2014年の登山シーズンは長い距離を歩くことが多かったという印象があります。何度か登った山を改めて登ったり、テントでユックリと過ごしたりと山を楽しみました。思い返してみれば北アルプスへ行くことも多かったと思います。そして街から眺めていた山へ登りたいという気持ちを持った期間でした。
白馬三山縦走 猿倉大雪渓ルート
長野市などの長野県内北部から眺められる山のひとつとして白馬三山があります。
八方池からの眺めはあまりに有名ですが、市街地から見える姿は馴染み深いものがあります。雪渓を過ぎて白馬岳から眺める稜線や、白馬槍ヶ岳から振り返る白馬岳は雄大でした。立山連峰もとても綺麗でした。
野口五郎岳 裏銀座ルート
裏銀座へ足を踏み入れるのは初めてですが、烏帽子小屋までは噂に聞く長い急登でした。
稜線に出てからの眺めは絶景でひとことでは言い表せないほど。とくに野口五郎岳からの景色は最高でした。ここまで登ってきたら次はこの先へという気持ちになりました。
西穂高岳 西穂高口
難易度の高い岩稜ですが、ロープウェイを使うことで日帰りも可能なのでチャレンジしました。
往復の距離や高低差はさほどありませんが、やはり狭い稜線は迫力がありました。難易度が高いことを分かって事前の下調べと準備ができ、無理をせずに歩くことができれば登頂は難しくないと感じました。
山頂を目指しながら眺める笠ヶ岳や、振り返ると見える乗鞍・焼岳、山頂から見える前穂高岳から吊り尾根、奥穂高岳は大迫力でした。
鹿島槍ヶ岳 赤岩尾根ルート
いろいろな登山道がある中で、馴染みのある大橋から入りました。
登った季節は5月。山頂近くにはまだまだ雪が多く残り、真冬の装備までは必要無くても、しっかりとした滑り止めは必要かもしれません。
またルートが雪に隠れている上に、藪が姿を出しているので歩くコースにも注意です。
南八ヶ岳縦走 観音平登山口
長いルートを歩きたいという気持ちでチャレンジした南八ヶ岳の日帰り縦走。
距離以上にアップダウンのキツいルートでした。序盤の権現岳、横岳への緩やかな登り坂などは大変でした。時間と距離と体力と相談しながら予定通りに日帰りしたことは達成感がありました。
とはいえ、大変な思いをしましたので次回はゆっくり登ろうと思いました。