徨うことがあります。
この日も下山して温泉してからウロウロとして、結局お昼にありついたのは4時ごろでした。。。
西穂独標(10月)
朝早く目が覚めて何気なくライブカメラを見たら、五千尺ホテルから穂高岳が美しく見えました。
晴れることも分かっていて特に予定も無かったため、慌てて用意をして向かったのは上高地でした。
登山の頻度が低くなっていたので、どこまで歩けるのか分からないと思いつつ、田代池から西穂へと向かいました。
昼前に独標に着きましたが、午後からは雨が降りやすい予報だったことと風が強かったこともあり、久しぶりの太ももをさすりながら下山しました。
上高地から登って新穂高へ下りるというのを一度やってみたかったので、それができたのも満足感が大きかったです。

こうやって振り返ってみると、今年も単独行が多かった印象です。。
この10記事だけでも8回が単独。
1年を通しては32/46回でした。。。そんなに多くもないのかも。

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