雨の日の登山 雨でも登れる山は?

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「登山に出かけた先で雨に遭う」こともよくあることです。

雨は視界が悪くなるばかりか、足元は滑りやすく、普段は何でも無いところでも転倒や滑落の危険性が高くなります。
とくに濡れた木は想像以上に滑ることがあります。登山道に張られた木の根を踏まないように注意が必要です。思いがけず滑り、転倒の原因になります。できる限り、土の露出した安全な部分を歩くように心がけましょう。

雨の日に登った山

雨具は必ず携行

また、カッパなどの雨具を身につけることで、いつもの登山よりも身動きが取りづらくなることもありますし、フードで視覚や聴覚も遮られます。
とくに地盤が緩み落石が起こる可能性が考えられます。いつもは聞こえる音も、フードを叩く雨の音や、フードが擦れる音で聴覚はかなり遮られていることもあります。危険性のある斜面では目で上部を確認し、落石が起こるかどうかを確認しましょう。

沢越えに注意

時に越えることのある沢は、雨の日は水かさが増えています。一度通り過ぎた場所でも、いつもとは違う沢になっていることも。乾いているとき以上の注意を払って沢を渡ります。
石も滑りやすくなっているので、決して飛び越えることはせずに歩いて渡ります。例え靴を水に浸けて濡らすことがあっても、石の上に飛び乗ることや飛び越えることは避けて下さい。
また、雨の様子によっては沢の状況も刻々と変わりますので、いったん渡れたとしても戻ることが出来ないこともあるので注意が必要です。

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